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20230922:手が届かない(高くなり過ぎたワイン) [ワイン考]

 本日のブログは "情けない&しみったれた愚痴" でありまする。
 何でもかんでも値上がりするのが常態になっちまっているが、ついにって言うか、贔屓にしている白ワインの値段が¥5K-/750mlを超え始め、手が出なくなってしまったのだ。
 平素味わう家庭テーブル白ワインはワン・コインでさえ手に入るネゴシアン系に過ぎないけど、時にはお気に入りのを味わいたい・・・が、さすがに¥5K-越えにはそう*2手が出ない。

 何故ワイン迄もが異常にも高くなってしまったのか。
 もう半年前だが、プロのワイン・テイスターのお一人は "品質と価格が釣り合っていない" と指摘さえしている:
   J.ロビンソン’ワイン・リポート
    -異様に高いワインの正体
   (日経紙:2023年3月19日付け日曜特版)

この記事に依れば
   希少性・・・①
   カルト現象・・・②
   富裕層の増加・・・③

が三大要因だそうだ。
 生産量が少ないが、それなりの水準の銘柄なら①が当てはまるだろう。 これは需要/供給のバランスに起因する訳だから納得せざるを得ない。
 ②とは、名の知られた生産者が流行に乗ったって言うか、時代の流れに沿った銘柄を生産し始めると、その途端に一部のワイン・テイスターが囃し立て、それに追随したメディアが煽り立てて高値がついてしまう事らしい。 そんな銘柄、自分とは縁が無さそうだが・・・
 ③は、品質が今一の一部のワインに高額を注ぎ込む事を躊躇しない( "アホ舌" の )富裕層の存在との事だ(*1)。

 でも老生好みの白ワインはネゴシアン系ではないものの、それ程の希少性は無い上、②&③とは縁遠い銘柄の筈なので、結局は輸入業者側の "便乗" じゃぁないのか・・・って疑っている。
 そんな事モノにしない程の余裕が欲しいところだが、無念だ。
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(*1):(***)は老生の "偏見+独断" に過ぎません。

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