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20200502:60年振りに観た(”バッファロー大隊”@法廷西部劇) [気晴らし事]

 自分の世代では、邦画では時代劇(それも ”新諸国物語” = “白鳥の騎士”/”笛吹童子”/”紅孔雀” ・・・等々)、洋画では “西部劇” に嵌まった時期がある筈だ。
 特に西部劇は日本中で大フィーバーになった時期があって、TVでは毎夜の様に放送された時期もあった(中でも ”ローハイド” & “ララミー牧場” が双璧)。

 その中で、J.フォード監督の西部劇映画は王道版だった。
 特に “バッファロー大隊” はお馴染みの “騎兵隊” ものだが、珍しくも殺人事件に関わる法定ミステリーで、被疑者にされた黒人軍曹を白人中尉(J.ハンター)が弁護しながら真犯人を炙り出す・・・さながらあの ”情婦” とも比較し得る傑作だとは自分の感想だ。

 我が国では1960年に公開されたもので、封切りか二番館で観た記憶があったが、この3月23日にNHKBSで放送されていた。
 今は “巣ごもり” の時期で、運良く録画していたので先週央に何と “60年振り” に見直した。
 主題歌の調べも記憶通り/犯人も記憶通り・・・最近 “物忘れ” 気味になってきたのを気にしていたので、いささか “安心” した次第だった。

が:
 “大昔の事だから覚えているのよ” ・・・ とは我がワイフ殿の声だったが (>_<)

 異見ありと想いますが、J.フォードの最高傑作:”捜索隊”(主演:J.ウェイン) でもJ.ハンターは出ていたなぁ・・・そう言えばこれもNHKBSで放送していた。
 巣ごもり期間は西部劇集中攻撃だったのか・・・?
 あぁ、”アラモ” もあった様だ。


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20200425:ピアノが弾けたら・・・ [気晴らし事]

 大分前から繰り返し放送されているNHKTVの短時間番組。
 海外、それに今では国内の様々な駅とか空港の構内や街角等に “ポツン” と置かれたピアノに臨む人々。
 職業も性も歳も異なる実に様々な人達が思い々々の曲の調べを弾いていく。
 ナレーションもなく、カメラも余り動かないのだが、そのせいか、観ていると “いつの間にか” 引き込まれている自分に気がつく。

 と同時に、”自分もピアノが弾けたらなぁ” ・・・ ってつくづく感じ入るのです。
 何時だったか、”自分が習っておきたかった事” ってアンケートがあって(@日経紙)、ピアノが断トツだった(?)事を覚えている。
 そこには、ピアノが置けて自由気ままに弾ける様な広~い家だったら・・・って想いも込められていたのかも。

そう言えば:
 今は昔、西田敏行さんが “もしもピアノが弾けたなら” ・・・ って歌っていた。
 ネットで調べたら1981年のTVドラマ挿入曲との事だった。
 40年前の話だ。
 歳取った訳だ。



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20200322:”一番桜” [気晴らし事]

 ほぼ一週間前に “ふっくら” と膨らみかけているのを見かけ、”春近し” ・・・ って柄にも無く感じていた “一番桜”。
 自分が勝手に名付けた里山下の小公園脇に植えられた桜の事だが、何時も周囲の桜よりも数日先に咲き始める奴だ。
 東京では靖国神社の標本木が “けなげ” にも霙交じりの厳寒の14日午後に開花して大分 “先を越された”。
 横浜の開花は18日で、そこにも先を越されちゃったが、遅れる事2日。
 その間、強い南風にも耐えて20日には目立って咲き始め、同時にウグイスも鳴き始めている。
 今や満開迄あと数日だ。

 何時終わるとも想えないニュー・コロナの侵入。
 ウイルスは人間様の都合とは関係無しに増え続ける中、自然も無関係に春を迎える・・・少しだけ “しんみり” しました。

 そりゃぁ “しんみり” しますよ。
 だって、3-4kmほど南に行ったところのスポーツジムがウイルス侵入スポットだったんだから、いよいよ身近に迫ってきた・・・って時ですから (>_<)



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20200318:”63年振り” に観た(映画:”蜘蛛巣城”) [気晴らし事]

 1957年公開の黒澤明監督作品(東宝作品)。
 お馴染みW.シェイクスピアの “マクベス” を土台にした戦国時代の城取り逆賊物語。
 主役はあの故・三船敏郎で、周りを例の “黒沢組” が固める。

 この9日にNHKBSで放送されていた。
 自分は “封切り” を池袋東宝館@豊島区(東京都)で観た記憶があって、しかも一度だけだったのに実に鮮明に筋書き・場面を覚えていたから不思議だ.
 物忘れ激しい今の自分はどうなっているのか・・・なんて想う程。

 最後に三船敏郎演ずる逆賊が “城で矢責め” にあって討ち死にするのだが、その場面が凄まじい。
 CGなんぞ無かった時代だ。
 “本物の名人級弓師” が “本当に仕掛けた” もので、本人は “死ぬ思いだった” と語っていましたよ。
 あの眼ん玉剥いた凄い形相は芝居でも何でも無い、”本物の恐怖だった” んだ・・・そうです。
 昔の映画は “命がけ” だったんだ。

因みに:
 この映画のおかげで “マクベス” を知り、次いで “4大悲劇” を知りました。


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20200306:トランジスター・ラジオ [気晴らし事]

 政府のご指示に従って不要不急の会合参加/外出を控えて大分経つ。
 おかげで近場の居酒屋さんへも随分とご無沙汰だ(*1)

 その間は ”巣ごもり” なのだが、柔軟/ウォーキングの他、ボランティアまがいの現役時代腐れ縁作業とか、TVや撮り溜め録画番組、更にはDVD/BD収録映画等を観たり、お気楽小説等で毎日を凌いでいるだが・・・

それがある日:
 とっくに整理&断捨離していた筈の書棚の奥から “トランジスター・ラジオ” が出てきた。
 と言っても今のお若い方々にトランジスター・ラジオ・・・って言っても通じるかどうか解りませんが、SON*社の製品で
  Model TR-3500:
   (6石トランジスター;AM専用;単III*2本;68*118*32mm;700gr)
だった(”6石” ・・・ 直ぐにお解りになる方は自分と同年代層でしょう)。

 今見ると “野暮ったい” し、それに何と言っても “重い” !・・・が、手に取ると何となく “存在感” を感じるのは当方の歳のせいか・・・

 早速に乾電池を入れてスイッチ・オン!
 何と、立派に聞こえてきたぞいっ!

 ネットで調べてみると1973年製らしく、御年47歳!
 音質&感度に難点ありだが、NHK&FEN(=今のAFN)しか聴かない者にとってはまだまだ現役で使えそうだ。

 今の技術ではクレカ程度のサイズ/重量もあれば “おつり” が来る程で賄える筈だ・・・と考えると、やはり “半導体/電装” 技術の進歩/革新は凄いと改めて感ずる。
 “鉱石ラジオ” の組み立てを経験している自分には特に・・・

そう言えば:
 “ポケット・トランジスター”(byアルマ・コーガン)ってオールディーズがありましたなぁ・・・
 故・森山加代子さんがカバーして結構流行ったし、もしカラオケがあれば歌える筈だし、オリジナル版をディジタル化している筈だが・・・
 そんでもって、手っ取り早く YouTube で聴いたりしています。
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(*1)20200223:”家飲み” 増えたけど・・・


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20200301:何処に ”麒麟(きりん)” が? [気晴らし事]

 自分はNHK大河ドラマを観る習慣は全く無いのだが、我がワイフ殿が何時だったか ”麒麟がくる” を観ていて、
  「あんたの好きな “岡村君” が出てるよ~っ!」

って大声で呼びかけて来たので、無視する訳にもいかず居間に降りていった。
 “チコちゃん” を “贔屓” にしているから気を利かしたつもりだったらしい。

そしたら:
 “岡村君” が汚れた格好で薬草(?)を入れた大きな籠を担いでいた。
 台詞もしっかりあって、我がワイフ殿によればキャスティングも3番目らしく、重要な役回りらしい。
 画面は全体に霞がかった様な、ソフト・フォーカシング調で、加えて色合いが鮮やかで目新しい。
 合戦画面とかはそれなりに面白いのだが、何しろ室町時代の背景知識が自分には無いので毎週観るのは辛いかなぁ・・・多分途中で “沈没” だ。

 主人公役の役者さんは “見覚え” があって、今は昔(程は無いが)大分前にNHKドラマで “夏目漱石” 役とか “金田一耕助” 役を演じていた筈だ。

 「何言ってんの。最近はCMにもたくさん出てるのよ・・・」
は我がワイフ殿の伝だ。
 フ~ん・・・そうだったんか。

でも:
 何処に/何故 “麒麟” ・・・?
 あ~ぁ!・・・ “麒麟児” の事だったのか・・・迂闊にも気が付くまで一瞬の間がありました。
 我ながら粗末でした。
 “おしまい”。


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20190829:”天国と地獄”(キングの身代金) [気晴らし事]

 今月の初めにNHK総合で “ファミリーヒストリー’仲代達矢編” が放送されていて、我がワイフ殿が夢中になって観ていた。

 自分もこのお方が好きで、舞台の方はとんとご無沙汰だが、昔から映画/TVドラマは殆ど欠かさずに観てきた(*1)
 放送を観終わった我がワイフ殿が
    “若い時の映画、それも時代劇じゃないのを観たい”

って言うもんだから、すぐさま “天国と地獄” を想い出し、DVD版を探していたら、たまたまだったがNHKBSで放送するのを見つけた:
  “天国と地獄”:放送日=2019年8月19日(オリジナル:1963年@東宝)

 面倒なので探すのを止めてこれを録画しておいた。
 一昨日見終わったようだ。

 黒澤明監督作品で、例の黒沢組メンバーが多数出演している他、メチャクチャに若い山崎努さんが犯人役だ(今では想像出来ない程にお若い ・・・ 失礼 (>_<) )。

 この作品はE.マクベイン’”キングの身代金” を原作とした子供誘拐ものだが、どういう訳かNHKはこの映画をBSで何回も繰り返して放送している。

 仲代達矢さんは30歳台前半時代ではなかったか、とてもお若く、美しい。
 彫りが深く、半端じゃない眼力に敵う役者はそういない(と想う)。
 後継は “渡辺 謙” さんだろうなぁ(海外からオファーが続く道理だ)。

ついでに:
 “天国と地獄” の舞台は横浜で、日の当たる港を俯瞰出来る丘は浅間台、そこを見上げるスラム街(当時)は黄金町等々、全て撮影場所が特定されている。
 後半、特にその更に後半は多少の “モタモタ” 感を受けますが、この映画にヒントを得た亜流版TVドラマも随分と造られているものの、勿論これを越えるものはありませんねぇ・・・
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(*1):昔の投稿ブログです:
  ”20180109:仲代達矢さんの事(2)


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20190826:三たび ”シルクロード(絲綢之路;しちゅうのみち)”@NHKBS [気晴らし事]

 このお盆前後、連日 ”ひっそり” と放送していた。
 1980年4月からの初回(NHK総合)、2011年の再放(NHKBS)に続く3回目らしい。

 どういう訳か気がついたのは第4集辺りからだったが、何故か連ドラ録画されていた。
 うぅ~ん、登録用語の中に入ってはいるが、予約したっけ?
 この歳になって直ぐ近くの事はとにかく忘れっぽい。
 いやはや・・・(>_<)

さて:
 ついこの間 “西遊記” を想い起こしたばかり(*1) な事もあって、今回は全12集分を時間をかけてゆっくりと鑑賞した。
 喜多郎さんのあのテーマソング&石坂浩二さんの語りを耳にした瞬間に初回放送時を想い出すが、何回観ても聴いても興味が尽きない。

 撮影は1970年代末の筈だが、当時の中国は “文化大革命” を経て “改革開放” 期へ移り、新たな経済発展と国威発揚を目指していた時期だからこそ、日中共同取材が実現されたのだろう。

 ほぼ40年を経て西方統治が当時とは激変している今の中国、米国と覇権を争っているとも言える程に超大国となったとは言え、同じ企画が提案されても実現されるとは想えない・・・それ程貴重な映像記録とも言える。

ところが:
 例外があって、確か昨年だったと想うが、消失した法隆寺金堂壁画がクローン再生され、その源流を莫高窟@敦煌に求めたドキュメントがNHKで放送されている。
 今では何処までも西へ続く立派な舗装道路が “一帯一路” として整備されていて、更には敦煌遺跡は一大観光地になっている様だ。
 高精度画像やドローン画像+CG等、オリジナル版とは格段の違いがあるものの、感動はいまいち。
 それ程でもない・・・不思議ですねぇ。
 往時と比べて “緊迫感” が全く無いからかなぁ・・・

元に戻って:
 広大すぎる砂漠に点在する仏教都市国家の遺跡やオアシスの過去と現在等、此処でしか観る事が出来ない見所が随所にある。
 西域の少数民族には東洋系も見られれば、西洋風の面影を抱く人々も写っている。
 音楽・踊り等、今見ると素朴に過ぎるが、今は大昔の事だ、彼等彼女等はどうなっているのか・・・

それにしても:
 天山山脈を縦貫する完成間もない鉄道をたかがTV撮影クルーの移動に利用させるなんて・・・当時としても破格の対応だったのでしょうねぇ・・・
 それにまたこの鉄道の壮大な事ったらっ!
 規模が大き過ぎてピンとこない程だ。
 “乗り鉄” にとっては “シベリヤ鉄道” もそうだろうが、この鉄道も一度は乗ってみたいのじゃぁないかなぁ?

ついでに:
 世界地図で眺めるとシルクロードを行き交った人々の何と逞しい事かっ!
 それにしてもこの国の広さったら半端じゃぁない・・・”唯我独尊” になるのも不思議ではないとさえ想えちゃいました。
 この広さには敵わんね (>_<)
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(*1):偶然ですがつい最近の投稿です:
 ”20190811:”西遊記” の世界


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20190816:E.プレスリーを偲ぶ会 [気晴らし事]

 本日はE.プレスリー没後42年 (*1)
 と言う事で昨年同様に主題を開催。
 主催&観衆:自分ひとり(我がワイフ殿関心無し!)

 午後~夜半にかけては何処へも出かけず、自分の部屋に引き籠もって “オン・ステージ” を見直し、ディジタル化した “自前コレクション” を聴き込み、それに加えて “Yo*Tub*” で偲ぶ事にします。
 
 てな訳で、皆様のブログ訪問は明日に m(_ _)m
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(*1):二年前のブログです:
  ”20170816:プレスリー没後40年


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20190810:”経費”の問題 [気晴らし事]

 年甲斐も無く “タイトル” に惹かれて観ている(我がワイフ殿は呆れ顔だ):
   ”これは経費で落ちません” (NHK総合:土曜夜・全10回)。
   (因みに:昨日第3回)

 個人事業主の方も、勤め人の方も何方でもご経験でしょう。
 “物品購入” であれば、”正当” な理由をつけて “必要経費” として落とせるので予算さえしっかりしていれば苦労は無いが、問題は “接待費” だ。

 要するに ”飲み会” の費用・・・何処までなら経費で落とせるのか・・・サラリーマン(いや、今では “サラリーパーソン” と言わなきゃっ!)にとっては “大” 問題だ (>_<)

 自分は民間企業の研究開発組織に所属していたが、管理職になってからはお招きしたアカデミアの先生方へのご指導・ご講演への謝金は全く問題無いのだが、慰労会と称した接待の扱いが面倒だった(*1)

 先生お一人若しくは数名に、こちら側は二名程度であれば事前の接待伺いで問題無くスルー。
 こちら側の方が多いと参加者員数と上限費用を設定され、更に精算時に領収書の裏側に参加者全員の名前と所属を記入して提出する必要があった。
 更に半期毎の “上限” 設定があって、越えると “始末書” を書かされた(何回も書きました)。

 冒頭のTVドラマでは、理路整然とした経理部主人公と営業部とか広報部の過大な(?)物品購入/接待落としとの丁々発止の “攻防” が現役時代を想い出させて笑わせる。

 社員同士の接待、つまり社内接待は工業所等への出張時に限って許可されていたなぁ・・・ 
 因みにTVドラマの様に
   “これは落ちません。自腹で清算願います”
って言われた事は無かった。
 今となっては懐かしい “想いで” ではあります。
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(*1):名誉の為に申し添えておかなければなりませんが、国立/公立大学法人所属の先生方は交通費だけしか受け取らないのが普通です。
 お付き合い願った先生方に例外はありませんでした。


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20190713:”隅田川” 橋巡り [気晴らし事]

 ついこの間、BS_TBSで “祈りの幕が下りる時” が放映されていた。
 お気に入り東野圭吾氏原作の “加賀恭一郎’新参者” シリーズ完結編に相当していて、昨年封切りされた奴だ。
 この話の中には日本橋を含む界隈12の “橋巡り” のエピソードがあって、重要な布石となっている。

そこで:
 急に “隅田川橋巡り” を思い立った。
 今では立派に整備されている川沿いテラス散歩が理想なのだが、横浜在住の年寄りではそれもままならない。
 でもって邪道ながら川沿いのドライブとした。

 動画仕立てでご提供出来れば良いのだが、このブログはテキストのみとしているので “味も素っ気” もありませんが、以下・・・

① 勝鬨(かちどき)橋⇒佃大橋⇒中央大橋:
 横浜市内から湾岸高速を経て首都高へ入り、銀座で下りた “佃島詣で”(*1) の時代からよく知ったドライブコースだ。
 自分は勝鬨橋が八の字に立ち上がって(←専門用語がある筈だが解らない)船を通した現役時代をよく知っています。
 たしかオリジナルのゴジラでも登場してた様な?

② 永代橋:
 隅田川本流に入った最初の橋だ。
 元々は徳川幕府五代将軍時代(1698年)に創設されたが、今のは1926年に完成された “アーチ型” の見事な橋だ。
 が、残念な事に今は東京五輪パラリン2020向けにライトアップ工事中なので、その綺麗な姿を楽しむ事は出来ない。

③ 隅田川大橋:
 何の変哲も無いばかりか、上を高速道路が通っているので圧迫感があって少しも楽しめない。

④ 清澄橋:
 1928年創設の見事な “吊り橋” なんだが、これもライトアップ工事中・・・残念だなぁ・・・。

 ここまで来たら急に “清澄庭園” を想い出して立ち寄ってしまった。
 そんな訳でこれより上流へは次の機会としました (>_<)
 年寄りは “気まま” で、 m(_ _)m

因みに:
 映画:”容疑者室井慎次” の冒頭、これ等の橋が俯瞰映像で写っていました・・・確か。
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(*1):こんな感じです:”20190507:佃煮(つくだに)


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20190626:”箱根登山電車” は100歳! [気晴らし事]

 有数の観光地である “箱根” も今は箱根山の噴火警戒警報が出され、何時もの賑わいが幾分か薄れてしまっている。
 が、”登山電車” の方は湯本(ゆもと)駅⇔強羅(ごうら)駅間 “開業100年” を迎えていてバッチリ健在だ。
 幾つもの急な坂や急カーブを抱える電車は、電車ファン/鉄道ファンを何時も惹き付けて止む事は無い(自分も含めて)。
 そう言えば何時だったか “ブラタモリ” でも紹介されていました。
 元々はお金持ちの方々の別荘へ出向く際の利便性確保から整備されたとかの説明だったと記憶しているのだが・・・(?)

 この電車もついに “100歳” を迎えたと言う事で、これも鉄道ファン、特に模型ファンにとっての世界的な “聖地” である “原鉄道模型博物館”(@みなとみらい@横浜市)で記念展が開催されている(5月24日~7月8日)。
 何せ "売り" の巨大ジオラマ(30m*10m ← 普通の一軒家よりも広い?)の中を走らせる模型電車は、いつ行っても年寄りですら “胸キュン” だ。
 その上今回は登山電車記念展 ・・・ 乗車経験者にとっては “素晴らしい” に尽きる企画展でした。

因みに:
 我が家では、駅毎の周囲の風景を水彩画で描いた箱根登山鉄道カレンダーを購入し、眺める事を毎年毎日の楽しみの一つとしています。


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20190621:なんで ”白蛇伝” が?@朝ドラ [気晴らし事]

 自分はNHK総合TVの所謂 “朝ドラ” って奴を観た事無いが、我がワイフ殿は欠かした事が無い。
 今放送中のも毎朝鑑賞中だが、念の為と称して “連ドラ録画予約” している。
 毎週末辺りにその週分を一括して削除するのは自分の役目・・・(>_<)

そんなある時:
 録画番組の確認の途中だった。
 左上の小さな “はめ込み画面” に録画内容が音声共々映し出されるのだが、あの “白蛇伝” ? と想われる画面が出てきたのには驚いた。
 ワイフ殿に聴くと、ヒロインが “アニメーター” を目指したお話で、正に白蛇伝のアニメ作成に参加している所と言う。

白蛇伝:
 これは “池袋東映館” ( “東映池袋館” だったか?) で観ましたよ。
 うろ覚えだが、確か、故・中村錦之助(当時芸名)さん主演時代劇との抱き合わせ(?)だったと想う。
 が、未だに鮮明に記憶に残っているのは白蛇伝の方だ。
 ネットで確認すると1958年公開とあった。
 尚念の為に申し添えますと、自分の年代層の錦ちゃんの代表的な映画はデビュー作品:新書国物語シリーズの “笛吹童子” で決まりです。

 当時のアニメは(第一、”アニメ” なんて用語は使われてなかった筈だがなぁ・・・それに登場人物の性格付けに対して “キャラクター” なんぞとは言わなかった時代の筈だが・・・)ディズニー版だけで、自分は余り好みでは無かったが、この白蛇伝は中国の有名な民間伝説・・・としか知らなかったものの、奥行きがあって引き込まれる様なストーリーに魅入られたのでした。

 朝ドラでこんな話をやっているなんて・・・少しも気がつきませんでした。
 自分が無関心な事知ってるもんだからワイフ殿も何も話して呉れなかったし・・・

 どうも “時代の流れ” に乗り遅れているのかいなぁ・・・? (>_<)
 そんな気がし始めました・・・なぁ~んてっ!(ウソです)


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20190525:”路線バスの旅” オリジナル・メンバー編を観て [気晴らし事]

 もう大分前になるが、確か第25回を以て太川・蛭子組の “路線バスの旅”(@TV東京)は終わり、以降は新メンバーによる “路線バスの旅 Z” と題して続いていた。
 が、新メンバー編は申し訳ないが面白みが全く感じられずに2回目限りで遠ざかっていた。

 5月16日放送編はオリジナル・メンバーで、一泊二日・タクシー利用OK(¥≦10K-)の新ルールで復活。
 これは長い距離の歩きは蛭子さんにはもう無理・・・って事で設けられたんだろう(と想う)。
 でも三泊四日とは言わない迄もせめて "二泊三日" の旅であって欲しかったが・・・無理?
 それにバス旅の放送は "土曜日" じゃなけりゃ・・・

 今回のコースは “余目@山形(最終回ギブアップ地区)⇒田老町@岩手” だったが、観てつくづく感じたのはこの二人の掛け合いじみた “やりとりの面白さ” だ(*1)
 歳に関係なく、蛭子さんの “毒” に10歳以上年下の太川さんが軽く “いなす” ・・・ この面白さ。
 これが無いんですよねぇ・・・新メンバー編では。

 もう一つ、これも残念なのだが “ナレーション” がちょっと・・・合わない。 “出没!アド街ック天国” って番組もそうだったが、メンバー入れ替え等衣替え時にナレーションも換えちゃうのだが、これが “殆どの場合に裏目に出て駄目” と感じてしまい、以後は遠ざかってしまう。
 脇役のようでいてそうじゃない・・・って事、番組制作陣は解っていない。 

 やっぱ、番組の魅力って “人(柄)” なんだなぁ・・・って改めて感じた。
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(*1):昔こんなブログ投稿していました:
 20170218:"路線バスの旅" 考

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20190319:”カメラを止めるな!”(評判映画) を観た [気晴らし事]

 3月8日(金)の夜に日テレで放送されていたのを録画しておき、後になってゆっくりと鑑賞。
 正直に申し上げて “理解” するのに時間がかかりましたが、評判の事だけはあってか大変面白かったのです。

 監督とか俳優を養成するところが製作したそうで、少なくとも自分には “見覚えが無い” 方々ばかりの出演で、しかもあまり関心の無い “ゾンビ” もの。 その上、最初の40分程はワンカットで、正直、退屈で面白くもなんともない。

 観るのを “止めちゃうかっ” とも想いましたが我慢を重ねていたら、その後はこのワンカット・シーンの “裏話” と言うか、”舞台裏” が展開されて、これがやたらめったら面白い。
 不思議な場面展開の布石がちゃぁ~んと打ってあって、”気がつけばこそ” の感じ。 劇中劇っていうか、”映画中映画” って趣向に意表を突かれました。 

 最後のバラしは、関係者一同が全員で組み体操よろしくピラミッドを作り、てっぺんから手持ちカメラを廻してのヒロインの俯瞰撮影。
 そのアイデアが劇中監督が娘さんを “肩車” していた昔の写真・・・ってところが泣かせましたが、彼の奥様と娘さんが何時のまにか準主役として出演していた・・・なんて、しばらくして気がつく我ながらの感度の低さ!
 迂闊でした (>_<)

 皆さん、映画がお好きな方達なんですねぇ。
 気持ち伝わってきています・・・よッ!


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20181227:”時間ですよ!”(TVドラマ再見) [気晴らし事]

 何時だったか、新聞TV番組欄を見ていたら、BS12で “伝説” の番組:”時間ですよ”(第1~3シリーズ:1970年代・TBS系)を再放するとあった(月~金曜日:20:00-)。
 でもって念の為に連ドラ予約録画しておいたら “案の定” 我がワイフ殿のお気に入りになってしまい、手が空いた時、時間が空いた時、飽きもせずに見ていらっしゃる!

 堺正章さんを狂言回しに配し、主人公の(故)船越英二さん・(故)森光子さんのお二人が営む銭湯を舞台に、(故)悠木千帆(後の樹木希林)さん+当時のアイドル(天地真理さんや浅田美代子さん)が絡むホームドラマだが、今のTVドラマと違って話が “単純”、”善人” しか出てこない、”下町” 要素を組み込んだ人情モンで、せせこましい事とか、深刻さやトゲトゲした所が無い、加えて会話のテンポがゆっくりなので安心して見ていられる・・・そうだ。

 TVドラマを見馴れた我がワイフ殿にはかえって “新鮮感” があって良いらしい。 女湯脱衣所を一瞬垣間見せる一場面が必ずあるのだが、よくもまぁ “お咎め” がなかったもんだ。

ついでに:
 長男・船越英一郎さんの何気ない仕草に英二さんのそれを重ねるのは、もう自分の世代に限るのだろうなぁ・・・なんて。 


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20181204:新旧 ”恐怖の報酬”(映画) [気晴らし事]

 新旧と言ったって、
  旧:1953年版
     出演:イブ・モンタン等
     監督:アンリ・クルーゾー
  新:1977年版
     出演:ロイ・シャイダー等
     監督:ウイリアム・フリードキン

なので今から見れば両方とも大昔の映画。

 が、監督はどちらもよく知られた力量のある方だ。
 歌手としても素晴らしいのだろうが、この映画のイブ・モンタンは30歳を越えた頃でとても若々しい。 R.シャイダーの方は数多くの出演映画の中では ”2010年” が記憶に残っている。

 何故今になって見直したのか・・・日経紙日曜版には “名作コンシェルジュ” と題した古今東西の諸々の傑作紹介ページがあって、2018年11月25日版ではこれを取り上げていたのです。

 筋はよく覚えている。
 行き場を無くして南米へ逃げ延びたならず者4名が油井火災を消す為のニトログリセリン(旧作)/ダイナマイト(新作)を道なき道をトラック2台に別れて運ぼうとする。 古くさい表現で語彙の無さがバレてしまうのですが、映画の後半は ”スリル満点” の描写が容赦なく “ノンストップ” で続く。
 ラスト場面であっと驚く結末が用意されていて、見終わると、映画ってこうじゃ無きゃなぁ・・・って満たされる。

 旧はNHK世界名画劇場での放映版を録画した奴、新は市販VHS版で改めて見比べた。
 旧はノイズ修復等一切無しの画面は致し方ないものの、モノクロを活かした影の扱いが見事(まるで "第三の男" の様だ)。 新はカラー版で、話の展開が速く、魅入ってしまう。 特に、豪雨の中、ボロボロの吊り橋を渡る場面はヒヤリハットそのもの。
 どちらも秀作だ。  自分には甲乙つけがたい。

 尚、新は完全カット版となって都内で公開中と記事にはあった。 CGに見馴れた方々には新鮮に映るのかも知れない。

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20181019:”オールディーズ” 流れるカフェ [気晴らし事]

 東急東横線**駅近くにある “カフェ” に月に数回出向くのが楽しみの一つになっている。
 このカフェは地元資本が周辺にチェーン展開している古くからあるお店の一つで、結構広い(7名程のカウンター&4名席*8&禁煙席10名程)。
 内装はコーヒー・ブラウンを基調にした凝った造りの上、BGMとして流すのが決まって “オールディーズ” なのがお気に入り。 

 ある時、店の方に伺った所、オーナーは本店の方で陣頭指揮とっているらしい。 と言うことはこのお店は支店なのか。
 オールディーズはオーナーの好みらしい(お若い店員の方には “知らない曲ばっかりっ!” とか)。
 いつ行っても50~60年代を中心としたヒット曲で、殆どを知っているし、持っていたレコードからディジタル変換してクルマのオーディオにも搭載している。

 先日にお邪魔した折りには50年代シリーズを選曲していたらしい。 M.ロビンス:”白いスポーツ・コート” が流されていた。 これも大ヒット曲だが、”エルパソ” の方が自分は好きだ。 ドーナッツ盤を (繰り返し)*2 聴いていた事を想い出すのだが・・・( ご関心あれば “Marty Robbins” & “ELPASO” をキーワードとして YouTube で鑑賞出来ます。4分超・少々長いです )

 行くといつも “本日お薦めコーヒー” があって、その折は “マンデリン” だった。 あたり来たりの表現しか出来ないが、酸味が少なく、コクが楽しめる。
 自分の様な年代にはオールディーズを聴きながらコーヒーを味わうって、古い表現だが至福の一時とさえ想う。
 お店を利用する方も自分と同年代が圧倒的に多い。

 一度オーナーに会って蘊蓄を語り合いとも思ったりしている。 カフェって、オーナーの個性が出て、自分と合うと “行きつけ” になりますネ(お気に入り居酒屋と同じ)

 そう言えば、現役の頃、会合が神田神保町であった時、時間潰しに利用した “喫茶店”(:地下鉄神保町駅から “すずらん通り” に抜ける狭い通路右側にあった “サボる” にもってこいのお店) は今も健在なのかしらん?


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20181012:”捕物帖” の世界(神谷玄次郎) [気晴らし事]

 marukobunko さんのブログ(2018年10月5日)にあった “藤沢周平” 原作の “霧の果て - 神谷玄次郎捕物控” は数年前に “NHKBS時代劇” として放映されていて、運良く録画してあったので全巻を通しで観てみた(勿論 “1.5~2倍速” で)。

 シーズン-①(2014年)では5話が、翌年の同-②では8話が放映されているが、その人物&時代構成は原作をほぼ踏襲しているものの、事件の内容は脚色部分が相当ある。
 主人公役は髙橋光臣さん、恋仲役を中越典子さんが演じ、ナレーターを含めて周りはベテラン&準ベテランの役者が固めていて、それなりに安心して鑑賞に堪え得る出来映えだ。 セットも直ぐ解る様な “張りぼて感” は無かったし・・・

 WikiPedia での確認によると、玄次郎ものは1980年に尾上菊五郎版(TV東京)、1990年に古谷一行版(フジTV)があったそうだ(記憶に無い)。 古谷一行さんは金田一耕助ものだけではなかったんですねぇ。

 玄次郎配下の岡っ引き銀蔵役の中村梅雀さんの演技も良かった。
 だからか、この方は玄次郎シリーズ後、2016-17年には同じBS時代劇 “伝七捕物帖” シリーズの主役を張っている。 伝七親分とは、今は大昔、推理作家(←当時は “探偵作家” と言われていた)の皆さんが共同で創作した黒門町の岡っ引きで、映画化もされていた(故・高田浩一さん主演@松竹映画)。

 捕物帖の世界では、謎解きやサスペンスを楽しむものでは無く、事件を通して江戸の風物詩の中に溶け込む人間模様、即ち “人情” を読み解くものだ・・・とのお説が昔ありました(何方が申されたのか、うぅ~ん、思い出せない m(_ _)m )。

 確かに、ケータイ/スマホで連絡を取り合う時代とは縁が無く、ましてや膨大な犯罪人データーベースをコンピュータで瞬時に検索できる時代でもなければ、科学捜査研究所もありゃぁしない。 足で狭い江戸の町々を淡々と調べ尽くして、事件を解決していくお話で、基本、“今は昔” の物語だ。

 銭形平次の様な天才的なひらめきとコントロール抜群の銭投げ名人は極めて希な存在だ。 が、時には、将軍様の血筋らしき由緒正しきお侍さんが事件現場を見た瞬間に絡まった糸を解してしまう離れ業さえ楽しめる(城昌幸’若様侍捕り物控)・・・(^^)/

 でもって、捕物帖はかってTV時代劇の定番だったが、今や地デジの世界からは実質消えてBSで盛んに再放されるだけになっていると言ってもいいほどだ。

 だからといって全く廃れてしまった分野という訳ではない。 今や映画化とかTVドラマ化されていないだけで、小説の世界では新作の超人気シリーズもたんとある。 まぁ、お年寄りの愛読世界の話だが・・・ 

ついでに:
 “半七” ものとか、”平次” シリーズなどが “青空文庫” で手軽に読める・・・いい時代です。 たはは・・・


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20180910:ありゃッ! ”ショーケン” だ(”不惑のスクラム”@NHK) [気晴らし事]

 お気に入りの “ブラタモリ:那須編”(NHK総合;2018年9月1日1930-2015)を見終わってそろそろ部屋へ戻ろうかとしてTVを消そうとしたら、髪ぼうぼう・髭もじゃの髙橋克典さんらしき人(←実際そうだった)に、お懐かしや、”ショーケン” が絡んでいる。 ”不惑のスクラム” って言う連続ドラマの初回だったが、”ショーケン*ラグビー” なので観てしまった。

 ショーケンと言っても、今ではお解りになる方はごく希だろう。
 萩原健一さんの事だ。 GS( ← ”グループサウンズ” の事です。念の為)華やかりし頃、”テンプターズ” で歌っていた方だ(結構、ヒット曲とばしていたなぁ・・・)。

 GSを卒業してからは、いろんな生き方(!)をされて来られたが、映画でもTVドラマでも自分は役者としての彼がお気に入りだ。
 確か同じNHKだったか、”鴨川食堂” って変な(?!)番組でお目にかかっていたが、今度は年寄り中心のラグビーを通して、理由(わけ)あり人生を歩む高橋克典さん演ずる主人公を励ます “好々爺” の役割らしい。 お若い時を知っているだけに “良い歳の取り方” をされていると感じながら魅入ってしまった。
 7回連続ドラマらしいので、2ヶ月近くお付き合いしましょう。 楽しみ(第2回は一昨日放映でしたが、出番は少なかったなぁ・・・)。

因みに:
 年相応の好々爺もOKだが、“テロパラ” ( ”テロリストのパラソル” )で演じた主人公役(*1) の方を自分は好みます。
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 (*1)20171108:久しぶりに ”テロパラ” を観た

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