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20240116:”監視警告AI” が必要なのでは?(航空機衝突事故@羽田空港) [ただの私見]

 2日に起きた信じ難い航空機同士の衝突事故。 新千歳空港発JAL機が羽田空港に着陸したその直後に、滑走路上にいた海上保安庁の航空機に衝突した事故の事だ。

報道によれば:
 この事故では、海上保安庁の航空機が誤って滑走路に進入したとみられ、加えて管制官がこれに気がつかなかった事が判明してきている様だ。
 
これを受けた国土交通省は:
 滑走路への誤進入を防ぐため、羽田の管制業務で
   機体の位置を確認できるモニターを "常時監視" する担当

を新たに設け、この6日からの運営に入ったとの報道だ。
 しかしながら、驚いた事には
   この新たな監視業務に向けた管制官の増員はしない

らしい。

これでは:
 大いに疑問だなぁ。
 人間は専任でだって "常時モニター監視" なんかは "出来ない"。
 人間は必ず見落としをする・・・この前提に基づいたシステム設計が必要な筈だ。
 "DX化" は政府の目玉政策の一つではなかったのか?
 今や対話生成AIをサイバー防衛に特化し活用させる時代だ。
 今こそ各空港の地政学的特性&運用実績を反映させた "監視/警告AI" を設計/開発/導入すべきだと想う次第だが・・・
 実現可能な筈だ。

追記:
 報道によれば、海保機は能登半島地震被災地へ救援物資を緊急輸送する任務だったと言う・・・犠牲になられた乗員も複数おられた。 何ともやりきれない事故で、唯々ご冥福を祈るばかりです。