20221228:幻想? 妄想? ”第二帝国” [雑感]
二週間ほど前のこれには驚きました:
ドイツで国家転覆を計画
-ネットの陰謀論、極右共鳴
-25人逮捕、さらに拡大も
(日経紙:2022年12月13日付け朝刊総合2紙面)
この国では極右政党とされている
"ドイツのための選択肢"
(AfD:Altenative fuer Deutschland)
が選挙の毎に勢力を伸ばしているし、同様の傾向はフランスでも顕著で、無視出来ない勢力とされている。 キーの一つは "反移民/反難民" だ。
冒頭のを "クーデーター" と言って良いのかどうか解らないけど、陰謀の主犯は二名いて、旧東独地方の "貴族の末裔" とドイツ連邦軍 "元中佐" との事だ。前者の方はハインリッヒ13世と自称しているそうだ。 英国流に言えばヘンリ-13世、フランス流に言えばアンリ13世って事で、ホントならこれ程永く血をつなげるとは "末裔" と言うに相応しいとも言える。
一連の逮捕者は、移民/難民受け入れを拒否し、特定人種差別を謳う "ドイツ至上主義者" や "ネオナチ主義者" が中心で、AfD元議員にして "現職裁判官" も加わっていたと言うから、これは深刻だ。
彼等彼女等の狙いは鉄血宰相と称されたビスマルクが打ち立てた "第一帝国" を継ぐ "第二帝国" の建国だという。 プロイセン国家をイメージしているのか・・・おっそろしいなぁ。
この記事とかドイツ国内新聞のネットニュースを覗いて想い浮かべるのはF.フォーサイスの小説 "戦争の犬たち" どころではない企てが大真面目に考えられていた事だ。
"事実は小説より奇なり" とは言うけどねぇ・・・
こんなニュースが報道されると
よしっ。今度は俺が・・・
なんて言うのが現れるかも・・・そう想うと "ゾッと" してしまいます。
そう言えば・・・:
G13シリーズの中でナチス残党による
沸騰! 第四帝国
ってのがあったなぁ・・・こいつは面白かった。 作者が脂がのりきった時期の最大傑作の一編だと想っています。
ドイツで国家転覆を計画
-ネットの陰謀論、極右共鳴
-25人逮捕、さらに拡大も
(日経紙:2022年12月13日付け朝刊総合2紙面)
この国では極右政党とされている
"ドイツのための選択肢"
(AfD:Altenative fuer Deutschland)
が選挙の毎に勢力を伸ばしているし、同様の傾向はフランスでも顕著で、無視出来ない勢力とされている。 キーの一つは "反移民/反難民" だ。
冒頭のを "クーデーター" と言って良いのかどうか解らないけど、陰謀の主犯は二名いて、旧東独地方の "貴族の末裔" とドイツ連邦軍 "元中佐" との事だ。前者の方はハインリッヒ13世と自称しているそうだ。 英国流に言えばヘンリ-13世、フランス流に言えばアンリ13世って事で、ホントならこれ程永く血をつなげるとは "末裔" と言うに相応しいとも言える。
一連の逮捕者は、移民/難民受け入れを拒否し、特定人種差別を謳う "ドイツ至上主義者" や "ネオナチ主義者" が中心で、AfD元議員にして "現職裁判官" も加わっていたと言うから、これは深刻だ。
彼等彼女等の狙いは鉄血宰相と称されたビスマルクが打ち立てた "第一帝国" を継ぐ "第二帝国" の建国だという。 プロイセン国家をイメージしているのか・・・おっそろしいなぁ。
この記事とかドイツ国内新聞のネットニュースを覗いて想い浮かべるのはF.フォーサイスの小説 "戦争の犬たち" どころではない企てが大真面目に考えられていた事だ。
"事実は小説より奇なり" とは言うけどねぇ・・・
こんなニュースが報道されると
よしっ。今度は俺が・・・
なんて言うのが現れるかも・・・そう想うと "ゾッと" してしまいます。
そう言えば・・・:
G13シリーズの中でナチス残党による
沸騰! 第四帝国
ってのがあったなぁ・・・こいつは面白かった。 作者が脂がのりきった時期の最大傑作の一編だと想っています。