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20230815:”敗戦” か ”終戦” か(8月15日) [雑感]

 今では、今日を "終戦の日" と呼ぶ人が圧倒的に多いし、報道機関も専らこの用語を統一的に使っている。 我が家にある今年のカレンダー全てでも "終戦記念日" とある。

 もう戦争はこれっきり・・・との想いが込められているのだろうが、老生が小学生/中学生辺り迄は "敗戦の日" と言う人が結構いた。 今でも "あえて" "敗戦" と言う人もたまに見かけるのだが、その心は?・・・って聴いてみたい想いもする。
 論点をチコッとずらすけど、我が国を先の戦争の "加害国" として糾弾し続ける国もあれば、人類史上最初の核兵器被爆国としての行動を求める人達もいるのが現実で、"今日をどう呼ぶのか"、複雑な想いもする。

 昨年2月下旬に始まった露国によるウクライナ軍事侵略は、力による現状変更、即ち核兵器保有国が "脅し" をかけて理不尽な戦争を仕掛ける事のバリアが "一挙に低くなった" 現実を見せつけている。
 そんな中で、昨年の米国下院議長の台湾訪問に端を発した中国軍による台湾包囲 "軍事作戦" は、きっかけ次第で瞬時に "侵略" へと切り変える戦略ではないか・・・とさえ想った程で、所謂 "台湾有事は間近" ・・・そう感じずにはいられない。 "KY" なのか、最近では我が国政府ナンバー2が訪台している( "KY" = "危険予知" )。

 とすれば、戦略に長けた中国は "むしろ"
   これ等の訪台を満を持して望んでいた

に違いない・・・そう想うと、殊更に
今日は本当の 「終戦の日」

であって欲しい。
 台湾有事の時、我が国が第三国として傍観を決め込む事は出来まいから・・・との想いは昨年の比では無い。

PS:
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