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20200731:”GoToトラベル” は ”アベノ・ウイルス” になるのか、それとも ”アベノ・トラベル" になるのか [雑感]

 新型コロナウイルスはRNA型で、遺伝子変異が頻繁に起こる(但し現時点では感染能との関連性は明確では無い)。

 某教授@東大による分類では、我が国では
   最初に "武漢" 型
    -主として春節時来日中国人等由来
   次に "イタリア" 型
    -欧州からの帰国者由来
   今は "東京" 型
    -東京圏定着変異由来

のコロナウイルスによる感染拡大が "進行した/進行している" とされるらしい。

 **型とは主たる遺伝子配列による分類であると同時に、その地域が感染元となっている意味との事で、より解り易くは "武漢発"、"イタリア発"、"東京発" と読み替えるのが、自分もそうだが素人には便利だ。

さて:
 今回の "GoToトラベル" は東京除外となったが、既に東京、ひいては首都圏由来の感染拡大が国中で進行下でのキャンペーンだから、この "場当たりも良いところ" の施政者を忘れない為にも東京型コロナウイルスの事を "アベノ・ウイルス" ・・・と記憶しておくのが良いだろう。
 まぁ、"GoToトラベル" は菅官房長官肝いりだそうだから、"スガノ・ウイルス" と言い換えても良いかも。

 憲法や法律の解釈変更時もそうだったが、今回の "GoToトラベル" も国民への詳細説明無しの一方的なやり方だと想うものの( ← 予算元の国交省大臣はまともな説明すら出来なかった)、感染が拡大せずに経済復興へつながるきっかけになる "可能性はゼロ" だとは誰も言い切れない(誰もそう想っていないが・・・)。
 その時は、起死回生の "アベノ・トラベル" と言って褒め称えれば良いのだ。
 "政治は結果責任" ・・・ とは総理大臣が繰り返して仰る言葉だ。
 だもんで、"ご異存" あるまい。




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20200730:ALS 嘱託殺人 [雑感]

 やり切れない事件としか言い様がない。
 "筋萎縮性側索硬化症"(ALS)罹患者が永きに渡った終わりの見えない闘病生活に絶望し、医師に自らの "安楽死" を有償委嘱したとの報道だ。

 ALSは現段階では完治出来ない難病に指定されていて、その原因も解明には至っていない。
 自分の様な世代にとっては、罹患しながらも斬新な宇宙論を産み出した故・S.ホーキング博士(英国)を直ぐに思い浮かべるのだが、正直に申し上げて "どこか自分等は罹らない病気" の様な "遠い" 受け取り方だった。

が:
 実は半年程前に、ご近所にALSを罹患されている方が居る事を知った時は心の底から驚いた。
 ご家族の心労は想像も出来ない程だろうし、専門看護師の方もそのせいか、お疲れ気味だ。
 が、現実に自分等に出来る事は "同情程度の域を出ない"。
 何もお手伝い出来ないのがとても残念だ。

 遺伝子治療が研究されているとの報道を読んだ記憶があるが、実用化されるのは大分先になるらしい。
 主題の報道を見聞きすると、"命の大切さ" と "生きる権利"、"安楽死を望む罹患者の想い" が錯綜していて、何が正解なのか、正直に言って自分には解らない。
 安楽死を認めている国&地域もある様だが、宗教や倫理、個人の哲学が交錯していて、極めて厳密な条件が定められている様だ。

 死をタブー視し、安楽死の概念が無い我が国で、絶望感に捕らわれた患者をどう救うのか、解答は見つかる事は無く、永遠の課題として残り続けるのではなかろうか。



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20200729:政治は常に ”生贄”(いけにえ)を・・・(コロナ禍) [雑感]

 感染源に想定された経緯を想い起こすと、当初は "春節時の中国からの観光客"、次いで "クルーズ船"@横浜港が指摘され、"屋台船" 利用客とか "観光バス" 乗務員等の罹患者、加えて "無症状の若者" がウイルスを撒き散らしていると喧伝された。

 感染拡大を恐れる余り、総理大臣は独断で "全国一斉休校" 措置に踏み切ったが、そのせいかどうか小中学生、それに高校生等の感染者は少なく( ← 今では、彼等彼女らは本来的に感染され難い事が解り始めている)、一方で医療体制の逼迫と重なって "高齢者の重篤化" は収まらなかった。
 特に忘れてはならない事には、埼玉県では保健所医師が医療機関逼迫を理由に "自宅待機させている内に死亡させた高齢者" が複数あった事で、この辺りから "保健所の在り方" が論点対象となったりした。

 その内に緊急事態宣言時には休業要請に従わなかった "パチンコ店" が槍玉に挙がったが、
   "今もってパチンコ店が感染集団源になった事例は報告されていない"。

 じゃぁ、"あの騒ぎは何だったのか"。
 糾弾の先頭に立った担当大臣&自治体トップ、更には自粛警察官を演じられた方々は今、どの様にこの事実を捉えておられるのか ・・・ "不都合な真実" には誰もが黙して語らずだ。
 今では、法で定められた店内換気&マスク姿で黙々と打ち続ける客が多い事から "店内では飛沫感染が生じていない" ・・・ って言われ始めている。

 緊急事態宣言が解除され、それを追う様に東京アラートが鳴り止み、行動制限が次から次へと緩くなるにつれて感染者数が急増していったが、今度は "夜の街"@新宿歌舞伎町が感染源と特定され、それが池袋へ、埼玉地区へと拡がっているとされた。
 またしても "夜の街勤務の無症状若者" が感染を拡げていると指摘されたが、今ではむしろ職場内/施設内/家庭内集団感染も劣らずに拡がっている。

 この間、政府は自粛要請だけで、感染が収まらない要因としての "生贄" を次から次へと揚げていき、国民の注意をそちらへ向け、自らの無策には "頬被り" だ。
 最近の "とっておき" は、
   "東京の感染急速拡大は東京問題"

と切って捨てた菅官房長官の言い分だが、政府側の基本姿勢が "国民生命よりも経済優先" とした政策を棚上げした責任回避以外の何物でも無い。
 このお方は "顔色一つ変える事無く"、なんでも言いのけてしまうので、その言や全く信用出来ない。
 少なくとも自分は全く信用していない。
 こんな報道官が仕切るので、後になっての政府の取り組みの "検証" なんぞ出来る訳が無い・・・と考えているのは自分だけではあるまい。
 これも "Jの悲劇" なのだ。



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20200728:リーダーの ”器”@危機時 [雑感]

 久しぶりに旧友@在独とのメール交換。
 コロナ禍対策で存在感を増したメルケル首相が、例の救済金じみたEU復興債権の件でまたしても功を奏した経緯を問うた訳だ。

 余りに永い在任期間で飽られていたところに、後継者が力不足で退場。
 そこに今回のコロナ禍。
 実力で取った博士号を持つ物理学者らしく "理詰め" で対応した施策で米欧では抜きんでた成果を収め、経済復興に向けては "消費税 ↓ " を断行して再び支持率があがったとの事だ。
 何よりも "場当たり施策" は採らずに、感染症専門家の意見を "正しく" 理解し、"不都合な真実" も対策の必要性から自らが国民へ語りかけ続けた事が圧倒的な支持の背景と言う。

 共同債にしても南欧が離脱すればEUとしての成り立ちが "痩せていく" との判断で、最も強硬な反対姿勢を示すと想われた財政規律重視派のドイツが方針転換して賛成したのも納得感が得られている様だ。

 我が国の状況も報道されているらしいが、もともと1980年代よりドイツの最大の関心対象国は中国だけで、依存度の無い日本への関心はそもそもが低い。
 それでも、コロナ禍緊急事態宣言解除後の "再炎" は報道されている様で、ましてや都市封鎖も出来ない国の成り立ちの中で何で "GoToキャンペーン" なのか・・・との印象の様だ。

 人権概念の発祥の国々では個々の国民私権よりも国民生命優先の考え方が徹底していて、必要となれば即座に都市封鎖し、所定目標が達成されれば即座に解除する。
 それが出来ずに "自粛要請" だけの "日本モデル" は "奇異" に映るだけらしい。
 我が国の感染者数、重症重篤者数や致死者数等を見る限りは功を奏した様に見えるが、それはPCR検査体制が "前近代的" だからで、実態を反映しているとは捉えられていない様だ。
 イヤハヤ・・・我が国を観る眼は厳しい。

 国の危機時には政治リーダーへの支持が高まるのが通例とされるが、それもリーダーの器次第で、米国大統領、英国首相と我が国総理大臣はこぞって支持率を下げているのが現実だ・・・とは、日経紙2020年7月26日朝刊に掲載されていた皮肉たっぷりな記事でした。




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20200727:どんなに上手に隠れても・・・(ニャン@雑草) [ニャン]

 ここ横浜市北部丘陵地域では、5月連休以降に夏日があったり、雨の日が何日も続いたりで、コロナ禍と重なって何となく落ち着かない日々が続いている。

 が、そのせいかどうか、例年よりも "雑草" の生え方が半端じゃなく、我が家の北側に拡がる畑は、農家の方が基本的に除草剤を使用しないので完全に "緑に埋め尽くされている" ・・・ ので、むしろ爽やかな感じさえする。

 我が家のニャン(ソマリ;♂;もうじき10歳)は、我が家周りのボスニャンの座に居続けているが、この畑を朝方から夜半に何回も見回るのを日課(?)としている。
 そんな時、背が高く生えた雑草に埋まってしまうのだが、薄茶の毛が緑の中ではとても綺麗に映えて見失う事は無い。

 ぼんやりとそんな我が家のニャンのパトロール姿を眺めていたのだが、ふと "緑色のニャン" なら全く見分けが着かないがなぁ・・・なんて考えた。

 そう言えば "緑色のニャン" なんて見た事も無い。
 ニャンの毛の色模様は突然変異する遺伝子配列で決まるらしいから、世界の何処かではいるのかも・・・なんて。

 早速ネットで調べてみたら、2年前程にブルガリアで緑色のニャンが見つかって話題になったそうな。
 やっぱりいるんだな・・・って想ったら、そのニュースの最後に、緑色のペイントが塗られたばかりのところに寝転んで転写されちまったらしいとの "落ち" がありました。
 やっぱり緑色ニャンはいない様です。
 岩合さんの "ニャン歩き" でも観た事無いし・・・


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20200726:新作:”味付け油揚げの海苔巻き” をどうぞ [食]

 自分にとっての "新作" です。
 便利この上ないと言えばその通りなんだが、"味付け油揚げ" が売られている。
 "手抜き" そのままだし、料亭で供される代物とは違う世界の喰いもんだが、"かけうどん" に載せれば "きつねうどん" になるし、"いなり寿司" に使えるし、燗酒の "お摘まみ" にも重宝で、どれもこれも絶品とは言い難いけど、年金+預貯金切り崩し生活の自分には "お似合い" な方だ。

そして:
 ある時、細切りにして "芯" として使う海苔巻きを思い付いた。
 煎り胡麻を加えると尚 "よろしい" 様で、干瓢(かんぴょう)巻きとはチコッと違うが、悪くない。

 新作だぞっ・・・って想いで、念の為にネットで調理ウェブを訪ねたら、太巻きの芯材の一つとして使うのが既に投稿されていたので、少々がっかりでした。
 それでも、"海苔巻き" & "いなり寿司" がお好みの方、お試しあれ!


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20200725:”ログイン”・トラブル [自分の事]

 既に何名かのブログでもありましたが、当方も一週間前の17日(金)夜半、急にこのブログ・サイトへのログインが出来なくなった
 もう忘れてしまったが、
  "このサイトではプライベート情報が守れません"

って言う様なメッセージが出て、そこから以上は自分名義で入れなくなった。
 ゲスト名義では自由に入れるのだが・・・

 ネットで同類トラブル情報を調べてみると、PC側の問題点&ウェブ・サイト側の問題点が網羅的に列記されていて、それぞれの対処法が記されていたので、素直に試したが、全て × !

 そこで、この顛末を某IT-系企業マンの息子に聞いたところ、
  "そんなこたぁ、極めて良くある"

って事で、PC側のブラウザーやウイルス監視退治ソフトウェア等の更新とか、サイト側のちょんぼ等々、いろいろらしい。
 PC側に心当たりが無いのなら・・・って、素早く何処かを開いて "何やら" を確認していた様子で、
  ”サイト側のセキュリティ証明書の期限切れ”

の可能性が高いとの見立てだった。

 先方のシステム管理者が "うっかり" していたのかどうか、
  ”気がつかなけりゃ、こちら側には手が無いので、放っておきなさい”

・・・って言われた。

 "そっかぁ" ・・・ ってんで、PCを閉じ、翌日18日(土)ログインしたら、何と、"すんなり" 入れた。
 あぁ、息子の言う通りの "証明書更新ちょんぼ" だったのか?

 余談だが、我が息子の伝によれば、スマホなんぞの場合、一端は電源オフにして、しばらくしてから再開すると、解決するケースが多いそうだ(OSトラブルらしい)。

 加えて、間違っても "トラブル解決します" ・・・ って誘導する様なサイトへは絶対に行ってはいけないとは釘をさされたものの、
   "何時の間にか正常に戻ってしまう"

ってのも怖い気がする。
 サイト運営側からはお詫びのコメントも何もありゃぁしない・・・って、少し怠慢だなぁ・・・




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20200724:”すッげぇー” としか言い様が無い(藤井七段) [雑感]

 何時かは "タイトル総なめ" と想っていたが・・・こんなにも早くとはっ!
 僅か17歳11ヶ月で棋聖戦5番勝負を3勝1敗で制し、初戴冠となった(7月16日)。

 現役最強とも言われていた渡辺棋聖だったが、
   世の中全部が "自分の負け" を期待している

かの様なプレッシャーを感じていたに違い無い。

 一方の藤井七段は冷静そのものだった様だ。
 幼少より詰め将棋で鍛えられた終盤詰筋の正確な読み、AI で培った既往棋譜に捕らわれずに序盤中盤を展開する若さなら故の柔軟さが "抜きんでた" 存在にしたのではなかろうか。

 自分は将棋は指すが、 "へぼ" が幾つも付く程度。
 時々にネット中継で観戦していたが、どちらが優勢かの判断さえ付かなかった。

 出身は瀬戸市だそうで、自分は業務関係で何回も訪ねたところだ。
 "瀬戸キャニオン" と称される陶器用に削り取られた場所を観て驚き、市中の懐かしい町並みを想い出すが、正直に申し上げて賑わい豊かなところとは想えなかった。
 瀬戸物だけでは成り立ち難い時代だ。
 今回の快挙は、勿論の事に地元の誇りになった様で、復興に向けたきっかけになれば良いが・・・と願っています。

 しっかし、凄い人材がいるもんだなぁ・・・素直に嬉しいです。

因みに:
 こう言う "緻密な思考力" と "大局観" を "天分+努力" で持ち合わせした人材って、自然科学、特に理論物理の分野へ進んだとしても名を残す業績を揚げたに違いない。




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20200723:”あれ” が始まったのか?(ガス消し忘れ事件) [自分の事]

 自分にとっては "衝撃的" な事件だった。
 ついせんだって朝食時に "卵焼き" を作っていた。
 胡椒だけのとてもシンプルな厚焼きにするつもりで一番の弱火で3分程かけ、次いで裏返しにして・・・

ところが:
 二三回程焼き面を換えて両面&中身を程よく焼き上げ、"良し" として皿に移し、食べたのだが・・・

 ふとガス台を観ると、何と、"ガスをつけっぱなし" だったのだ。
 今のガス器具は器具を取り去ると10秒程の後には自動消火式になっていて、スイッチは押しっぱなしだったが、ガスは消えていた。
 が、ガスを消し忘れた事は "初めて"(の筈が・・・?)。

 歳も歳だし、そろそろ "あれ" が始まりだしたのか?
 "ボケ" って奴だ。
 "ボーっと生きている" 証拠だ(幸いにも自分の側には "チコちゃん" はいない)。

 ゲッゲッゲッ!
 ヤバいぞ! こりゃぁ・・・
 旨く出来た卵焼きの味も吹っ飛んだ "事件" に衝撃を受けた朝でした。
 自分が寝坊したせいで、既に我がワイフ殿は外に出て花に水やりしていたので見つからなかったが・・・
 悲しいです。



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20200722:トマトの食べ方 [食]

 好きなので一年中、殆ど毎日の様に味わう。
 居酒屋さんで、少し厚手に切り取った冷やしトマトが夏場定番の一つとする所もあった。
 でも自分には、冷やしトマトを何もつけずに "丸ごと" 齧りつくのが一番旨い。
 "硬めの皮" と "汁っけの多い中身" を同時に食べる感触、それに瞬間に感ずる "青臭さ"( ← 嫌いじゃ無い)・・・これは丸ごとでないと味わえない。

 最近は露地モノと温室モノの区別さえ難しくなったが、あわせるワインが自分には難しい。
 またガバっ! と勢い過ぎると汁が垂れてシャツなんかを汚す時があって、これが "育ちの悪さ" を見せつけている様で恥ずかしい。
 でもって、家喰い/家飲みの時には我がワイフ殿によく叱られるのです。




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20200721:”亡国” トラベル [雑感]

 このコロナ禍 "再炎"/"再拡大" の最中、前倒して明日より
  "GoTo トラベル・キャンペーン"
が始まる様だ(予算元:国交省)。
 旅行代理店や旅館業界を "除いた" 多くの国民の "時期尚早" との反対にあっても "東京除外" だけの "無理押し" 実施となった。

 壊滅近い観光業復活を加速させる為の旅行者負担補助施策だとの事だが、たとえ東京発着だけを外しても、都市圏から地方へコロナ感染を拡げ、その結果として観光業はもとより、国全体の経済活動をも壊滅へ向かわせる
   "亡国行きトラベル"

としか想えないのは自分だけだろうか。

 感染爆発/医療崩壊/経済壊滅に向かう可能性すら覗える今、何故に旅行者補助なのか。
 観光業を助けるのなら、喘ぐ旅行代理店や旅館業への事業補償の方がはるかに "実利" がある筈なのに。
 国民をあっちこっち動かさせて感染を拡げっちまって、これからの "国の有り様" をどうするつもりなのか。

 この "GoToトラベル・キャンペーン" は、コロナ禍が収まった時点でこその施策ではないのか・・・今の今やるとは "質(たち)の悪い" 根性見え見え政治だ。

 コロナ禍対応では迷走だらけなので、国側はメンツもあって後に引けない様子だ。
 今更、"ごり押し" の責任取らせるって言ったって、国交省大臣は公明党出だから、彼の首すげ替えは総理大臣には難しかろう。
 勿論、総理大臣ご自身の責任は単に "謝るだけ" だ(*1)
 正に "亡国へ向かうトラベル" だ。

振り返ってみても:
 一二週間前より東北地方の県知事さんや市長さんから "懸念" が表明されているし、中には
  "感染拡大は政府による人災"

と迄、表明している市長さんもいた。
 その内、首都圏での感染拡大が急を告げると、多くの県知事さん等がこぞって懸念/反対表明が出された(但し役人上がりの知事等は積極的発言は控えているのが "嫌らしい")。

 表明した彼等彼女らは、後々、総務省や国交省辺りから露骨な差別扱いを受けるに違い無いが、医療体制の脆弱な地方自治体の長はその大小に関わらず
  "先ずは県民の生命健康を優先"

して懸念/反対を表明するのは "当たり前だのクラッカー" ・・・ って考える自分はおかしいのか。
 一方、金儲け第一の経済界からは "さっさとやって欲しい" との声一色だ。

 どちらが正しい "国の有り様" なのか。

そう言えば:
 昔の事だが、"亡国のイージス" って小説/映画があった。
 今ではうろ覚えだが、最新護衛艦の艦長か副艦長が "謀反" を起こし、日本政府と対峙する。
 テーマは "国防に関わる国家としての有り様" を問うモノだった(が、アクションものとしてもそれなりに楽しめましたよ)。

 国民の命よりも経済優先を決めたとは言え、今回のキャンペーンも正に "政府の立ち位置" を表しているのではなかろうか・・・とさえ、想う。

話は飛ぶけど・・・:
 "GoToキャンペーン" の事を安倍総理大臣は国会答弁の中で
   "ゴートー( ≒ 強盗)・・・"

と言いそうになったとか、無かったとか。
 このお方の "心" は空(から)過ぎて計り知れないが、その底ではそう想っているのかも・・・だったら、"めっけもの" なんだが(明らかに期待し過ぎだ)。

本題に戻って・・・:
 観光業復活を名分としているが、コロナ禍給付金支給に絡めた "税金中抜き事件" があった様に、旅行補助金支給に当たって同じ様な中抜き法人/旅行代理店等々が "暗躍" するのであれば、
  "マネー第一主義 亡国に至る"

様に観えて仕方が無いのは果たして自分だけだろうか。

 イヤハヤ、何てこった!
 ここまで "品格" が落ち込んでしまうとは・・・

 どうしてこんなヤバい施策に今の今、1兆円を越す税金を使うのか。
 今や敵対する国への情報操作は高度な政治的戦術の時代だ。
 もしかしたら、政府筋へ某国からの巧妙なマインド・コントロールがあったりして・・・考え過ぎであれば良いがなぁ。
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(*1):ついこの間の投稿です:"20200718:責任の取り方"




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20200720:良く解らん(検察の正義感) [雑感]

 ”検察庁" は "社会正義" 実現/維持貫徹の為に特別の権限を与えられた司法組織だ。
 つまりは、月光仮面に替わる "正義の味方" の一翼を担うのだ。
 その中で東京地検は上に東京高検を仰ぎ、その検事長は検察庁検事総長席に最も近い職位の一つ・・・って事は、つい最近の "黒川事件" の報道で知ったところだ。

 新たに就任した東京高検検事長、更に検事総長はその着任挨拶の中で共に
  "不偏不党を旨とし、政治とは距離を保つ"
  "国民の信頼を得る"

事を強く誓っておられる事も良く覚えている。

ところが:
 東京地検は、"賭博常習犯" とも言える黒川前検事長に対して "娯楽の延長" との判断で不起訴処分にした(7月10日)。

 一方で、あの有名な東京地検特捜部は、"河井夫婦買収事件" に絡んで "収賄" と言って良いのかどうか法律用語が解らないが、要するに金を受け取っちゃった地元議員の罪については "不問" とした(8日)。

 自分はクルマ運転時の3回の交通違反:
   - 右折違反(制限時間帯違反)・・・5年前
   - 一方通行違反・・・もう忘れちゃった程の大昔
   - 通行区部変更違反・・・同上

以外の関わりはないのでが司法には疎い方だが、何か、おかしくないか・・・なぁ。
 これで良いのかぁ?

 恐らく、日経紙の司法担当記者も同じ "疑問"、流行言葉で言えば "違和感" を抱いたに違い無い。
 と言うのも、全く異なった二つの事件なのに、両者を並べた記事配列として経緯を詳細に記載している:
   ”河井夫婦買収事件の処分
    - 地元議員 「不問」 疑問の声

 そしてこの記事の左隣に:

   ”黒川前検事長不起訴に
    - 賭博行為 「娯楽の延長線」
 (日経紙:2020年7月11日付け朝刊社会面)

 コロナ禍で緊急事態宣言の最中に夜な夜な外出して徹夜に近い形で賭け麻雀に興じ、しかも2年間以上も続いていた賭博常習犯なのに、"娯楽の延長" と判断する正義感覚が理解出来ない。
 司法を守る立場、それも最高位に近い職位にあった者が犯した賭博に対して、そんなに "緩(ぬる)くて良いのか"(月光仮面なら許さないぞえ)。


 また "200万円" も受領した地元議員も何らお咎めが無いのも不思議だ・・・過去にはたったの "5万円" で罰金刑を下された議員もいるのに・・・とは地元の疑問の声らしい。

 司法の "公平" はどこに行っちゃったのか。
 2件とも時の総理大臣が深く関わりがあったとのこれ迄の報道を想い起こして、まさか*2 "忖度" して "手打ち" にしたんじゃぁなかろうなぁ・・・なんて事は、自分の様な "下衆の勘ぐり" に違い無い。

 国民の信頼を取り戻す決意なら、丁寧な説明が欲しいもんだ・・・と想うのは自分だけではないだろう。
 実におかしな話で、釈然としない。
 月光仮面の出番かも知れんぞ。



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20200719:”e-Japan” ってのがあった( ”電子行政” ) [雑感]

 我が国が華々しく "2001年度行政戦略" として
   ”e-Japan 戦略
を打ち上げ、
   - 2003年度:電子情報を紙情報(=書類)と同等

に扱う行政を実現し、
   - 5年以内(つまり、<2006年度)に世界最先端の IT-国家

事を目標としていた(自分は民間側でこれに踊らされていた一時期があった・・・今想い起こすと、本当は単に "使い回し" されていただけだっか)。

 皆様の多くが余りにも "今は昔" の事なので想い出すのも苦労されるだろうが、2005年が "愛知万博" 開催の年だった・・・と申せば、遙かに遠い "今昔物語" と言うのもご納得されるだろう。

 今度も性懲りも無く "経済財政運営基本方針"、所謂 "骨太方針" の原案の中に
  ”一年で行政手続きをデジタル化する

を上げている(日経紙:2020年7月9日付け朝刊総合2紙面)。

 骨太だか骨細だか、とにかくここに一文字でも書き込まれれば次年度予算に計上される慣習・・・って訳で、業界毎に猛烈な省庁詣でが繰り返されるのが常態だ(でもんで、俳句の季語になっても良いんだが・・・)

さて:
 この "デジタル化構想" は、コロナ禍で例の10万円支給とか事業者救済給付金の手続きの余りのお粗末さ/時代遅れが国民の批判の的になったばかりか、海外メディアを通して世界中の嗤われ対象になってしまい、我が国の IT-後進国性がバレてしまった事が背景にあって、IT-企業が猛烈に売り込んだのだろう。

だが・・・:
 記事でも指摘されていたが、電子立国行政は選挙の際の "票" に直接結びつく事はない。

 加えて、全ての省庁を同じシステムにする事は IT-系企業にとっては何の "旨み" も無い。
 と言うのも、省毎に異なる IT-企業がシステム化を手がける事が莫大な利益を分け合う仕組みを産み出すからだ。
 それに、何処の省だって他省と共通のプラットフォーム上に共通のシステムを作られ、"こんな事も出来ないでいる" ・・・ なんて事が筒抜けになっちまったら "面目丸潰れ" だしぃ( ← 某省の課長補佐殿から聴いた事がある.。ホントです)。

 しかも最先端では無く、些か時代遅れのシステムとしておけば IT-企業側から観れば更新を繰り返す手立てもあるのだ。

 と言うのも、最先端&ユーザー目線の使いやすいシステムだと不要になる役人が出て来るに違い無い事から、省側の方も意図的に使いにくいシステムにしている事を望んでいる・・・としか考えられない。
 彼等にとっての IT とは、 "ワード&エクセル&パワポ" が使え、”ネット漁り&メール" が使えればそれだけでOKなのだ。
 仕事の効率化/迅速化なんぞ、望んでいない。
 これに甘んじない若手は外へ飛び出して行くのだ(*1)

従って:
 喉元を過ぎればまたしても元の "ハンコ行政"/"書類情報" が幅を効かせて "元の木阿弥" になる事、請け合いに違い無い。
 何せハンコは役人の世界では "ステータス" でもあるのだ。

一方で:
 "GAFA" を産み出した米国ではクリントン政権時(1993-2001年)にゴア副大統領が
  "情報ハイウェイ"

構想を推進し、今の IT-国家を生み出した事につながっている事実を忘れてはいけない(冒頭の "e-Japan 構想" はこれに触発されたのだ)。

そんな訳で:
 20年前の戦略構想が些か姿&形を変え、 "亡霊" となって霞が関辺りを彷徨う姿が見える様だ(併せて舌を舐め始めた大手 IT-企業の姿も)。
 自分は、経験を積んだ官僚程、馴染んだ書類行政を変えるつもりは無いと想っている。
 今の政権が何時迄も続く筈は無く、一方の官僚組織は政権とは無関係に永続させなければならない・・・って訳で、"面従腹背"(めんじゅうふくはい)でやり過ごすに違い無い。

再びそんな訳で:
 無為無策行政のコロナ禍の中、生き延びていれば、二年後の "IT-国家" なる有り様を確認して、再度ブログ投稿致したく。
 立派な IT-国家になっていれば、言いたい放題のブログ投稿の責任を取って "坊主" にでもなります・・・ってか(歳のわりには髪の毛 "ふさふさ"? です)。
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(*1)20200416:やっぱりなぁ・・・(”転職” 希望キャリア公務員組↑↑↑)




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20200718:責任の取り方 [雑感]

 河井前法相及びその奥方の公職選挙法違反の "100日裁判" が始まる。
 10日近くの前、これに関して安倍総理大臣が "任命責任" を認め、"国民に謝罪" との談話記事があった(7月9日)。

 このお方はこれ迄に不祥事があるたんびに何回も "責任" をお認めになられているが、例えば
  - 向こう10年間、ずっと "議員手当" 全額を返上致します
とか、
  - "丸坊主" になります

とかの "具体的" な行動が全くもって伴わ無い。

が:
 9日の謝罪記事を読んで改めて気がついた。
 つまり、安倍総理大臣がお考えになっている責任とは
  "私に(任命)責任がある"

とのご発言自体の事を意味しているので、これ以上の責任行動には至らない訳なのだ。

 "総理大臣たる自分がこう言っている事、これ以上の責任の取り方はあるまい"

・・・ って事らしい。

 イヤハヤ・・・潔くないと言うか、清くないと言うか。
 どっかの国の大統領並みだなぁ・・・些かどころか、とっても恥ずかしい。

 まぁ、3.5年程の前の事だが、国会答弁で役人が書き下ろした原稿を
    ・・・云々  ⇒ ・・・でんでん

って読んじゃうんだから、
  ”責任の意味を問う事自体、無意味”

のかも知れんて・・・ヤレヤレ。
 これも "Jの悲劇" と言って良いのかも。
 言い過ぎだったら "ゴメン" です( ← 自分の責任の取り方でありまする)



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20200717:東京は ”諸悪の根源” か?(兵庫県知事の本音発言) [雑感]

 7月9日に開催された県のコロナ対策会議の席上、ついつい "本音" が出ての発言らしい(勿論、後で例の如くの政治家お得意の "テッカイ" 発言があったが)。
 文春オンライン記事だったが、かって御厨(みくりや)貴氏が "コロナ禍対応知事の通信簿" で "落第" 査定された御仁だ。

でも:
 そんなに遠くない先に直下型地震に必ず襲われると予言されながらも度を抜いた一局集中は留まる事が無く、都内23区は超過密人口で埋まり、日本経済の半分程を担い、ヨーロッパで言えば中程度国に匹敵する程の予算規模を誇る東京は、否応なしに日本にとって特別かつ特殊な存在だ。

 都知事は都政に関しては大統領並みの権限を持つ。
 しかしながら、コロナ禍に対しては国が "責任放棄/傍観/嫌がらせ" している以上は誰がやっても駄目なんだろうが、小池都知事程のやり手でも残念な事に有効策が打てずに断トツ "最先頭" を走っている始末だ。

でもって:
 真っ当な都民の殆どが不安を感じている筈だと想うものの、周辺県(埼玉/神奈川/千葉県)、次いで政府/政党/官庁詣でや企業本社通勤/出張、更に通学等で往来の多い地域に感染が拡がるのは理の必然だ。

そんな訳で:
 東京で感染拡大が進めば大阪にも、次いで兵庫県にも影響が及ぶ・・・との想いだとすれば、間違いなく本音だ(実際、東京発かどうかは別にして大阪府も危険信号が点灯し始めている)。

 命よりも経済を優先した国が、そしてそれに追随せざるを得ない都を始めとする自治体も "身のある対策" が打てる筈も無く、今見る感染拡大は収まり様が無い。

 特に先週末からはイベントも野球も "観客有り" になったから感染は爆発的に拡大しない方がおかしい。
 事実、新宿の小さな劇場で発生した集団感染は1K人程の濃厚接触者を抱え、主催者側&観客双方に拡がっていて、深刻な波紋を起こしている。
 基準を守らない当事者、自らを律しない観客共に自分は被害者とは思わないし、同情もしない。
 感染症/公衆衛生学専門家の指導を仰いでガイドラインを徹底して活動再開を目指している演劇界の方々へどれ程の迷惑をかけたか、"新宿劇場事件" 当事者等の罪は大きい。

再びそんな訳で:
 名のある政治学識者に落第査定を下された知事だが、むしろこの件に関しては "正直" かつ "素直" だと想う次第だ。
 自分が住む横浜市にとっても、東京の感染拡大は迷惑以外の何物でもあり得ない・・・正直な話、多くの市民がそう想っている筈だと想う次第でありまする。
 より正確には "東京が" ・・・ ではなく、"都内某特定地域" が・・・なんでしょうが。




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20200716:”新しい日常”(ニュー・ノーマル)に移行出来るのか [ただの私見]

 ”ニュー・ノーマル” は、本来はあの "リーマン・ショック" 後の金融恐慌に襲われた世界の経済状態を表す用語として米国人によって提示された米語だ。
 即ち、我が国にとっては "輸入された概念" だが、今回のコロナ禍でも盛んに "コロナと共生" せざるを得ない "新しい生活様式" として盛んに用いられている。
 但し、これも海外が先んじていて、目聡い政治家や感染学者がこぞって使い始めた用語だ。

しかし:
 感染学者自身から、100年前のスペイン風邪、近年の新型インフルエンザ、マーズ/サーズ等から "何も学ばなかった" と言われている我が国が、果たして今回のコロナ禍でニュー・ノーマルへすんなり移行出来るのか。
 マスクだけはしているものの、既に3密をどこかへ置いてきぼりにしている様な有様をTVニュースを観ていると、危機感に乏しい上に、いくら物忘れ名人の日本人だとて
   "こりゃぁ、あかんなぁ"

・・・ と想うのは自分だけでは無い筈だ。
 つまりは、相変わらずの "喉元過ぎればなんとやら" ・・・ が、性懲りも無く繰り返されている訳だ。

 結局のところ、移行出来るのはごく一部の先読みする民間企業&個人だけで、多くは "コロナ前" に戻ろうとするものの、(世界に)通用せずに殆どが "討ち死に" していくのでは・・・と自分は悲観的に捉えている。

実際のところ:
 先に開催された新型コロナウイルス感染症対策 "分科会" でも、相変わらず "経済再生担当" 大臣が "コロナ担当" を兼ねている事は、とりもなおさず
   "コロナ禍対策に関しては政治には何も期待出来ない"

事を意味しているとしか考えられない。
 このお方は未だに "市中感染は起きていない" ・・・ って言い切っていて、その根拠も何も示さないのだ。

 ましてや、おったまげた事には前倒しで "GoToキャンペーン" をやらかして、首都圏から新型コロナウイルスを全国へ撒き散らすのが政府のとる経済再生だから呆れるほか無い。

 その上、分科会会長が専門家会議時代から何回も指摘していたスローモーな "目詰まり保健行政" の改革だって、厚生労働省の壁を打破しない限り不可能だから、これまた出来ないだろうと自分は踏んでいる。

それもその筈:
 医療ガバナンスに詳しい学識者の言によれば、厚生労働省の保健衛生行政にとっては、"国民の生命を守る" 事が使命だが、それは建前であって、現実には保健所&医療機関支配権の独占、即ち "省益死守" を何よりもの優先事項としているとの事だ。

だから:
 米国流の疾病予防管理センター(CDC)の創設が話題になる事はあっても、霞が関界隈は完璧な縦割り世界であって、これを守り抜く事を旨としているから、たとえ日本版CDCは創設されたとしても省庁横断組織能は持てずに、抜け穴だらけの組織になる事、請け合いだ。

ところで:
 今回の新型コロナウイルスは、海外研究機関から "エアロゾル感染能" を持っている事が臨床的検証が出た様だし、また中国からは感染者の持つ "抗体も永続的では無く2~3ヶ月で激減" するとの報告もあった様だ(インフルエンザと同じだ)。

これらが本当なら・・・:
 たとえ実用化されたとしてもワクチン摂取は定期的でなければ効果は期待出来ないし、今の政策では無感染症者は限り無く加害者となって感染拡大は収まりようが無い。

 これこそが正に "ニュー・ノーマル" のあるべき姿を示唆している様だ。
 つまるところ、"誰でも" "何処でも" "何時でも" 希望者は定期的なPCR/抗原/抗体検査を "保険" で受ける事が出来て、"陰性証明" を携えて社会/経済活動に携わる仕組みだ。

 こんな先験的な取り組みを今の厚生労働省には望むべくもないから、先読み企業が自主的に実施しているに過ぎない(*1)

そんな訳で・・・:
 "ヤバい" ・・・ としか言い様がない。
 先ずは政治が変わらない限り "日本沈没" ・・って事になりかねないとの認識こそが必要だ・・・と想う次第です。
 まぁ、それを望んでいる国が直ぐ側にいる様だけど・・・
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(*1)20200706:PCR/抗原/抗体検査は ”ビジネス・ツール” へ(コロナ禍)




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20200715:E.モリコーネさん逝く(音楽家@イタリア) [故人を悼む]

 7月6日に逝去。 享年91歳。

 多数の映画音楽作家として余りにも有名だが、多くの映画好きには "ニュー・シネマ・パラダイス" がお気に入りなのでは(このソネブロでもそういう投稿ありました)。

 が、老生の自分には何と言っても
  ”荒野の用心棒”(1965年)
   - 監督:セルジオ・レオーネ
   - 主演:C.イーストウッド

の主題曲:”さすらいの口笛” の方が馴染み深い。

 黒澤明監督:"用心棒" の焼き直しだが、"マカロニ・ウェスタン" として世界中で大ヒットした(英語では確か "スパゲッティ・ウェスタン" って言った筈)。
 半世紀以上前の公開作品なのに、地上波/BSを問わずTVで繰り返し放映されていて、未だに人気を持ち続けているのは驚異的だ。
 本場ハリウッド版ウェスタンでもこんなのは数少ない。
 日本だけの事なのかしらん?
 黙礼。


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20200714:ウイリー沖山さん逝く(ヨーデル&カントリーソング歌手) [故人を悼む]

 懐かしいお方が旅立たれた。
 6月28日に逝去。 享年87歳。

 ヨーデルも抜群ならカントリーソングも半端じゃなくこなす。
 声域がとても広く、声量も厚い。
 その上に裏声も気落ち良い程に素晴らしかった。
 発音もネイティブ級で、あの "グランド・オール・オープリ" の常連になってもおかしくなかったとさえ。

 膠原病を患い、大変な努力で復帰されたところ迄は存じ上げていたのだが・・・
 随分と歌を楽しませて戴きました。
 黙祷。



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20200713:あの ”B.バレット”&”G.レイドロー” が日本ラグビー’トップリーグに参入とはっ! [ラグビー]

1.B.バレット選手:
 NZL代表チーム:"オール・ブラックス" の常連FB(フルバック)&SO(スタンドオフ)であるボーデン・バレット(まだまだ29歳!)が、何とっ!来年1月開幕予定のTL(トップリーグ)優勝候補チーム "サントリー・サンゴリアス" へ参加する事になったらしい(7月3日)。
 2度も世界年間最優秀選手として表彰されたし、ラグビーW杯2019日本大会でもNZL代表として華麗なプレーを存分に見せてくれたあの選手だ。
 優勝候補筆頭だったNZLは、惜しくもと言って良いかどうか、E.ジョーンズ率いるイングランドに完敗したものの、3位決定戦でウェールズに勝利している。
 その活躍中心にいた一人だ。
 バリバリの現役選手が来てくれるなんてっ!
 素晴らしい。

2.G.レイドロー選手:
 こちらは失礼ながら必ずしも強いとは言い切れないNTTコム@TLだが、やはり来季から参加だ。
 SH(スクラムハーフ)@SCOT代表を永らく務め、W杯2015英国大会での対日本代表戦@一次リーグではその正確無比なキックで大量得点を稼ぎ出し( ← 正直、憎たらしい程でしたっ!)、8強入りの原動力となった選手だ。
 2019日本大会では日本代表がリベンジを果たしたが、印象に残る選手で、日本でもファンが多い。

 こりゃぁ、楽しみが増えたぞい。
 ただ一つの気がかりは、コロナ禍第2波の真っ最中の可能性も高く、果たしてTLが予定通りに開幕するかどうかだ。
 是非とも身近でプレーを観たい。
 ワールド杯の様な超満員の競技場では選手の "息づかい" なんぞは聴き取れないが、TLの試合ならそんな事はあるまい・・・と期待して、肉弾戦(←古い用語で申し訳ない)を期待し、B.バレット&G.レイドロー両選手の正確無比なキック&ランを見つめたいものだ。
 その為にもコロナには襲われない様にせんとなぁ ・・・ (>_<)




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20200712:マンガ二題(トキワ荘&故・杉浦茂さん) [雑感]

 大分前になるが、日経紙:6月29日付け夕刊に "マンガ二題" の記事が掲載されていた。

1."トキワ荘" 再現
 手塚治虫さん(在住:1953-54年の期間)/藤子・F・不二雄さん(1954-61年)/赤塚不二夫さん(1956-61年)/石ノ森章太郎さん(〃)等マンガ一筋を目指した若手が暮らした木造2階建てアパート(1982年解体)が復元され、"ミュージアム" としてこの7日から公開されている(利用年代はWikiPedia参照)。
 まぁ、一種の "聖域" ってか、"聖跡" なんかなぁ・・・
 最寄り駅は椎名町@西武池袋線で、構内にも出来の良い案内が展示されている様だ。
 自分はこの路線を30歳近く迄利用していた事もあり、町並みも馴染みがあって懐かしい限りだ。

2.故・"杉浦茂" さん
 1950年代央に集中した "真田十勇士" モノ、特に "猿飛佐助" が超有名だが、今にして想えば "超とぼけた" ギャグ・マンガの "はしり" だった筈。
 にも関わらず、我が国に於ける子供向けギャグ・マンガは1960年代入ってからの "おそ松くん" 辺りから・・・ってするのが通説じみていて、自分の世代には "異議あり" って言いたくなる方、多いんじゃないかなぁ・・・

 素養の無い自分は存じ上げなかったが、宮下志朗氏(仏文学者)のショート連載コラム:"こころの玉手箱" で紹介されていた。
 何と言ってもトキワ荘派とは筋も絵柄も全く違った世界が描かれていた事も懐かしい限りです。
 但し自分は "徳川贔屓" なので、真田十勇士モノは純粋にマンガとして楽しんでいた訳でした。




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