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20231010:”OK” リスト(省庁主催委員会) [ただの私見]

 あのJ-芸能事務所による第2回記者会見(2日開催)で "NG記者リスト" の存在がバレて、ここぞとばかりにメディア側の事務所&主催機関&司会者への狂おしい迄の "叩き" が続いている。
 端から見ていると、まるでこれ迄の鬱憤やら不満やらの "意趣返し" の様だ。 そこには、ジャーナリズムの欠片、即ち事務所側の人権侵犯事件を質して社会正義を貫こうとする姿勢なんぞ、1%も見られないし、司会者が元NHKアナだった事も攻撃要因とさえ想える程だ・・・と感じるのは老生だけとも想えない。

この有り様を観て想い出すのは・・・:
 国が何か施策を進めたい時に第3者から "賛意" を得た根拠として主催する**委員会の成り立ちと運営の仕方だ。
 ステーク・ホルダーを集める・・・は表面的で、実態は反対しない大学とか団体、更には施策内容に精通している民間側からの人材を集めて委員会を構成する。
 これって、記者会見における "OK記者" だけの集合みたいなもんだ。
 内閣府とか中央省庁、果ては地方自治体が主催する何とか委員会のとりまとめ "原案" は、基本は主催元からあらかじめ用意されていて、多少の修正/加筆するだけで "一丁上がり" ・・・ って言う仕組みが多い。
 これは老生の経験からの結論で、同じ見解の方々もおられる筈だ。

 ここ迄書き上げていたら、某・元NHKアナが司会した何とか記者会見で、"質問OK記者リスト" をあらかじめ手渡された事があったと "あっけらかん" として言いのけた・・・ってネットニュースを観た。
 主催元は記者会見を都合良く仕上げたいだろうからして十二分にあり得る話だ。
 根に流れる "臭い" は同じだ。

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