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20180508:”鉄人” 衣笠さん逝く [故人を悼む]

 多くの方が追悼ブログされておられますが、やはり自分なりにも。
 衣笠祥雄(さちお)さん逝去。2018年4月23日。享年71歳。

 この日、少し気合いを入れたウォーキングから帰ってきたら直ぐに我がワイフ殿から 「TV見てッ!」 って。 訃報が流されていた。

 自分よりも若い方の訃報そのものが辛いのだが、"鉄人" とも言われた強健の方が病に倒れるとは・・・
 今や、特殊な進行性でさえ無ければ "がんは早いモン勝ち"、つまり "早期発見・早期治療" が一番の筈だが、そうはいかないご事情があったのか。

 自分はあの "凄まじい応援" がそもそもの苦手、それに3.11福島原発メルト・ダウンの為に関東地区が計画停電の真っ最中にプロ野球セ・リーグ開幕戦を強行しようとした "読売巨人軍への反発" が今も消えずにプロ野球への関心からは縁遠く、特段の贔屓チームもない(但し昨季日本選手権では我が横浜市の "DeNA" を応援していました)。

 が、社会人なりたての頃、製造現場研修で1~2年程を広島県最西端地区の工場勤務した事があって、"広島カープ" の事はそれなりに知らされていた。

 何せ地元の方の応援の凄さは今程ではなかったかと想うが、かり出されて球場(←下り新幹線広島駅到着直前、左側に垣間見えた古い球場)に出かけた事も何回かあった。
 帰路、一時間をかけた山陽本線下り鈍行の中でお酒の味を覚えた事も今では懐かしい。
 そう、その頃のチームは負けが圧倒的に多かったのです。

 訃報関連記事では、連続出場記録を持つカル・リプケン選手からの 「友人として誇りだった」 とのコメントが自分には秀逸だったように想えます。
 メジャー・リーガーの記録が日本プロ野球選手に破られると、いつもは "けなしのコメント" が伝わってくるのが普通だが、この場合は逆だ。
 しかもそれを越えた心情が伝わってくる様に受け取れました。
 二人とも記録更新を続けていた幕引き間近の折、"自分の記録だけ考えて出場している" との批判を受けていた筈で、互いに心の底で "そんなんじゃ無い" との "共感・共鳴" するモノがあったのでしょうか。
 ご冥福を。


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