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20230115:いくら縁起物・ご祝儀相場だからって・・・(まぐろ初値@豊洲) [雑感]

 毎年の様に、かっては築地、今は豊洲市場でのマグロ初競り風景が報道されている。
 そこでの本マグロの落札価格が半端じゃないどころか、自分に言わせれば "狂気の沙汰" にしか見えない:
   2023年:¥170K-/kg( ¥ 3604万円-/本)
   2022年:¥ 80K-/kg( ¥ 1688万円-/本)
   2021年:¥ 10K-/kg( ¥ 2084万円-/本)
   2020年:¥ 70K-/kg( ¥1億9320万円-/本)
   2019年:¥120K-/kg( ¥3億3360万円-/本)
        (以上:時事通信社配信ネット情報等)

 今年の単価は豊洲市場最高額だったらしい・・・マグロ一本が中古クラスのマンション価格並だから驚くしか無い。 コロナ禍以前、豊洲市場になってからの最初の競りでは "億ション" もどきで、尚更に驚くばかり(2019年)。

 ネット情報では、マグロ身 100kg から歩留まり 60% & 15g/貫辺りとすれば 4K 貫程が握れる事になる。 とすれば一貫当たりマグロ価格だけでも \2.5K-にもなっちまう(上記で一番安い単価ベースの場合でも)。
 こう言うのを平気で味わう超富裕層もいるんだろうが、どちらかと言えばヒカリモノ好みの自分にはあまり関係なくて良かった・・・チコッと負け惜しみ気味だが。

ついでに:
 いくら初競りご祝儀相場だからといって、こんな合理に合わない取引があるなんて・・・想う自分は時代に取り残されているかも。
 所詮、経済はマネーに纏わる人間の浅ましい迄の理屈に合わない不条理性を併せ持つのかも知れない。
 自分の乏しい世界史知識の中でだって、17世紀前半だったか、オランダでトルコ産チューリップ球根取引に於いての狂乱的バブルがあった。
 また何も海外に目を向けなくとも、我が国でも前世紀末に不動産&株価バブル経済があって、どっちもそれがはじけた後は容易に回復出来なかった、いや我が国では未だに回復出来ていないとの指摘すらも想い出してしまう。

 落札者は "赤字覚悟" ・・・ ってな事言っているけど、どっかで帳尻合わせていて "黒" を出していなけりゃぁ、こんな馬鹿なコトする訳無い。
 利用者が "つけ" を払ってる筈で、それは富裕層にお任せで、こっとら一般市民には無縁なお話なんだろう・・・なぁ。

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