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20200711:ついに ”N700S” 登場 [雑感]

 定例のダイヤ改正を機に "真打ち" 登場って感じで、東海道新幹線’新型車両:"N700S"(S:Supreme)がデビューした。
 5代目車両としての "N700" のそれは2007年7月1日で、当時の設計技術者の談話をTVニュースで観て聞いた事を覚えていて、
  「もうこれ以上の改良はあり得ないところ迄に徹底した」

とあった。

が:
 以後、小出しする様な小刻み改良は何度もあったが、さすがに革新する技術を大幅に取り入れざるを得なかったのだろうか。
 一番注目すべきは "バッテリー自走" 出来るシステムを搭載している事だと想う。
 次から次に襲ってくる自然災害が新幹線を特別視して避ける理由はどこにも無いから、緊急時を想定して実現させたのだろう。
 勿論、騒音/振動を軽減させて乗り心地を ↑ させてもいるだろうが。
 全座席コンセント付きも親切というものだ(何せスマホの電池消耗速度はガラケーとは比べものにならん)。

けど:
 老生の様に今や "巣ごもり" を基調とする生活だと、新幹線の利用も以前程では無くなり、利用の機会もどれ程あるのかどうか・・・なんて想いながらTVニュースに写るN700Sの雄姿を観ていました。
 東海地震が起こる前には一度は乗って、その最新技術の快適さ(?)を経験しておきたいと想う者でありまする。


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20200710:穫れたて枝豆’2020 [食]

 今日は納豆(なっとう=7-10)の日らしい。
 けど、同じ豆でも枝豆のお話です。
 我が家北側に拡がる畑で収穫された "枝豆" ・・・ 懇意にしている地元農家の方からその場で戴き(*1)、早速茹で上げて味わった。

 "甘み" がじんわり・・・とても美味しい。
 今年の5月は例年に無い夏日があったり、欲しい時に雨があって、殊の外に出来が良かったそうだ。
 スーパー等で売られている枝豆とは余りに違って、皆様に申し訳無い程であります。
 これも横浜市とはいえ、里山に面した当地に住むからこそ・・・よくぞここを選んだと想う次第です。
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(*1):大分前の投稿でしたが・・・:”20170729:採り立ての枝豆



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20200709:スイカの食べ方 [食]

 コロナ禍にまみれた本年前半の事もあって複雑な気もするが、今季のスイカの出来は良い様だ。
 ついこの間の事、味わった奴はとても淡い甘みがたっぷりしていて、美味しかった。
 昔は一個まるまるで売られていたのが、今では4等分程にカットされて陳列されている事が多い様で、それを程よく冷やしてから適当な厚さに輪切りしたものにかぶりつく。
 残念にもコロナ禍でお亡くなりになった志村けんの "得意技" の一つだった。

が:
 我が家では、実を2~3cm程の "サイコロ" 状に整えてフォークで味わう。
 手も口元も汚れないので洒落ているし、量も適度に調節出来るので是非ともお試しあれ。
 冷凍庫でチコッとだけ凍らせてもOKです。


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20200708:自分は ”故あって” 有料/無料に関わらず ”レジ袋” を使う派 [ただの私見]

 この7月1日からは昨年10月1日施行消費増税対策としての "キャッシュレス還元" は無くなり、また容器包装リサイクル法改正による "レジ袋の有料化" が始まった。

 どちらも一定の対応策は考えられており、前者に対しては "マイナポイント制度" 発足(10月1日より:手当予算限り)、後者については所謂 "バイオマス"(生物資源)由来原料を25%以上含むレジ袋は有料化対象とはしない・・・事等だ。

 いずれも論点を含むのだが、自分は有料/無料に関わらずにスーパー/コンビニ/ドラッグストア等々でレジ袋を所望し、利用する
 都内の消費者調査会社によるネット・アンケートによれば、7月1日時点でレジ袋を購入した買い物客は全体の10%未満だったらしい(2020年7月4日付け日経紙朝刊:神奈川・首都圏経済紙面)ので、自分はこの少数派だ。

 理由は単純かつ明快だ。
 第一の理由はレジ袋は "清潔" だ(素材主成分はポリエチレンで、100℃を優に超える温度で成形加工され、以後、渡し手/消費者の手に渡る迄、一切人手に触れる事が無い)。
 第二に、商品を我が家に持ち帰った後、空になったレジ袋を生ゴミ回収袋に "変身" させ、市の回収へ廻すからだ。

 ごみ回収袋として市販されているものの多くは¥5-/袋(45L)前後で、有料レジ袋と同程度だ。
 レジ袋を使っても、(マイバックを利用してレジ袋を使わずに)ごみ回収袋を別途購入して使っても、経費もプラスチック使用量も本質的な差異は無い。
 むしろ、
  ”2度のお勤めをしたレジ袋の方が、一回だけでお役御免の生ゴミ回収袋よりも
  資源環境負荷が低い

事は、既に1990年代に欧州で評価が確定されている事だ(有名なレジュメ論文がネット上で公開されている)。
 経済産業省も環境省も容器包装リサイクル法を担当する部署の方々はとっくにご存じの筈だが、何故か黙して語らずにいるのには "何か思惑"(?)があるに違い無い。

 マイバックが推奨されているが、その気持ちは十二分に理解するものの、何回も使い回す内に外側も内側も汚れ、コロナ禍が解決していない今現在、かえって不衛生だ。

 その上、LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)によって、少なくとも "50回" は繰り返し使用しない限り、マイバックの方が生ゴミ回収袋へ変身させないレジ袋( = 一回 "ぽっきり" で使い捨て)よりも資源環境負荷が低いとは言えない事が既に証明されている。
 ましてや、マイバックのクリーニングの負荷を考慮したらレジ袋よりも低資源環境負荷を保証するには更なる繰り返し使用を必要とする(洗剤製造/上下水使用/洗濯機運転等に起因するクリーニング工程の資源環境負荷は無視出来ない)。

 そんな訳なので、自分は
  ”レジ袋を生ゴミ回収袋へ変身させる事を前提に”

利用し続ける事にしているのです。

 問題はむしろ
  - 消費者の正しい分別排出

  - 自治体及び事業者による回収/循環資源化

に資する事であって、プラスチック・ゴミ問題の本質をそらしてはいけない。

 そんな事から、レジ袋有料化発足イベントで小泉環境相が
  ”レジ袋を使う時、とても罪悪感を感じる”

と仰っていたニュースを観たが、これはお粗末で戴けない。
 将来、我が国行政の舵取り役を目指すのなら、情感に訴えるのでは無く、冷静に&理性的に&科学的根拠に基づいて政策立案して戴きたい。

因みに:
① 海洋汚染の要因の一つと指摘されている "マイクロ・プラスチック"。
 その大元は不法に海洋へ流出したプラごみで、大凡800万トン/年と見積もられている。
 その過半は
  - お隣の巨大大陸国家(≒220万トン/年)
  - 南アジア(≒200万トン/年)
  - 東アジア(≒130万トン/年)

起源プラとほぼ特定されていて、これ等の国&地域で分別排出/回収/循環資源化が正しく進めば解決の方向に向かう事が既に示されている(米国大学の著名な調査論文、及び2017年報告書@国際自然保護連合が公表されている)。

② ウミガメの鼻に刺さったプラスチック製ストローの写真。
 世界に衝撃を与えたが、海洋生物生態学専門家によれば "あり得ない図柄" だ。
 個人的な見解だが、ありゃぁ "やらせ" だ。
 むしろ鯨の胃の中にプラスチック製バッグが見つかる事の方が真実であり、深刻だ。

③ 石油、或いは天然ガスから副生されるプラスチック全生産量(≒4億トン/2019年/世界規模)に対するレジ袋の占める割合は1%に遠く及ばない微々たるもので、100%レジ袋不使用となったとしても、枯渇性資源無駄遣い&いわゆる地球温暖化加速&プラスチック・ゴミ問題解決には何ら役立つ事は無い。

 直近のプラスチック・ゴミ問題の解決に向けた取り組みは、先ずは
   "如何にして消費者が正しい分別排出するか"

に依存しており、小泉環境相には "不都合な真実" を直視する環境行政を期待したいものでありまする。


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20200707:”やっと” 届いた¥10万円@横浜市 [自分の事]

 せっかくの "七夕" ・・・ って言うのに、しょぼい話です。
 例の定額給付金。
 何せ横浜市役所は376万人の市民/173万の世帯が相手だから、遅れに遅れるに違い無いと想っていたが・・・
 想像を絶する "のろさ" だった。

 5月8日(金)~:市が申込書順次〶発送(市ウェブ)
 ・・・(音沙汰無し)
 6月6日(金):"忘れた" 頃に我が家着
 6月8日(月):直ちに〶返送( ← オンライン信用していない)
 ・・・(音沙汰無し)
 6月23日(火):審査&納付手続き完了確認(市ウェブ)
 ・・・(音沙汰無し)
 6月30日(火):指定口座への入金メール着信( ← 銀行)

の経緯を辿った。
 イヤハヤ、市の発送開始より2ヶ月弱も経っている。

 我が家の場合、"年金+預貯金等取り崩し" 生活なのでコロナ禍で商売ペケ・・・って訳じゃなかったので特段の被害は無い。
 が、こんな超スロー・ペースな支給で困り果てた個人とか小規模事業者の方々も多い筈・・・と想うと、行政のディジタル後進性の罪は大きく深い。
 これが横浜市の、いやいや我が国の現実と言う訳だ。
 "電子行政" が聞いて呆れる。



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20200706:PCR/抗原/抗体検査は ”ビジネス・ツール” へ(コロナ禍) [雑感]

 J-リーグでは選手&関係者全員の2週間毎のPCR検査を実施し、陰性を確認して今季再開だと言う。

 今後はこの方式が一種の "ビジネス・モデル" となって企業等に向けて急速に拡がっていくと想われている。
 つまりは、相互に接触を避けられない方々にとって定期的なPCR/抗原/抗体検査はいまや重要な "ビジネス・ツール" となった訳だ。
 どの検査も多少の感度/精度が低いにしても定期的検査を積み重ねれば不確定性が↓へ行く事は保証される。
 どの検査も自主的な場合は非保険扱いで、大凡¥30K-(PCR)/¥7K-(抗原/抗体)の経費がかかるらしい(2週間毎の個人負担では荷が重い)。
 企業が社員へ定期受検させるとすれば、とりもなおさずこの分野に関わる新たな産業(試薬/検査キット/検査機器/分析請負業等々)が "創生" されたとも言えそうだ。

実際に:
 我が息子がつい最近 "抗体" 検査を受け、陰性、つまり新型コロナウイルスにその時点で感染履歴無しが証された。
 彼は IT-系企業に勤めていて、最近では在宅勤務が主体なのだが、IT-システムを新たに構築したり、メンテする企業を訪ねる時もあったりして、その際に相互確認の為にその証書を携帯しておくらしい。
 これから定期的な受検になりそうで、更にはワクチンとか特効薬が実用化される迄は続くと言う。
 勿論海外へ出向く様になった時は、我が国及び訪問国でのPCR検査陰性が必須となる模様だ。

 本庶先生@京大が申されるには、
  "ワクチンはそう簡単には実用化されるモノではない"
  (BSTBS報道1930:2020年6月29日放送)

との事だから、早くて2~3年、普通なら4~5年先迄になるのか。
 まぁ、私ら老夫婦には摂取の機会は無かろう。

 それにしても "凄い" 時代になったもんだ・・・そんな感じしかしませんなぁ。

ついでに:
 今回のコロナ感染回復者についた抗体は2~3ヶ月でほぼ無くなってしまうとの臨床データーが論文発表されたそうだ。
 これが本当だとすれば、仮に実用化されたとしてもワクチンを一回体内に取り込めばOK・・・って訳では無くなる。
 イヤハヤ、大変だなぁ・・・



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20200705:”80%接触削減” の論点とは(”西浦モデル”@コロナ禍) [ただの私見]

 以下長文につきご留意下さい。
 今回のコロナ禍の最中、感染拡大を防ぐ為には
  "80%接触削減"

が必須とされた。
 その根拠となった "理論免疫学" がご専門の教授が組み立てた "西浦モデル" をザッとだが自分なりにフォローしてみた(巣ごもり中の老生には、この程度の "暇つぶし" 時間だけは充分にあった訳です)。

 モデル計算式の詳細は同教授(@北大院)のウェブサイトに掲載されているし、他の学識者の方々がネットでも十二分に開示&議論されている。
 複雑な "理論" 式と言う訳では決して無い。
 この分野に素人であっても、理工系で自らプログラミングして数理シミュレーションを行った経験者なら容易にフォロー可能・・・と言って差し支え無い。
 加えて Newsweek誌日本語版(2020年6月9日号)にコロナ禍 "日本モデルの検証特集" が組まれていて、誠に失礼な言い方だが、同教授の "弁解" じみた解説文が掲載されているのも参考になる。

フォローの結果だが・・・:
 仮定で入力するパラメターが結構あって、その設定次第で "どんな結論" も "自由自在" に操る事が出来る(;この種のパラメターを "adhoc Parameter" と言う事もある。つまり実際の現象を再現させる様に調整する "合目的助変数" って奴です)。
 まぁ、シミュレーションの宿命ではあるのだが・・・だからこそ、仮定/前提の明示が重要なのだが、政府専門家会議、或いは厚生労働省クラスター追跡班からの説明/開示は無く、
  "理論ではこう"

との結果だけの公表だった様に記憶している。
 ついでに申せば、理工系数理シミュレーションの世界では
  ”絶対にあり得ない"
公表の仕方だ。

さて結論だが:
 80%接触削減の最大根拠は "基本再生産数" をドイツ人感染学者が公表している論文での採用値=”2.5”(新型コロナウイルス感染能:1人⇒2.5人)を無批判的に "鵜呑み" にした結果に過ぎない( 辛辣な言い方だが、"輸入学問" によく観られる典型例の一つとも言える)。

 この "2.5" が我が国に於ける感染実態を反映させ得るのかどうか、極めて疑問だ。
 第一に、容易に変異を繰り返すRNA型コロナウイルスの感染能が人種の異なる欧州人と日本人で同じとする病理学的な根拠は何処にも無い。

 第二に、感染者(より正確にはPCR検査陽性確定者)数の推移から推定して、80%接触削減には遠く及ばない緊急事態宣言が出された4月7日時点で既に "実効再生産数<1" であって、実質的には感染ピークを "とっくに" 過ぎていた事から、"モデルの組み立てが正しいとすれば" 大元の "2.5は過大設定" だった事になるのだ。
 因みに、感染症を専門とする学者とか、核物理学を専門として超大量データーの統計的分析をお得意とされる学識者によれば、感染ピークは3月下旬、例の連休を過ぎてから数日後辺り・・・って推定されている。

 現実には、接触削減は宣言前の精々50~60%程度でも実効性があった事になる(*1)
 ましてやその後に "宣告" された接触削減が実現されなかったら
  "死者40万人超"

なんて事はあり得ない話だ。
 この "40万人説" に対しては、多くのアカデミアの方々がそれぞれのシミュレーション、或いは統計分析を通して否定している事でもあった。

理論モデルとは言いながら・・・:
 理論では設定し得ない曖昧パラメターが幾つもあって、可能性のあるケースを複数シミュレーションして提示すべきだったと考える。
 同教授は厚生労働省内に設けられたクラスター追跡班でご活躍されたが、政府専門家会議にも陪席されており、専門家の委員先生方はこの西浦モデルに対する "深掘り" が出来なかった様だ。

加えて:
 既にピークアウトしていたにも関わらず、
  "ここ1~2週間が感染爆発発生有無の瀬戸際"

なる発言も不確定性を抱えたモデル計算の結果に基づいていたとすれば、厳し過ぎる事を承知の上で申し上げると "言い過ぎ/脅かし" と指摘されても反論出来ないのではなかろうか(⇔本当のところ、"無責任" と言いたい位だ)。

 学識者が政府に提言こそすれ、国民に言うべきコメントでは無かったと考える。
 但し、国民に喚起させる "方便" として政治家が言うのは "有り" かも知れ無い(だが、安倍総理大臣の ”最大80%/極力70%” の削減要請は、背景を理解した上でのご発言とは想えない・・・と、自分は感じている)。

3月央~下旬には・・・:
 志村けんさんの入院、そして死去(3月29日)が報じられた事もあって、国民の多くは "事の重大さ/深刻さ" を身近に感じて自覚し、既に自粛モードに入っていたのだと想える。
 小池都知事が
  「この死去によって多くの国民が新型コロナウイルスの脅威を
  身近に感ずるのではないか」

・・・って意味の事をインタビューで答えておられ、記憶が正しければ蓮舫氏を筆頭にこの言い分を批判する方々も多かったが、実は "核心" をついたご発言だったのだ。

 結果論に過ぎないが、私ら日本人の国民性からして、極言すれば
   "何も緊急事態宣言は必要無かった"

とも言い得る可能性すらあるのだ。

皮肉にも:
 宣言を解除し、次いで駆け込みの様に東京アラートも鳴り終わり、経済再開へ向かったからこその "反動" で自粛モードが崩れ去り、その結果が最近の東京都及び周囲3県の感染者数急増となって顕在化していると言えそうだ。
 気が緩んでしまった今、今後に感染者数が減少に転ずる要因は見当たらないが、国も都も経済優先へ舵を切り替えたのだから "覚悟" しているのでは無かろうか。
 "なんとか、かんとか" 理屈をつけて、再度 "強烈な自粛要請" へ戻る事はあるまい。
 "本音" は、
  - 感染者主体の若手は多くは軽症で済むし、
  - 致死に至るのは圧倒的に年金生活者

・・・とでも想ってるのではなかろうか( (>_<) )。

それはそれとして:
 9月以降に再来襲必須と言われている "第2波" にはどう対処するのか、"第1波" での失敗/失政を "素直" に直視し、同じ轍だけは踏まないで欲しい・・・切にそう想う者であります。

 今後は専門家会議に変わって政府の正式な組織の下で幅広の学識者/有識者等が参画する分科会が発足するらしいが、これには是非ともビッグデーター数理解析の本質にお詳しい方も加わって欲しいものだ( ← ネットで感じた限りでは、西浦モデル及びその適用方法については多数の学識者が疑問を感じている)。

加えて:
  "何故に日本の基本再生産数が米欧対比で低い可能性があるのか"

については免疫学的にでは無く、"病理学" 的な解明をアカデミアに期待したいものだ。
 それが山中教授が指摘されている "ファクタ-X" を明らかにするのだろうと想うのです。
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(*1):偶然でありますが、森永卓郎教授@獨協大学によれば、日本の場合 "1.5" と仮定すれば実態を反映/説明可能と指摘しておられた(報知新聞社:2020年6月28日)。
 コロナ禍当初の段階で、80%接触削減では不十分で "90%超" が必要と主張された学識者もおられましたが、全くの的外れシミュレーションでした(名誉の為にお名前&ご所属は伏せてきます)。



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20200704:乗ってみるチャンスはあったんだが・・(セグウェイ) [自分の事]

 個人移動ハードウェアとしては "20世紀最大の発明" とも称賛されたりしたあの "セグウェイ"(Segway) ・・・ 何と、登場20年を経て、"たったの" 14万台をもって生産終了となってしまったらしい(6月23日付け同社プレスリリース)。
 重心移動を利用して操縦する訳だが、ゴルフ場、観光ツアー、商業施設等で利用されていたものの、我が国では公道での走行が認められていなかった事もあって普及は進まなかった様だ(日経紙:2020年6月25日付け朝刊企業2紙面)。

自分の場合:
 今では何の機会だったのか忘れてしまっているが、何処かの広場で "試し乗り" 出来る催しに出会った事があった(うぅ~ん、想い出せない! ・・・ 情けない (>_<) )。
 だが、当時は腰部脊柱管狭窄症に襲われていて、勇気が出ずに見逃してしまった。

 手術後には担当主治医の先生から禁止事項をたくさん示され、結構得意だったスキー/スケート、自転車/バイク等がそれで、セグウェイも多分駄目だっただろう。
 そんな訳で一度は試して見たかったのだが・・・
 残念でしたなぁ・・・縁がなかったんか。



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20200703:やっと日本人企業家も(巨額寄付@コロナ禍) [雑感]

 柳井会長兼社長@ファーストリテイリング社が、京都大学へ "個人" として¥100億円-を寄付する事を公表している(6月24日)。
 次の研究開発に役立てたいとの事だ(¥5億円*お二人/年*10年間):
  山中教授(兼 iPS細胞研究所所長):
   - 新型コロナウイルスの病態解明とそれに基づくワクチン開発
  本庶教授:
   - 次世代型がん免疫治療法の研究と感染症への応用

 そんなに儲けているんなら、ユ*クロで売っているもん、もっと安くしたら良いじゃん・・・って声が聞こえてきそうだが、自分には素直に "結構な事じゃん!" の一言に尽きる感じだ。

 海外ではツイッター社のCEOが$10億-、MS社創業者の一人(B.ゲイツ氏)が$3億-をワクチン開発に資する為として研究開発機関へ寄付している。
 "儲けすぎ批判をかわす為" とか、一種の "贖罪感" からとか、(宗教観に基づく)"社会還元/貢献" とかが指摘されている様だが、何であれ寄付を受けた側の真っ当な活動が加速されるのであればそれで良いではないか・・・とも想う( "金の価値効用はその入手手段とは関係ない" ・・・ とは、G13も言っている事でありまする)。

 "海外がこうだから" ・・・ って言う訳じゃ決して無いけど、やっと我が国企業人にも・・・って感じだ。
 これ迄、ユ*クロ店を利用した経験は無かったが、一度訪ねて見ようか・・・なんて気をおこさせる。

ところで:
 我が国にも若手ながら起業とか株式で巨額を手に入れた企業家もおられるが、彼等彼女等がマスコミとかSNSを賑わす事はあっても、社会還元の様な素振りは全く見せない・・・のを眺めて少し残念と感じているのは自分だけでしょうか?
 それとも、自分だけの "やっかみ" なのか・・・チコッと微妙。


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20200702:疲労困憊(玄関引戸錠トラブル) [自分の事]

 何処のご家庭もでしょうが、我が家玄関も2重の錠前だが、一方の調子がおかしくなった。
 旨く施錠出来ない。
 まぁ、30年程も毎日使っているからなぁ。
 無理も無い・・・と想い乍らも、ドライバー、ペンチ、ハンマー、グリース等を持ち出し、解体してみた。

 中身は想っていた以上に簡単な仕掛けだ。
 これじゃ、ピッキングにあったら、いとも簡単に開けられちゃうなぁ・・・と懸念しながらも、これ迄の "幸運" に感謝しつつ、何時の間にか中に溜まりに溜まったごみを取り出し、グリースをたっぷりつけて元に戻した。

 解体は簡単だったが、元通りにする据え付けは結構苦労したものの何とか成功した。
 開け閉めの問題は無くなったが、はて、こんな簡単な錠前・・・交換した方が良いだろうか。
 偶然にも "ちょい見" したTV番組によれば電子式錠前も完璧では無さそうだし・・・迷うところだなぁ。
 いつも家のメンテを頼んでいる方に相談してみよう。
 梅雨最中の細やかな出来事でした。

ところで:
 何せ昔風造りの家屋なので、玄関ドアはスライド式2枚の厚手ガラス戸。
 この作業で戸をレールから外し、また戻す際、えらく重い事にビックリした。
 "ぐったり" ・・・ でもんで、当日の自己流筋トレ&ウォーキングは取りやめた次第です。
 明日か明後日に腰痛ってか?




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20200701:”O型” はコロナ禍低リスク? [雑感]

 ある種の病気では、その "罹り易さ/難さ" が "血液型" と一定の相関がある事が "疫学的" に示されてる例が結構あるそうだ(*1)
 疫学的・・・って事は、(超)多数罹患者の各個人特性&日常生活様式を指標化して多重相関を調べた結果であって、臨床学的な、つまりは病理学的なレベルで解明されている訳では無い。
 今回のコロナ禍最中では、幼少時BCG摂取をしている地域とそうでない地域では罹患率に大きな差異がある(摂取地域<非摂取地域)・・・って説が登場している例なんぞ、典型例ではなかろうか。

 "なんだか解らんが、こんな傾向があるぞよ" ・・・ との理解で良いそうだ。

 それが事もあろうに血液型についても現下のコロナ禍で報告されているそうだ:
  中川恵一氏’連載:"ガン社会を診る"
   - 病気発症リスク 血液型で差
  (日経紙:2020年6月20日)

 武漢市@中国やイタリア、更にスペインでの罹患者の重篤化、或いは死亡率はA型が高く、"O型のリスクが最小" だったらしい。
 洋の東西では人種はもとより生活様式も大分違う筈にも関わらずにだ。

 新しい様式を意識した日常生活を送りながらも、持って生まれたリスクを背負っているとは・・・
 いやはや、人間とウイルスとの関係は複雑かつ不思議ですなぁ。

因みに:
 自分はO型です。
 とは言え、後期高齢者ゾーンに入り込んでいるので、襲われたら一発アウト・・・そんな覚悟しています。
 毎日がブルー・・・なんて考えると "疫学的に免疫力が↓" らしいので、まぁ "その時はその時" って訳で、自己流筋トレ/ウォーキング/ブログ原稿書き& "家飲み" に精出しています。
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(*1) :2年近く前の投稿でした:20180830:”血液型” と ”病気”



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