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20170705:“アベノミクス” ってどこへ行くんだ? [ただの私見]

 財務省によれば2016年度一般会計税収は前年度を下回る事が確実となったそうだ。
 リーマンショック後の落ち込みが7年ぶりに再来した感じらしい。
 大手企業の2016年度営業利益は過去最高のケースが多い筈だが、日本全体の税収には反映しなかった模様だ。

 想えば "伊勢志摩サミット" で喧伝したものの葬られた “わが国総理大臣殿の提言” はまさに "的中" していた訳で、”危険予知” していたのだろうか( ”それ見ろ!言った通りじゃないかっ。それとも日本だけか?” )。

 しかしそれを予防し回避するのが政治の役割の筈だが。
 7月4日付日経紙によれば相当数の社長様は景気回復を "実感" しているそうだが、現役を退いた年寄りには元より実感は無い(この新聞は "あおる" 様な記事が時々あるからなぁ)。

 消費増税を二度にわたって先送りする一方、たくさんの “矢” を放って景気を良くし持続させて税収増大を図り、わが国が抱えている年来の課題を解決していくとするのが "アベノミクス" の狙いと理解していたが、行き先はどこなのだろう。
 是非とも "見える化" して欲しい。

 都議選大敗を受けて一番重要視しているとされる改憲スケジュールも怪しくなり、それどころではないのかしら?

 “消費者の財布は明るい未来社会の到来を信じた時にのみ開く”・・・とブログしたことがあった(*) のだが、参議院不要の様な "強権的な政治" が続くようでは、年寄りですら不安の方が先だってしまい、財布を仕舞い込んでしまうなぁ。
  (*) ご参照:”20170607:消費者の財布”

 経済については “ど素人” だが、なんか “潮目” が来た感じがします。
 出でよっ! 救国の人!・・・なんて。
 年寄りだけに発想が古くさいか。
 (>_<)

追記:
 経済専門家が、何故一般の消費者に経費回復の実感が乏しいのか、偶然でしたが今朝のNHKラジオで解説しているのを聞きました。
 世界経済規模自体が縮小傾向で輸出産業の寄与が↓、企業収入↑に対して給与↑が追いついていない、これまでは経費回復指標の一つとされていた雇用求人係数そのものが人口(特に働き手)減少で意味内容が変わっている等々。
 素人の悲しさ、ただただ聞くだけでした。 




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