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20230921:PHVで復活(ロータリーエンジン) [雑感]

 マ*ダ社が11年振りに復活させるそうだ。
 滑らかシフト・チェンジから来るこの上ない軽快な走り・・・かってはクルマ好きな、特に若い方にとっては一度はモノにしたいクルマだった。
 が、その低燃費性故に一部のマニア向けに留まっていて生産中止となっていた。
 それが軽快な走りを引き継ぎながらも、サイズダウン軽量化+PHV仕様として燃費問題をクリアしての再登場とあった(日経紙:2023年9月15日付け朝刊ビジネス2紙面)。
 10年前だったら手に入れたいと想ったかも・・・が、この歳では新車購入のマネーもドライブを楽しむ時間にも余裕が無いのが残念だ。

 R.エンジン生みの親とされた山本兼一氏は2017年12月20日に彼岸へ旅だっておられるが(享年95歳)、この復活を知ったらどう思うだろうか(因みに、2018年1月8付けで弔意ブログ投稿していました)。

ところで:
 多くの(?)評論家と称する諸先生方が時代の流れ&技術の進展の立場からEV推進を囃し立てるが、老生は希少な存在であり、かつ地政学的に偏った産地に限られる素材を使う事への疑問からEV派では無い。
 ましてやガソリン車の燃費が良い国産車の一生涯に渡った資源消費+環境負荷をEV車が凌駕する為には10万kmを越える走行距離を経てからと言うライフ・サイクル・アセスメント(LCA)を受けた事があるので尚更だ(しかもこのLCA評価では希少資源枯渇に関わる負荷は考慮外なので、これでも実態は甘い評価結果になっている筈だ)。
 ついこの間のチコちゃんでは、
   それでも次の買い換えはEV車

と解説員が述べていたけど、肝心の寿命の来た電池の廃棄処理、更には再資源化処理も含めたらそう単純な話では無い・・・と、多少はLCAに取り組んだ経験がある老生は考えるが、この点には全くのノータッチだった。 まぁ、NHK所属の解説員だから国のEV推進政策の課題をあからさまに指摘する事は出来んだろうけど(そうやって・・・とも噂された超有名なアナが左遷され、今では民放側で活躍しているけど)。

ついでに:
 ここで指摘させて戴いた疑問/課題が解決された時点で老生はEV車の是非を考えたいが、その時期は大分先の事だろうから、今の国産ガソリン・コンパクトカーが最期のマイカーかも知れん。

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