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20231001:補糖ビール [雑感]

 老生はビールを "積極的" に楽しむ事は滅多に無いので実情に疎いが、"補糖ビール" があるとは知らなかった。
 某地ビール製造/販売会社(@神戸市)が、地ビールを缶詰にする際に未認可の "砂糖" を加えていた銘柄を数年に渡って販売していたそうで、これを国税庁が
   - 砂糖添加は許可条件違反
   - 砂糖添加ビールは発泡酒とする規程

としていた事から、少量生産地ビール優遇酒税を取り消し、過年度に渡って発泡酒扱いの税徴収するとの報道だ(日経紙:2023年9月26日)。

 ビールに限らず飲料等の配合は生産者側にとっては "秘中の秘" だと想うが、法律に違反してはいかんなぁ。
 ワインでもアルコール濃度↑の為に、またついでに発泡させる為に補糖する場合があるけど、国や地域によって厳しい制約が課せられているのが普通だし、禁止している地域だってある。

因みに:
 余計な心配だが、ビールに砂糖が少量でも加えられたら "ピント外れ" の味わいにならないのかなぁ。
 とすれば少しの酵母を残している段階での補糖でアルコール発酵させて濃度調整していたのだろうか。 そうすれば缶内に閉じ込められた二酸化炭素ガスで缶開けの時に発泡するだろうしなぁ。
 どんな事情があれ、お酒造りは公明正大であって欲しい・・・そう願うばかりデス。

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