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20220428:軍事評論家/専門家 [雑感]

 古今(特に最近最新)東西の兵器は勿論の事、各国の軍事戦略/戦術に詳しく、加えて現在の政治状況分析にも長けた専門家で、評論を生業とする方々の事だ(兵器に詳しいだけなら単なるオタクに過ぎない)。
 現下の露国によるウクライナ侵略戦争についても各TV局ニュース等の解説者として多くの軍事評論家/専門家と紹介される方々が出演されている。
 この方々の兵器に関する知識はさすがだ。
 が、露国の戦略戦術に関して、侵略開始直前迄に多くの方々が "脅し" だけでウクライナへの "侵略は無い。何故なら・・・" と申されていた。
 自分の知っている限りでは只お一人、K-氏のみが "あり得る" と言い切っておられたが、MC側は半信半疑のご様子だった事を昨日の事の様に覚えている。

それが今・・・
 "無い" ・・・ って言っていた方々にも "見方が甘かった" と素直に反省する方がいる一方で、"知らんぷり" し続けている方もいる。
 聞く側も、識者の方々を見分ける知識が必要の様に感じる次第です。

ところで:
 軍事評論家/専門家と言えば、自分はほぼ30年前の湾岸戦争で詳しく解説されていた "故・江畑謙介氏" を想い出す。
 専らNHKのニュース解説番組に出演されていたが、その知識/学識は知見皆無の自分には驚く事ばかりだった。
 今ご存命だったら、どんな解説をなさっただろうか・・・と、ふと想い起こします。

 大国や強権国家の思惑が罷り通ろうとしている時代だ。
 和平を唱えるだけでは平和は訪れそうも無い様にしか見えない今、軍事に関わる学識者/有識者の存在はかってない程に深い意味を持っているのかも。
 ほんの数ヶ月前には想いもしなかった時代になっちまった・・・そんな "重く、切ない" 気持ちです。

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