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20170331:垣間見た大学教授の忙しさ [ただの私見]

 アジア及び中東の大学ランキングが、英国の教育誌(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)から発表されています(日本経済新聞紙:2017年3月17日付け)。

 論文の影響力や国際化の度合い等13の指標から順位付けした結果によると、
  東京大学:7位(←7位)
  京都大学:14位(←11位)
との事です(括弧内は前年度順位)。

 一位に輝いたのはシンガポール国立大学、2位は北京大学、3位は精華大学であったようです。

 論文の影響力の具体的な内容は不明ですが、国際化度合いとは、要するに海外研究機関との連携や研究者の招聘とかが(他大学との比較に於いて)足りないと評価されたのだと想われます(但し、それがどうして大学の実力と関係しているのか、自分には解りようもありません ← という事は、自分は、大学の実力とは、そう関係は深くないと実感しているつもりだからです)。

 自分は民間企業に入り、某省外郭団体へ出向して現役を終えましたが、その間、新しい機能性材料やそれを産みだすシステムの研究開発を数多くの大学教授のご指導を得て取り組んできました(中央省庁の、従って皆様の税金を使わせて戴いた研究開発事業で)。

 その際に気がついた事の一つが "大学教授の忙しさ" です。
 有り体に言えば、大学の先生方は "雑用が多過ぎる"
 ”何時ご研究されているのですか?” と聴いた事がある程です。

 特に、我が国最高学府と言うだけで無く、"霞ヶ関から近い" 事もあって、東京大学の第一線を成す教授陣の多くは、各省庁の数多くの専門家委員会やワーキング・グループ、タスク・チームの委員、乃至は委員長役を "否応なし" に押しつけられる機会が "群を抜いて多く"、一度など手帳を見せられたら、連日の委員会出席で、その結果、ご自分の研究室で席を暖める時間が無い・・・これが実態でした。

 これではまともなご研究は出来ないでしょう。
 基本方針はご自分で立てるにしても、実験の指導は准教授や助教等に任せる他無く、その結果を微に入り細に入り吟味して次の戦術を立案する余裕に恵まれない。
 ましてや、海外との連携等、手がつけられないと想われます。

 自分は、横から見て、お気の毒にしか想えませんでした。
 これは、官僚が自分の手柄の為に利用しているだけだとも。

 海外ランキングトップの大学教授の忙しさは知る由も無いですが、今の日本の "知" の持ち主であり、次の日本を形作るに違い無い大学研究者陣をもっと大切に遇しようではありませんか

そうすれば、わが国の大学の研究力はもっともっと上がる筈です。
ただ残念なのは、そうする為の自分の役割が見えない事です。


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20170330-2:英国離脱で英語はどうなる? [ただの私見]

 遂に英国がEU離脱を通告し、2年後には否応なしにEUからは離れる事になる模様です(本日付各紙)。
 
 EUでは、多様性を維持する上で、加盟国は自国の言葉を使用出来る事を原則としており、多言語主義と聴きました。
 議事録・規則等書類も加盟国語版が整備されるとも聴きました。

 従って、英国がEUから離れると、EU内では英語は公用語とはならない事となるのでしょうか

 世界のどこに行っても今や英語が実質上の共通語となっている感があるので、英語の立ち位置は今後とも変わり様が無いとは想うのですが・・・

 ドイツ語・英語よりも我が日本語が得意な自分が英国EU離脱通告ニュースを見聞きして最初に感じた事です。
 ポイントを外したノーテンキな年寄りです。


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20170330:原発の行方 [ただの私見]

 我が国を代表する、今やしていたとも言って良い東芝が揺れています。
 一兆円程の損失が見込まれているらしい。

 以前の不正経理が明らかになった時は "経営者の強欲" しか感じませんでした。
 が、米国での原発建設に絡んだ今回の経営を揺るがす問題は "事業戦略" の問題であり、そこには技術陣の市場展開を含めた見通し・見込み・自信があった筈で、"無念なり" ・・・との想いが溢れているのでしょう。

 自分が就職する時代は、これからは半導体や原子力発電の時代と謳われ、東芝は理系の学生に大変人気がありました。
 自分の同窓も入社し、半導体回路の設計に関わる研究開発に取り組んでいましたが、いろいろな事情があったのでしょう、何時しか大学教授へ転職を果たしていました。

さて:
 原発です。
 私たちは、スリーマイル島(米国)、チェルノブイリ(ロシア;現・ウクライナ)、それに福島の原発事故から何を学習したのだろうか?
 チェルノブイリと福島原発で示された様に、想定外とした修復不能な事故が発生し、廃炉処理に取り組んだとしても、それが完結するのは何時になるのか、誰も読み切れず、結局これを受け取るのは次世代、更には次次世代の人達となってしまう。
 電力を使いたい放題した私たちはどうすれば良いのか。
 自問せざるを得ないところです。

 それでは、我が国は原発から完全に離れて電力需要を賄えるのだろうか。
 確かに、幾つかの国々では近未来の "原発ゼロ" を目指す方針が出されており、我が国でも原発ゼロを主張する人達がいる事は十分に承知しております。

 EUの様に国境を越えた送電・受電システムが完備した地域に於いては、自国内では原発無しであっても、例えば原発大国であるフランスで発電された電力をいくらでも使える。

 一方、海外からの電力を直接受け入れる事は出来ない我が国では、原発の稼働が諸々の意味で壁に突き当たっている今は火力発電に主流を置かざるを得ない。

 環境上は望ましいとされる太陽光発電、風力発電やバイオマス発電等の再生エネ関連でわが国の電力需要を全て賄う事はとうてい出来ない上に、普及したとは言えない今の時点でも一般家庭では電気代の内1K円/月近くをこれ等の電気使用量として支払っており、これ以上の負担増を受け入れる家庭がどれ程いるのか。

 国は原発・火力・再生エネ等のベスト・ミックスを探っていますが、バランス取りは極めて難しい選択です。
 が、自分に出来るのは、とりあえずの節電だけ・・・と言うのが悲しい。

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20170329-2:シャープ・旧本社ビル解体ニュースに接して [ただの私見]

 一時期、我が国を代表する家電メーカーの一翼を担ってきたシャープ社の旧本社ビル(築60年)解体ニュースを見ました(27日;新幹線の中で、例の文字情報ニュース)。

 売却したものの、30億円以上も上積みして買戻すとの新聞記事を読んだ記憶があるのですが、出来なかったのでしょうか。

 昨日、日誌を括って調べたところ、阿倍野区(大阪市)にある件の旧本社ビルへは少なくとも5回は訪ねておりました。

 確かに外観は古いビルではありましたが、内部はそれこそチリ一つ無く、綺麗に整理整頓された上に磨き上げられており、受付の人の対応もしっかりしていました。

 自分が訪ねた先は、某省外郭団体に出向していた時で、新素材製造技術の開発事業に協力を仰ぐ部署の方々でした。
 その方々は天理市にある研究開発本部勤めだったのですが、自分等の交通の便を考えて本社ビルでの面談となったのでした。

 会社の経営戦略・戦術を定めるトップ陣の思惑とは別に、自分の会った方々は、思い遣りの深い、そして真摯に物事に取り組む人達でした。
 新しい組織でも活躍し続ける事を祈るばかりです。


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20170329:AI ⑧ひらめく AI ? [素人 AI 考]

 最近、我が国発の画期的ながん治療効果を示す "免疫治療法" が世界的に注目され、その薬剤価格も含めて話題となっています。

 薬価がとてつもなく高価で、普及が進めば我が国の様な国民皆等しく受けられる医療保険制度は維持出来なくなりパンクする、そうで無い国では、超がつく金持ちしか治療を受けられないとも伝えられています。

 新聞や素人向け医療雑誌等の解説絵柄を観ても素人なので正直解ったとは言えませんが、"従来に無い考え方から生まれた" 療法である事は解りました。

 最初に考えられた本庶佑(ほんじょ たすく)名誉教授(京都大学)は、ノーベル生理学・医学賞受賞間近とも伝えられている様です(既に2013年文化勲章受章)。

 この方の談話記事を読むと、当初は学会からも無視されていた様で、それだけ "前例の無い新しい考え方" だったのだと想われます。
 学会とは、国内外を問わずに極度に間違いを恐れますから、当然と言えば当然かも知れませんが・・・

 そこで自分は、"こういう常識に囚われない、過去に前例の無い考え方が 人工知能(AI) で発想出来るだろうか" と言う疑問を持ちました。

 今の AI は過去の膨大なファクト・データーベース(DB)を整理した上で最適解を見出す、いわば "物量作戦" に則った成果物と言う訳で、端的に言えば、本庶名誉教授のご研究歴を全てDB化すれば、同じ免疫治療法を考えつくのか・・・と言う疑問です。

 要するに "AI はひらめくのか?"
 優れたひらめきを持つ人は極々限られているのでしょうが、"ひらめく AI" の実現可能性は?
 2050年には AI がノーベル賞受賞を予測される専門家の方もおられるようですが、果たして・・・

 ところが、"果敢にも" 富士通社が理化学研究所と共同で "ひらめく AI の開発" に、5年間、20億円かけて乗り出すそうです(日本経済新聞紙:2017年3月4日付け)。
 頻度の少ないデーターを補って学習させる方法とか、過去に無い状況下での行動の影響を類推する手法を開発するそうです。

 でも、これって、単なる "内挿法" 、"僅かの外挿法" の延長じゃないのかな?
 本庶先生のひらめきは、過去のご自身の経験・学習に裏付けられてはいるのだろうけど、"ものすごく大きな飛躍を伴った外挿"、つまり、それこそ "ひらめき" だったのでは?

 全くの素人考えに過ぎません。
 富士通と理研の担当者の方々には、物量作戦で先行する米国陣を見事に抜いて成功して欲しいと願う者であります。

付記:内挿と外挿
 誤解を恐れずに超簡単に示しますと、

  -A1-A2-A3-A*-A5-B*-A7-C*- ・・・・・・・・・・・・ -D*

 上の図で、A1~A7の並び方を観てA*やB*を推定する(A*=A4、B*=A6)のが内挿、C*を推定する(C*=A7)のが外挿です。

 図から遠く離れたD*を推定する事は、ヒントが無い限りとても難しく、考えに大きな飛躍が必要です。
 このヒントが、(不完全であろうが)過去のファクトDBから類推出来るのであれば良いのですが・・・


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20170328-2:ワイン ②ワイン "樽" [ワイン考]

 可成り以前にPETワイン(PETボトル詰めワイン)について申し上げた事がありました:
   20170221-3:PETワイン

 今回は正反対になりますが、樽詰めワインを味わった経験をご紹介させて戴きます。
 祝い事の席等で樽酒(日本酒)を愉しんだ方は多いと想いますが、樽詰めワインの場合、ワイナリー以外ではその機会は極めて希ではないでしょうか。

 自分は現役時代、一度だけパリに出張した事がありました。
 "なんとかのセミナー" に参加した訳ですが、夜にはエクスカーション、つまり夜の歓楽街を巡り、落ち突き先は下町の居酒屋で乾杯!を経験しました。

 そこでは、ワインが飲み放題で、特に樽詰めの赤ワインは、恐らくは銘醸ワインと呼ばれる類いとはほど遠いハウスワインであった筈ですが、とても美味しかったです(気分も高揚していた?)。

 また何時だったか、山梨県の某ワイナリーで熟成中の樽詰め赤ワインの味見をさせて戴いた事があり、そこでも大変美味しい想いをしております。

 日本酒では、杉や檜の樽を菰(こも)で包み、ふと縄で絞めた樽酒は、見た目も鮮やかな上、木の香りが加わり、味わいも一段と上がっているとの経験があります。
 最も、樽酒を戴くのは晴れやかな場面なので、やはり気分が高揚しているせいもあるのでしょうが。

 樹木からの何かが染み込んでいる筈なのですが、木の種類・樹齢、樽としての使用履歴等が複雑に絡み合っていて、中々計算尽くではいかない味わいがある様な気がします。

 ところが、最近は "付け香" とでも言うのでしょうか、香り付けした日本酒もあり、目隠しで味わったらどれだけの方が解るのか・・・と言う程、見事なものもある様です。

 良い時代になりましたっ!(?!←自分には判定不能)と言って良いのかしら・・・?


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20170328:ミステリーお笑い考 ③殺され役 [ミステリ三昧]

 小説・コミックス(自分には “漫画” と言った方がピンときます)・映画・TVドラマ・芝居等を問わずミステリーものが好みですが、“殺され役” を演ずる役者さんは、つくづく大変と同情します。

 高い所から突き落とされたら不自然な格好でじっとしている、カメラがアップしても微動だにしてはいけない、解剖場面では裸になって肢体を晒す、腹が出ていたら惨めだし、撮影中は息を止めていなければならない。
 昔、眉毛が微動していた場面を観た記憶がありますが、緊張して動いてしまったのでしょう?

 話は飛びます。
 時代劇のチャンバラ場面では主人公が次から次へと敵役を斬っていく場面が醍醐味ですが、斬られ役はカメラ枠の外に出て、また斬られ役として何回も場面に登場する! そうです。

 映画 "蒲田行進曲"(1982年;角川映画・松竹系公開) では、斬られて高い階段を転げ落ちる、所謂大部屋俳優の悲哀を描いた作品だったと覚えています。

 殺され役も斬られ役も、お仕事とは言え、大変です。
 有名なところでは、5万回斬られたとか言われる福本清三さんがおられますねぇ。
 一度だけ主役を掴み("太秦ライムライト":2014年)、海外映画祭で主演男優賞を獲得された方で、独特の雰囲気があります。
 嫌いじゃないです。


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20170326-2:サンウルブズ第5戦逆転負け(スーパーラグビー) [ラグビー]

 TV中継やってました。

 今季スーパーラグビー(SR)第5戦で、我がサンウルブズはホーム扱いのシンガポールでストーマーズ(南ア)と対戦、前半24:20でリード、後半も出だし好調でしたが、最後は逆転を許し、 31:44 で敗れました(5連敗)

 後半の前半迄は強豪相手に良く喰らいついていたのですが、力尽きた感じです。
 何か、体力負けっぽく、辛いなぁ・・・


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20170326:”昭和” は輝いていた? [自分の事]

 BS放送で、"輝いていた昭和" を題材とした番組があります。
 昭和の、それぞれの時代・時期を象徴するモノできごとを切り口とした回顧番組でしょうか(あの武田鉄矢さんが MC = マスター・オブ・セレモニー)。

 タイムマシンで居酒屋やバーを昔に遡っていったら、何時の時代でも “昔は良かった” と言う年寄りがたむろしていた映画だったか、CMだったか、何かがありました。
 辛い事よりも良い事を想い出す方が楽ですから、年寄りはそう想うだけなのに・・・と言う事は誰でも解っていながらの洒落た映像でした。

 常に観ている番組と言う訳ではありませんが、そんな訳で良いとこ取りや懐かしい事が中心で、そこに潜んでいた、或いは至った裏側への視線は極めて少なく、題目に “違和感” ありの感じです(自分に限りますが・・・)。

 武田鉄矢さんともあろう方が気が付かない筈は無く、お気楽事だけで視聴率を狙った局側の意向なのでしょう。

 本当に輝いていたのかぁ?
 輝いていた瞬間もあった・・・が本当なのだろうに!

 自分の人生の大半を過ごした "昭和" と言う時代ですが、数多くの犠牲者を出した戦争を経て(*)、その後は奇跡と迄言われた経済復興を成し遂げ、世界有数のGDPを叩き出す国となりました。

  (*) 自分は、おぼろげ乍らも “防空壕”(”ぼうくうごう” と読みます。
   空襲に備えた洞穴の様な退避場所)に入った記憶があります。
   或いは、単にそう聴かされていただけなのかもしれませんが・・・

 自分の時代は、自然の佇まいを犠牲にし、公害をまき散らしながら、所得を倍増させ、家電製品と自動車に囲まれ、年齢を経ればそれ相応の家も持てた時代とも言えます。

 石油・電気・ガスを使いたいだけ使い、年間1千万トンもの賞味期限切れ食品や食べ残しを出し続けて来ました(今も)。

 特に電気は昭和の時代の政策により原発で大凡全需要の30%前後を賄ってきた訳でしたが、その安全神話は3.11震災で無残にも打ち破られました(あの安全を謳ったCMに出演された著名人の方々は、今どう感じているのでしょうか。聴いた事もありません)。

 平成は30年迄の様ですから、次の年号の何時頃に解決するのか、見通しの無いままに "昭和のツケ" は持ち越される事になります。

 武田鉄矢さんには、懐かしんでいるだけでは無く、諸々の昭和の姿を、持ち前の視線で総括して欲しい。

 敗戦後は、これ迄に辿った道程の他に選択肢は無かったと信じているものの、自分たちの世代は経済復興の方を選び、確かに輝いた瞬間もありましたが、"負の側面を敢えて直視してこなかった" と次世代の方々の批判を受け、かわす事は難しい。

 高齢者となった今は、もう何も手立てを持たない存在となってしまいましたが・・・
 現役の頃は考えもしなかった想いで、自分自身が驚いています。


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20170325:AI ⑦"君" は楽しいかい? [素人 AI 考]

 新聞でも TV でも人口知能AI)の話題が無い日が無い程、AI については次から次へと動きが激しい様です。

 将来はノーベル賞受賞も期待し得ると予測する学者さんもおられる様だし、最近は、AI を開発する技術者と AI 自身への "倫理規定" も日本人工知能学会が定めたそうです。

 いずれは人智を超える可能性を否定出来ず、人による悪用邪悪な心を持つ AI の開発・誕生を恐れての事だそうです(それを思い起こす映画もありました:"I, Robot")。

 こういうシリアスな事は専門家にお任せする事にして、ここでは少し違う視点で。

 知能の限りない発展を経て AI 自身が人間社会の一員になった場合、人間との付き合いはどうなるのでしょうか?

 野口悠紀雄さんは、"AI は生活を楽しくする"(日本経済新聞紙:2017年2月25日)と指摘していましたし、呼応するかの如く、イワショーさんが3月22日付けのブログ(*)で ”飲みニケーション・ロボット” と題して、"飲み会を楽しく仕切る AI ロボット" の実現を期待(?)/紹介されたのが見事でした。
(*)トラックバックが表記されていませんので、ここではURLを省略させて戴きます。

 そこで、我が家に鉄腕アトムを迎入れたら・・・なんて、想い浮かべながらの、以下は妄想です:
 ① 仲間とワイワイしながらの飲み会に一員として参加したら?
 ② 青空の下での気晴らしドライブは?(自動運転はお手の物)
 ③ お気に入りの役者の映画・芝居やお好み音楽会の鑑賞は?

 果ては
 ④ むしゃくしゃして鬱憤・憂さをはらす一人酒は?
  (その前に倫理規定で禁酒されたりして?)

等々・・・

 加えて
 ⑤ AI は悩む事は無いのか?
 ⑥ AI が特定の人間を気に入ったら恋をするのか?
 ⑦ AI が特定の人間を嫌いになったらどうするのか ?
 ⑧ お掃除ロボの様に、"一人" で電源を求めて充電するのだろうか ?
  その時、停電だったら? お日様を浴びて充電するのか? 外が雨だったら?

 鉄腕アトムも迷惑しそうな、取り止めのない事です。
 ⑨ AI もブログするのか? そうなら是非ともこのブログ・コーナーで!
 ⑩ AI も妄想はするのか?
 (先の野口悠紀雄さんは、AI は "問いを発する能力" は無い(すくなくとも今は))

・・・なぁーんて!
(>_<)


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20170324:日本酒 ⑤ "SAKE" グラス? [日本酒]

 昨日の続きで、またそこで考えた理由で、ここでは "日本酒" の事を "SAKE" と記す事にします(以後続くかどうか解りませんが・・・)。

 SAKEにも、さわやかな香りを醸し出す吟醸酒もあれば、昨日付けブログで新聞記事を引用させて戴いた様なバナナとバニラの様な華やかなアロマ(←濃厚なんでしょうネ! 多分、自分は苦手か?)を放つSAKE made in USA(!)もあり、多種多様です。

 単に "エタノール+水+醸造アルコール(=実はエタノール)" ではこうはならず、微量或いは少量の "有機酸" や "残糖" 成分のお陰と言う訳ですが、通い居酒屋の飲み友から、SAKE にも、この "香りを積極的に愉しむグラス" があると聴きました。

 初耳です。
 自分は、SAKE を冷やで戴く時は白ワイン用グラスを使う(*) のですが、香り豊かな赤ワインを愉しむ時のグラスの様に下膨れで、ガラス自身も極く薄としているらしい。

(*) 香りではなく、僅かな琥珀色を呈する SAKE の場合、その色合いを愉しむ為。

 自分好みの SAKE を、気ままに、この様な工夫を凝らしたグラスで味わう・・・何とも贅沢な一時なのでしょう!
 取り敢えず、赤ワイン用のグラスで試してみましょう。
 とは言え、自分は香り豊かな SAKE はストック出来ていないので、何時の日になる事やら・・・
 先になりそうです (-_-)


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20170323-2:日本酒 ④米国酒? [日本酒]

 今や、米国で米国人によって醸造された "日本酒" が品評会で金賞を獲得する時代になったようです。

 一ヶ月前の新聞記事を整理していたら紹介記事を見つけました:
  日本経済新聞紙(2017年2月19日付け夕刊):"SAKE造り 米国人挑む"
    - 元金融技術者、失業で一念発起
    - 日本の老舗に負けぬ味

 あのリーマンショックで失業し、羽振りの良かった時代に出会った日本酒に関心を持ってのトライ。
 京都・大阪・広島の造り酒屋を廻り、セミナーで勉強し、一人で麹&酒母造り・仕込みをこなし、純米吟醸酒を造るそうだ(もともと趣味でビール造りの経験者ではあった由)。

 "バナナとバニラの様な華やかなアロマ" が特徴だと言う( ← ン? ・・・ どんな味だ? 自分には直ぐには想像出来ません。 ワインなら "ありえーる" と想うが・・・)。

 国際品評会で "金賞" と言う事で、ご祝儀受賞ではないでしょうから、立派なものです。
 米(こめ)はカリフォルニア産コシヒカリ(≠酒米の筈!)で、4割削った純米酒。

 こう言うお酒って、"日本酒" っていうのでしょぅか?
 それとも "米国酒"? "Rice Wine"?
 或いは、簡単に "SAKE" かな?
 
 750 ml 瓶詰め*1,200本/月の生産規模で、出荷先は国内(即ち、米国内)と英国だけらしく、日本へは未だの様だ。
 自分が現役で、米国出張の機会があれば何とか理由をつけて醸造元を訪ねるのだが・・・
 日本の醸造元はどんどん減っているのに、"SAKE" は拡がってはいる様ですネ!


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20170323:際どかった! 地下鉄サリン事件 [自分の事]

 去る3月20日は "地下鉄サリン事件"(1995年)発生から22年目の日。
 
 当時、自分は現役で、素材企業の研究所(@横浜市)に勤めており、本社からの呼び出しで打ち合わせの為に頻繁に東京メトロ日比谷線の霞ヶ関駅を利用しておりました。

 3月20日はたまたま呼び出しが無かったのです。
 事件は午前8時頃起こったので、自分が出向く時間帯とはズレていたのですが、想い出す度に "際どかった" ・・・としか受け取れないのです。
 偶然居合わせた犠牲者の方々も多かった訳で、お気の毒でならない。

 同じ様な際どい経験は今ひとつあります。
 1985年8月12日の "日航機御巣鷹尾根墜落事故" がそれで、通常の大阪方面への移動は東海道新幹線を利用するのですが、用件時間帯次第では飛行機を利用する事もありました。
 事故の一週間程前に大阪に出向いたばかりで、これも今から想うと際どかったです。

 最近は月に一度、京都に出向く際は東海道新幹線(新横浜駅⇔京都駅)を利用していますが、"東海地震" も懸念されている折、家を出る時はそれなりの気持ちを入れ替えています。

 正直、時に、こんな気持ちから "解放されたい" とも想う次第です。
 幾分、被害妄想過ぎるとは想うのですが・・・

 悲惨な事件・事故の "そば" を経験した事から、毎年、この種のニュース・新聞記事を見聞きする度に襲われる想いです。
 皆様は、こうしたご経験御座いませんか?


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20170322:家事の分担 [自分の事]

 3月11日のあべしん様ブログ ”底辺生活” の中で、ご家庭での奥様との家事分担の事が紹介されていました。

 我が家では、簡単なフライパン料理と食べ終わった後の食器洗いは自分の担当であります。
 何時だったか(、多分10年以上前)、家内が体調を崩して寝込んだ折、賄いの方の派遣をお願いして急場を凌いだ事があって、家事が重労働だと改めて知らされ、食器洗いだけを担当し始めました。

 ただその当時は食器洗い機があって、簡単な水洗いだけで済んでいたのですが、いつの間にか故障して乾燥しか出来なくなり、以後は洗剤で綺麗に洗ってから乾燥し、食器棚へ戻す迄、自分がしております。

 同時にフライパンだけで仕上がる炒め物やパスタ類も見様見真似で腕を上げ、今ではそれなりのものも調理出来る様になりました。

 フライパンは大変便利で、水を沸騰させても決してあふれ出る事は無く、煮炊きもOK。
 男の料理は道具から入る方が多いそうですが、自分はフライパン一本で全てを済ませています。
 勿論、懐石料理の様な芸術品は出来ませんが・・・
 でも、懐石料理って、毎日、家で食べるものでは無いですよねぇ。


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20170321:ニャン ⑦花粉症? [ニャン]

 NONNONオヤジさんが3月13日付けのブログでも触れておられましたが、ニャンにも花粉症ってあるのでしょうか?

 毎年この季節になると、特に最近は、家内と我が家のニャン(ソマリ種。雄。6歳半)は競う様に "くしゃみ" を連発し、 "鼻水と目やに" に悩まされています。
 花粉症だっ・・・と想わざるを得ません!

 目やにを拭くと気持ち良さそうにしています(家内では無く、ニャンがです!)。
 ソマリ種は野生が残っていると言われ、"だっこ" をされたがらないのですが、この時ばかりは、やけに温和しいのです。

 記憶が正しければ、漱石先生記するところの "我が輩" には花粉症は無かった様ですが・・・
 当時は花粉症って、知られていなかった?

 少なくとも江戸末期に於いては "花粉症に悩む" ニャン子は知られていない様です。
 あの歌川国芳(1797-1861年)が描いた "猫飼好五十三疋"(みょうかいこう53びき) の中でも、日本橋(始点)から京(終点)迄の53+2疋の猫はくしゃみをしていない様に見えます(*)。
  (*) 月刊サライ誌,2017年3月号,44-45ページ

 今を活きるニャンも大変です!


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20170320-2:C.ベリーさんの逝去を悼む [故人を悼む]

 ネットニュースで知りました。
 18日(現地時間@米国)に死去されている事が発見されたとの事です(詳細不明)。
 享年90歳。

 自分の様な年齢の洋楽ファンにとっては、メイベリーン(1955年)、ロール・オーバー・ベートーベン(1956年)、ロックン・ロール・ミュージック(1957年)、そしてジョニー・B・グッド(1958年;グッド= "Goode" です)等の "ロックン・ロールの古典" が懐かしい想い出です。

 特にジョニー・B・グッドはE.プレスリーは無論、数え切れない程の方々がカバーした版も知られていますし、我が国では "キャロル"(リーダー:矢沢永吉さん)のオリジナル持ち歌とも捉えられていた程です。

 この曲については、"バック・トゥ・ザ・フューチャー_1" (1985年・米)で、1955年へタイプ・スリップし、当時の高校ダンスパーティーの席で主人公が即席にギター演奏し、それをバンドの仲間がC.ベリーに電話で聴かせて、新たなリズムが3年後に生まれたとの "パラドックス" を描いていたのが有名です。

 1950年代は未だ人種差別が厳しかった時代の米国で、新しいリズムを切り拓いていった苦労は大変な事だった模様です。
 昨晩は、"YouTube" のおかげで様々な時代のジョニー・B・グッドを見聞きする事が出来ました。
 時代の流れを痛感します。
 またもや自分の青春時代の一つの想い出が旅立ちました。
 黙礼。

 付記:年代確認の為、"WikiPedia" を訪問しました。


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20170320:今年は ”河津桜” たくさん観ました! [自分の事]

 1月央からこのブログ・コーナーに参加させて戴き、いろいろな楽しみ方がある事に気がつきましたが、その一つに "河津桜" がありました。

 息子が本家本元の河津に出向き、何十枚もの写真を撮り、見せてくれましたが、これに加えてこのブログ・コーナーで、ついこの間迄、たくさんの方々が、河津に限らず、各地で咲き始めから満開の様子迄を見事な写真で紹介して下さいました。
 身近には河津桜を始め、緋寒桜が見当たりませんので、大変珍しく、愉しませて戴きました。
 ご紹介戴いた皆様、有り難う御座いました。

 あと一二週間もすれば、拙宅の前、北側畑脇にデンと構えているソメイヨシノが咲き始め、春を実感する事を楽しみに待つとします。


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20170319-2:サンウルブズ惜敗続く(スーパーラグビー第4戦) [ラグビー]

 日本時間3月18日深夜、今季スーパーラグビー(SR)第4戦で我がサンウルブズはアウェイでブルズ(南ア)と対戦、 21:34 で惜しくも敗れました(4連敗)。

   サンウルブズ/ブルズ
   T(5点):2/4
   G(2点):1/4
   PG(3点):3/2

 なにせ年寄りにつき真夜中の実況は見逃しましたが、後追いで見ると、今季初戦での大敗の様な "なす術無し" いう訳では無い様でした。

 スクラムは安定し、先取点をあげ、後半早々に相手は反則(ハイタックル)により14名となり、数的優位に立ったのですが・・・

 終了間際の “トライ” が “ノックオン” と判定され、5(+2)点を逃しましたが、この試合、福岡選手がまたもやトライをとり(3試合連続)、また優秀選手(マン・オブ・ザ・マッチ)も日本選手が選ばれ、奮戦して暮れました。

 が、負けには違い無く、残念です。
 自陣での反則が多かったのも課題でしょうが、それでも何となくですが、試合を重ねる毎に上向いている感じは受けているので、今後に期待しましょう!


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20170319:自己流確定申告法 [自分の事]

 二週間前になりますが、平成28年分の所得税等確定申告書を作成・提出致しました。

 自分の場合、
  ① 医療関係の領収書
  ②(関係先から送付されてきた)源泉徴収票
  ③ 必要経費書類(消耗品+必要書籍+交通費等全ての領収書)

を "常時"(←これが最大ポイント!)、自分/家内別+月別に整理し、エク*ル表でデーターベース管理しておけば、2月下旬か3月初めに財務省の所定ウェブサイトを訪ね、前年度データーを上書きするだけ、凡そ10分弱で申告書が完成するので極めて簡単です。

 社会保険&一般生命保険については控除証明書が送られて来るので、そのデーターを記入するだけでOK。

 大分前に全ての領収書を糊付けして(3cm以上の冊子になった)申告書共々提出したら、医療関係書類だけで、他は不要と言われました(原則、申請内容を信頼して対処するとも)。

 とてつもない数量の申告書を検査・審査するので、数cmもある厚い領収書全てに検査・審査するのは実質的に無理なのでしょう。

 以後、医療関係書類+源泉徴収票+保険控除書類だけで済み、提出後ほぼ一ヶ月するとなにがしかの還付があるので、それを楽しみに待つ事にしています。
 今後はマイナンバー管理されるのでしょうネ


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20170318-2:渡瀬恒彦さんの逝去を悼む [故人を悼む]

 既にこのブログ・コーナーでご紹介されています様に、この3月14日にご逝去されたとの事でした。 享年72歳。

 数多くの映画で活躍され、またTV ドラマのシリーズものの主役を演じておられた事は皆様ご存じの通りです。
 映画では ”南極物語”、特にタロ・ジロとの再開場面が、TVドラマでは十津川警部ものの中で ”寝台特急殺人事件”(2009年)、それにシリーズ50作記念:”消えたタンカー”(2013年) で渡哲也さんとの兄弟出演された事が記憶に残っています。
 どれもお人柄、特に真面目さが旨く活かされた作品なのでは・・・との印象です。

 随分とお若く感じていましたが、自分とそんなに違わない事に驚きました。
 常に注目され、主役を演じ続ける事で若さを保っておられたのでしょうか。
 黙礼。


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