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20221126:”ティア-1” の壁は高く厚かった(ラグビー日本代表テスト・マッチ) [ラグビー]

 FIFAサッカーW杯たけなわで、老生も日本代表チームの奮戦を祈りつつTV観戦している最中です。
 優勝候補と聞いて "それ程では?" と想っていた "格上" ドイツに見事逆転勝利した我が日本・・・そりゃぁ、夜中にもかかわらず興奮し高揚しましたよっ!
 ラグビー-W杯2015年英国大会で日本が南アを破ったジャイアント・キリングをサッカーでもやってくれた・・・って訳です。

さてっ・・・と:
 これに先立つここ一ヶ月ほどの間に、来年開催されるラグビーW杯フランス大会に向けた強化試合が開催され、我が日本代表チームもニュージーランド(NZL)、イングランド(ENG)、そしてフランス(FRA)とのテスト・マッチをこなしてきた。
 サッカーもそうだと想うが、ラグビーも進歩する。
 日本代表も戦力 ↑ に余念無いけど、"ティア-1"(強豪国)各国も同じだ。 残念ながら対NZL戦は惜敗だったが、対ENG戦は大敗、対FRA戦はチコッとだけ明かりが見えた気がするけど点差ほどの善戦とは言い難かった:

3: Japan vs France=17-35
   (前半:3-21/後半:14-14)
    於:トゥ-ルーズ競技場@フランス、11月20日

 対ENG戦大敗後、修正力を問われたテスト・マッチとされたが、相手は今季6ネーションズを征し、尚かつテスト・マッチ12連勝中で絶好調。 後半こそ数字上は互角で、対ENG戦ほどの大敗ではなかったが、小技は通じない。
 2019年W杯後、対ティア-1チームに勝利の無い我が "闘うサクラ" チーム。
 復活するには時間が・・・

2:Japan vs England=13-52
   (前半:6-24/後半:7-28)
    於:トゥイッケナム競技場@英国、11月12日

 前日本代表HCが率いる相手はW杯出場選手だらけで、容赦しない本気モード。 我が日本は攻める術無く大敗でした。

1:Japan vs Newzealand=31-38
   (前半:17-21/後半:14-17)
    於:国立競技場@東京、10月29日

 英国遠征途中立ち寄りチームとはいえ、正規の "オールブラックス" だ。 ホームの有利さからか、善戦で、頼もしい我が日本代表でしたなぁ。
 ヨーロッパ遠征で対ENG戦&対FRA戦を結構良い線で闘ってくれるんじゃぁ・・・って期待していたモノでした。

さて:
 以上の強豪国とのテスト・マッチを観て感じた事は、スクラムで位負けすると、陣地を取る戦術が単調に過ぎて相手側に先手を取られてしまう・・・って言う、極々当たり前の事に落ち着く。
 前回W杯で松島&福岡両選手の見せた見事なラン&トライは強力なスクラムあってこそ生まれたプレーだった事を改めて想い起こした次第デス。
 大学ラグビーでも昨季から復活した帝京大学の強さ・・・スクラムの強さに尽きる・・・と感じています。

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