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20231005:ついにやって来た ”AI-失業” [雑感]

 大方の予想に反して早くも米国ではAIが雇用を奪う "AI-失業" が現実となってきている・・・って衝撃的な記事だった:
   「AI 失業」 米で現実に
    - 1~8月、事務など4000人削減
    - IBMは配置転換加速
   (日経紙:2023年9月24日付け朝刊)

 記事によれば、通信大手 "TモバイルUS" はAIで代替できる事務部門の雇用削減に踏み切り、従業員の一時解雇を始めたそうだ。
 同社は
   テクノロジーの進歩についていかなければならない。
   会社が成功している間に 「次の章」 を描かねば・・・

としている。 つまりは、"先手必勝" って訳か。
 雇用削減対象となるのは、経理や人事等の業務に関わる従業員が主で、一方、高度なスキルが必要な知識労働雇用機会は増える見通しらしい。
 STEM(科学・技術・工学・数学)とか医療などの専門職は対話生成AIの活用によって生産性があがり、その結果として作業量が増えるとの見方だ。
 この流れはEUへ向かい、次いで我が国へも・・・と考えると、今のZ-世代の中から飛び抜けた人材が現れない限り先の見通しが立たない会社が続出する・・・とは窺い過ぎか。
 すでにそう言う時代だとすると、世の流れは極めて速い。 のんびりとエッフェル塔観光している議員先生方に政治は任されまい。

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