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20231009:勝手読み(ノーベル賞受賞者予測) [雑感]

 本日の経済学受賞者決定で、やっと今年の "騒ぎ" が終わる。
 今年も各紙/各TV局も話題造りの一環として "日本人候補" を何人も挙げていたが、これ迄のところではどこも予想を外している。 どうしても "身贔屓" が入り込むからしょむ無いところはあるのだろうが、世界は広い訳だ。
 それにしても心配なのはノーベル賞は生存者のみが受賞対象なので、ご高齢候補者の事だ。 "ハレ" の受賞決定迄、ご健康を祈るばかりだ。

 実は知り合いに某全国紙の本社詰め男性記者がいるのだが、その彼によると、例年夏頃から国内外の最新情報を集めて各受賞者予測を進め、その履歴や功績のデーター更新等の準備を終えて "緊張" の10月を迎えるそうだ。

 予想が見事的中・・・って事は殆ど無くて、あの吉野氏(Li-イオン電池開発で2019年化学賞受賞)は、候補者リストに記載していながら余りに長い間外していたので、決まった時には
   これでフォローは終わった

で、"喜び" よりも "むしろホッと" したそうだ。

 想定外の受賞分野/受賞者だった時の慌て様は "二度とゴメン" の気持ちで、2021年物理学賞が "気象学"/真鍋氏だった時は真っ青になったとの事だった。 気象学の "気の字" も考えた事が無かったそうだ。 この受賞は世界の驚きでしたねぇ。

それにしても:
 今年の受賞分野である "アト秒"(物理学賞)とか "量子ドット"(化学賞)を候補対象に取り上げたところは、少なくとも老生が知っている限りでは無かったか。
 発表会場では選考委員側による解説があったが、どこのTV局の速報でもその引用だけで、如何に "準備稿" が出来ていなかったかを窺わせていましたよ(老生個人の印象デス)。
 mRNAワクチン創出に関わる生理学医学賞は昨年の有力候補だったが、着実な実績確認をした上での一年遅れだったのかも・・・とはバイテク関係者から聴いた話だ。

 かの記者に、来年はどんな業績が対象になるのか・・・って聴いたら、
   もう全く予測できない

って返事でした。
 それでも
   来年9月下旬には予測記事をまとめなければ

・・・だそうです。
 大変だねぇ。

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