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20230216:トルコ・・・と聴くと不思議な ”親近感?”・・・何故何だろう [自分の事]

 過日、トルコ南西部を襲った巨大地震・・・日が経つにつれその被害の甚大さが伝わって来て、胸が痛む。
 既に3.11の被災者数を上回る程の災害だ。 何とか救援活動が大きく実を結んで欲しいとの想いで一杯だ。

 何処の国で起こっても同じ筈なのだが、何故かこの国へは "親近感ともチコッと違う何か" がある・・・それは何だろう/何故だろう。

 地政学的に重要な地域を占めていて、古代から連綿と続く歴史を誇る国だし、カッパドキアの様な観光名所が有名で、自分の知り合いにも尋ねた方が複数いる。 が、自分にはそこへの関心は持ち合わせていない。
 元々19世紀末にこの国の軍艦が我が国近海で座礁したのを和歌山県だったと想うが、近くの漁港の人達が救援に尽力した事、またロシア帝国の南下政策の脅威に晒されていた当時のオスマン・トルコ帝国が我が国の日露戦争勝利に好感を抱いていた事を教わった記憶があるが、だからと言う訳では無い。

 それが "不意" に想い出した。
 まだ*2ラジオ全盛の頃、今で言う放送タレントとして大活躍していた "外国人" がいた。
 多くの日本人よりも達者なベランメー口調のおしゃべりを楽しませてくれた方だった。
 その名を
   ロイ・ジェームズ

と言った。
 英語風の芸名だったが、日本生まれで、英語は不得意の不思議なタレントさんだった。
 冒頭決まって
   さすらいのトルコ人 ロイ・ジェームズです

と言って語り始めていた。
 今になってネットで検索すると、ロシア革命の余波で我が国へ亡命したトルコ系の方のお子さんだった様だ。
 この方が嫌みの無いタレントさんだったのが記憶のどこかに残っていて、一度も訪ねた事の無い遠い国にもかかわらずにトルコと言う国に何か違う感情を抱いていたのだろう・・・と納得致した次第デス。
 たった一人の人に抱く印象だけで、その人と関わりのある国への感情が左右される部分があるのは、いまの露国のウクライナ軍事侵略で引き起こされている事と同じだ。

さて:
 ネットで調べて想い出しました。 よく聴いていたのは
   ロイ・ジェームズの意地悪ジョッキー(文化放送/ニッポン放送)
   パックインミュージック(TBSラジオ)

でしたなぁ。
 加えて、日本のご婦人との結婚を機に日本国籍を取っていたとの事で、こいつは知りませんでした。

ついでに:
 我がワイフ殿は名前だけは聴いた事ある、息子は知らない様でした。
 またしても時の流れを感じるのでした。

加えて:
 この度の地震で被災された方々が速やかに平穏な日常生活に戻れます様に祈る次第です。

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