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20201026:教養の ”有無” & 学問への ”畏敬” [ただの私見]

 今回の日本学術会議会員推薦者6名見送り問題に関連して、総理大臣は
   - 「"教養" が無さ過ぎ」 発現を "静岡県知事" が、
   - 「"学問への畏敬の念" が無さ過ぎ」 発言を "自民党議員" が

それぞれ言ったそうだ。

 これを伝える報道を観て聴いて、自分は "その通りだ" とは想えず、発言者側の "節度&素養" の無さを、"どうせその程度" とは想っていたけど、実に情けないと受け取っている(但し念の為に申し上げておかなければなりませんが、自分は今の総理大臣を生理的に好まない(*1) )。

と言うのも:
 静岡県知事はリニア新幹線静岡県地区を通さないとする "ゴネ知事" とは専らネット評だ。
 "舌禍" も繰り返している常習犯でもあるからして、政治家としての素養も教養も怪しい・・・と想われても仕方ない。
 その証拠となるかどうか、あの橋下徹氏(元・大阪府知事&元・大阪市長)が学生時代(@早大)にこの方の授業を受けたが、
   "何も残らなかった"
と仰っていた。
 つまりは、中身の薄っぺらな講義だったのだろう。
 そんな学者上がりの知事に節度を求める方が無理筋だったのかも。
 素養があるとはとてもとても・・・

また・・・:
 当たり前だのクラッカーだが、"日本学術会議" と "学問" とは全く異なる概念/対象だ。
 日本学術会議については、"アカデミア" ・・・ って事だけで "有り難がる" 人が多い事は知っているが、その実態を知る者は一部に限られる(*2)
 この会議の意向を汲まない事が学問の自由を侵した事にはならない。
 何故なら、この会議は余りに非活動的な税金喰いに過ぎないからで、学術とは名のりながら学問そのものとは遠く乖離している(そもそもが "学術機関" とか "研究機関" では無い)。
 仲間内で集まり、運営経費全額を国から支給されながら役に立たった事が無い提言等をするだけが殆どの "会員溜まり" としか言い様がない(それに近い発言をしていた "かっての会員" もいた・・・某日のBSTBS’報道1930。個人名は紹介出来ません)。

 しかも大学等での研究活動について "ガイドライン" と称する制約を設けているのは、それこそが "学問の自由" を侵している・・・との声も少なく無い。

 軍備につながる研究を "禁じている" のだが、その "線引き" は極めていい加減だ。
 言葉通りなら、会議の事務員及び会員全ては矜持を持ってインターネット&関連技術を使う事は遠慮しなくてはならない。
 何故なら、インターネット技術は国防総省@米国が基礎を手がけ、大学機関等@米&英と共同して仕上げたもので、本来は軍事技術だったからだ・・・と言う識者もいるし、自分もそう想っている。
 ついでに加えれば、今ではクルマの標準装備に近い存在のナビ・システムも本来は米軍技術だったので、会議事務局員&会員は使用していないのかな?
 本来は軍事技術だったのを民生用だからとして使いまくる・・・ってのを調子が良過ぎる "ご都合主義" と言う。

 自分は、総理大臣には任命見送りの説明責任があるとは想うが、この日本学術会議には不信感しか抱いていないので、冒頭の政治家の様な薄っぺらなコメントには一言言わずにはいられない。
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お時間ある折、以下もご訪問戴ければ幸いです:
(*1)20200910:”後継者” 考
(*2)20201008:”日本学術会議” 考



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