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20170510:古いガラケーの行き先決まった! [自分の事]

 自分はガラケー愛用者ですが(*)、多くのご家庭と同じ様に、PHS時代から数えると4~5台程、家内の分を含めると7~8台程のケータイが引き出しの隅で眠っています。
   (*) 拙ブログ:”20170210:未だにガラケー”

 電池切れだし、使い方も忘れてほったらかしでいたのですが、”2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会” が
 「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト

を4月から立ち上げ、携帯電話機等の小型家電の回収を始めたとニュースで知りました。

 これ等家電に使われているプリント配線基板やディスプレーには、金・銀・銅・錫の他、レアメタルやレアアースも含まれており、天然に産出される鉱石よりも含有率が高いケースが多い(10~100倍程度)事から、大量の廃小型家電が各家庭に眠っている様子を “都市鉱山” と称しているのですが、誰が命名したのか、言い得ていて面白いですね。

 天然鉱石からは放射性同位元素も含まれている場合もあり、大量の残りかすを含めた処理処分も大変ですが、都市鉱山の場合にはこれ等を済ませた後の役立つ金属類だけを回収すれば良い事になり、コスト上の課題はあるものの、回収技術は開発されているそうです。

 この意味で日本は ”世界有数の資源大国” とか。
 日本海域の底には大量の ”メタン・ハイドレート” があり、その採掘技術も開発途上にあると伝えられています。
 資源は国力の源の一つであり、近未来の実用化を信じたいものです。

 2020年東京大会では、これら回収した小型家電から金・銀・銅を取り出して、全てのメダル5千個程を製作する事を目指しているとの事で、既に都庁では先行して回収を始めている模様が TV ニュースで報道されていました。

 ここ横浜市でもやっているに違いない。
 やっと古いガラケーの行く先を決める事が出来たというものです。