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20231130:任命責任 [雑感]

 内閣改造する度に過去の不祥事がバレて辞任に追い込まれる新高官が出た時、総理大臣はどの様な "任命責任" を取ってきたのか、対話生成AIに聴いてみた:
  Q:日本の歴代総理大臣の中で、
   自らが任命した大臣等が不祥事を起こした時に
   任命責任を取った方はいますか?

 この質問に対して "某AI" は ”はい、います。” と答え、現総理大臣に始まって、安倍晋三氏、海部俊樹氏、佐藤栄作氏、池田勇人氏、吉田茂氏等が総理大臣の時の任命責任を認めた上で "陳謝" した事例を教えてくれた。
 さすがAIだ。
 想い出させてくれたのもあったが、ホントを言うと大方は忘れていたので真偽迄は老生には解らない。
 但し、任命責任を認めたとしても、"総辞職" に至った例は多くは無く、"内閣改造"、平たく言えば "首の据え替え" を行った過ぎない。 加えて "任命責任とは"
   総理大臣が自らが任命した大臣等の不祥事について、
   "政治的責任" を負う事

を指すのであって、法律上の責任を負う訳では無いと駄目出ししていた。
 どうやらここで言う "政治的責任" とは "陳謝" の事らしい。
 因みに、総理大臣の任命責任に関わる "陳謝" とは
   "任命権者としての責任を重く受け止めている"

と述べるだけで、歴代揃って同じ文言だ。
 多分だが、総理大臣原稿担当内閣府のワープロFEPには短文登録されていて、"ちん" とでも入力すればこう出てくるんだろうな。
 "陳謝" とは、それ程に "軽い" 事の様デス。
 いくつかある大辞典には改版の時に改定(若しくは改悪)して欲しい。

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