SSブログ

20180701:鮎の楽しみ [食]

 今年の酒匂川@小田原や相模川@相模原の "" は例年とは桁違いに多くが遡ってきているそうだ。 何でも "黒潮の流れ" が変わったせいか、"鰺" がいなくなり、平素なら食餌とされていた稚魚が育って川を遡上し始めたのだと言う(TV神奈川&NHKローカルニュース番組より)。

 今の季節の鮎は川岩の苔を食べて成長するので "香魚" と呼ばれるにふさわしく、独特の香りがする。 自分は "塩焼き" が好みだが、多くの渓流沿いの観光スポットで食べた養殖鮎の塩焼きでさえ美味しい。

 発酵学者にして文筆家である小泉武夫氏の連載エッセイ(日経紙:"食あれば楽あり:子アユの天ぷら":2018年6月25日付け)では、琵琶湖で生育した子アユの "天ぷら" と "飴炊き"(つくだ煮)を絶賛されているが、自分は鮎の天ぷらはどうも(←揚げたり煮たくったりしたら折角の香りが↑↑↑・・・)。

ところで:
 串刺しした塩焼き鮎は独特の姿にされていますが、串を廻して取った後に、頭を抑えながら尾を優しく引く抜くと骨ごと取れて綺麗に戴けます。 最近は食べ慣れていない方々が多いせいか、端からみていると悪戦苦闘している方を多く見受けます。
 がむしゃらに食らいつくのも良いけど、鮎は敬意を表して丁寧に食べたい・・・なっと。

因みに:
 家で戴く際に合わせるお酒は?・・・これは好き好きなので、ここ迄とします(自分はシャキっ!とした冷酒であります。アルコール濃度低めのリースリングも自分はOK!)。

共通テーマ:日記・雑感