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20170927:結局、政治家って ”嘘” をつく [ただの私見]

 "底無し" とも言われた支持率低下回避を狙ったこの8月の内閣改造、"仕事内閣" と銘打って "出直すぞっ!" との意気込みで少しは回復した支持率と北朝鮮の威嚇を背景に、急遽、衆議院解散・選挙となり、更に10%消費増税による増分を教育無償化へ充てると言う。

 内外共に課題山積している筈なのに仕事は何もしていないし、消費増税を "社会保障制度拡充" と "借金返済" としたそもそもの約束も "反故"(約束を守れなかったのは変更とは言わない。"破る"と言う。言葉遣いがおかしいですよ。総理大臣殿)。

 "教育無償化" と言えば現役世代の反対は無い・・・との読みなのでしょうが、どうして、こうその場その場で取り繕った嘘(も方便)をつくのだろう
 いくら政治は生きものとは言え、これでは適わない国民は多数いるだろう・・・と言っても、今の野党じゃ・・・が大方の考えなんだろうなぁ。

 例の3人男(*) には生理的に嫌悪感を感ずるものの、今の総理大臣にはそうでもなかったのだが・・・
   (*):”20170811:安倍内閣支持率を観て”

 与党・野党を問わず政治家は、中央・地方をも関係無しに不倫はするわ、失言はするわで、加えて地方議員には政務活動費を誤魔化す犯罪者がごちゃごちゃ居るようだ。

 どうして、こうも政治・政治家は "劣化" してしまったのだろう( "TEKKAI" (**) しちゃえば何でもチャラになるからなぁ・・・)。
  (**):実は、こんな提案をしております:
     ”20170701-2:”TEKKAI” - 新たな定義と記念日(ご提案)”

 官邸の意のままに発言する蝦蟇の様な顔の大きい政治評論家がTV番組に出放題らしく、この意味では評論家の世界も同じかぁ。
 軒並み似た番組ばかり垂れ流す放送局も、免許更新は国が握っているから、適当に、それこそ "忖度" しているんだろうなぁ(これもそうとうな劣化だ)。

 政治・政治家・政府は国民そのものを反映しているとも言われるので、そうだとすればこの劣化は "有権者自身の劣化" を意味するのだろうか?

 日経紙の窺った記事(2017年8月21日)では、二世・三世とか、何とかチルドレンと呼ばれる様な "地元に密着しない候補者" が "自己信念に欠けた国民" によって、その時その時の "風任せ" で選ばれ、議員になったは良いが、"政治家としての教育を受ける機会・仕組みが無くなった" 事が "人的要因" と断定されている(但し、"自己信念に欠けた国民" は日経紙記事にあるのでは無く、自分の蛇足に過ぎません。念の為)。

 二世・三世とか、何とかチルドレンと呼ばれる議員の多くの発言に理念・信念・哲学を感じないし、だとすれば特に "チルドレン生みの親" たる小泉元総理・小沢一郎氏・阿倍現総理・小池都知事等、歴史に名を残すに違いない政治家の皆様の責任は計り知れない事にもなるのだが・・・(うぅ~ん、小池さんに限っては認めたくはなかったが、都政に専念する様な言い回しだったのに、今度は "機が熟した" とかで政党代表になっちゃったし・・・超微妙っ!。だが、官邸の意向を "忖度" した放送局や評論家のバッシングが始まるに違いない)。

 一向に減らない国の借金はこれからも増え続け、いつかはパンクするだろうし、聴いた話では2020東京五輪パラリン後が危ないかもしれないらしい。
 もしそうなれば、その時、日本は経済的には破綻・破滅だ(預貯金・株・国債社債がパァーになっちゃうからネ・・・と、株をやっている飲み友から聴いてしまっちゃったのです。笑いながらの話だったので話半分としても・・・思い切って今のうちに使っちゃおうかな?)。

 劣化した政治家が仕切る世の中を渡らなければならない現役の方達は本当に大変だ・・・と、ただただ想うばかりの高齢者であります。


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