SSブログ

20220320:”グラスノスチ” & ”ペレストロイカ” は何処へ? [雑感]

 確か昭和も終わりの頃、かの国では自分が
   ダー、 ニェット、 ハラショー、 ダスビダーニア、
   チャイカ

以外で "唯二" 知る様になった言葉:
   "グラスノスチ"(情報公開を)
及び
   "ペレストロイカ"(今一度の革命を)

のかけ声と共に "近代化" が進み、旧保守派クーデター&失敗を起点とする連邦解体を経て今日の大国となった。

 この国は、かっては科学・芸術の全ての分野で突出した人材を輩出し続けてきていた。 学生時代に自分が学んだ教科書類と言えばランダウ-リフシッツ共著’物理学シリーズだっただろうか。

にも関わらず・・・:
 今日では軍事技術や宇宙開発技術では超一流とされていながら、民生技術には観るべきモノが無く、経済は専ら資源輸出に頼っている始末だ。

そんな折も折に・・・:
 現下のウクライナ軍事侵略の下で厳しい情報統制が復活したとの報道だ。
 世界を湧き上がらせたあの
   グラスノスチ、ペレストロイカ

は何処に行ってしまったのか。
 今のこの国は、恐ろしい不条理の国との印象だけで、何の魅力も感じられなくなってしまっているでは無いか。
 これでは文明国家とは言えまい。
 国民は誇りを捨ててしまったのか。
 決してメジャーでは無いが居るに違い無い "ロシア・ファン" は嘆いている事だろう・・・そうでは無い老生でさえそう想うのです。

共通テーマ:日記・雑感