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20200904:高齢者優先の不思議(?;新型コロナ・ワクチン) [ただの私見]

 これ迄のコロナ禍対策の "失政挽回" もあるのだろう。
 政府は、(成功するかどうか今の時点では解り様が無い) "ワクチン" の海外医薬品メーカーからの手当を急速に進めていて、早手回しにも摂取順序の議論を例の分科会で議題にあげ、医療従事者や高齢者、基礎疾患者等を優先する案の "概ね了承" を取り付けたとの報道(8月21日)だ。
 その後更に全国民へ対象者を拡大するとの報道も。

 が、"ちょっと待ったぁ" ・・・ って言いたい。
 政府の基本方針は "命よりも経済再生" の筈で、これに矛盾してやしないかえ?
 経済が再生する為には、先ずは最小限であっても社会機能が円滑に発現されなければならぬ。

とすれば:
 医療従事者は勿論、エレメンタリー・ワーカー/エッセンシャル・ワーカーとも呼ばれ始めた社会機能維持従事者群こそ、優先されるべきだ。
 高齢者や基礎疾患者優先の考えは、一見優しい配慮にも覗えるが、罹患すれば重篤化になりやすく、医療関連の人材&施設等の限りある資源を "食い潰す" 恐れを考慮したからだろう。
 とすれば感染者を隔離管理するのでは無く、重篤化しやすい彼等彼女らを "感染前" にも隔離管理するのが筋なのではないか。

冷静に考えて欲しいのだが・・・:
 高齢者は既に60年以上の人生を経験して来ている。
 彼等彼女等は、
   ”今から更に生を得て永らえる事よりも、
   人生を如何に全うするか”

こそが "残された命題" であるべきと何故言わないのか。
 高齢者層は投票率が高い。
 選挙が怖いのか。

 特に自分の様な後期高齢者は既に社会的な役割を終えた年代層であり、収める税金はほんのちょっぴりで済まし、殆どが年金を頼りにしているので、国庫を食い潰しているだけの存在だ。
 今更ワクチン接種して数年長生きしたところで、この落ち込んだ日本を変える力には成り得ない・・・ってのが本音じゃぁ無いのか。

一方:
 現役世代の方々はあと二~三十年間 "生きる権利" がある筈だ。
 と言うよりもむしろ "生きなければならない義務" と言っても良い。
 今日の日本/明日の日本を背負う現役世代層に優先接種して、憂い無くお仕事に励んで貰う事こそ、政府の政策に合致するんじゃないか。
 あからさまに言えば、現役世代の方々にはワクチン接種で遮二無二働いて貰って、経済を廻し、せっせ*2と税金を納め、莫大な借金まみれの国庫を潤して貰いたいのじゃないのか。
 でもってワクチン在庫に余裕があれば、その後でこそ高齢者摂取とすれば良い。

 以上、これ迄の政府の政策に沿って考察すればこうなる・・・って想う次第です。
 素直に本音を言えば良いのに・・・



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