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20240425:論ずる迄も無い。”カンニング” は最低だ [ただの私見]

 "カンニング" ・・・試験の時、現場監督者の眼を盗んで行う不正行為だが、正確には "チーティング"( "cheating" )が正しい英語の筈だ。 カンニング( "cunning" )は、この行為が "狡賢い" 事から来た誤用だと想う(言いやすいしね)。

さて:
 ネット漁りをしていたら、某私立高校@大阪市の2年生男子生徒が自ら命を絶つ事件記事に出会った。
 当該生徒は直前の期末試験でカンニングをして見つかり、
   - 自宅謹慎8日間
   - 写経80枚
   - 全科目0点

等々の厳しい罰を受ける事になったが、自宅謹慎2日目に自死したと言う。
 当該生徒は
   ひきょう者と思われながら生きるのが怖い。

と言っていたそうだ。
 当該生徒の遺族は
   日ごろからカンニングはひきょう者だ

と教育していた事が自死を引き起こした原因として、学校側を相手取り、約1億円の賠償を求めて大阪地裁に提訴したそうだ(以上:"弁護士JPニュース-"。配信4月16日AM)。

 この記事に出会って老生は些かの "違和感" を感じてしまった。
 カンニングは絶対に許されるべき事では無い不正行為であり、教育現場でそれを徹底するのはむしろ学校側の責任であり、義務ですらある。
 "緩い" 管理は、生徒の生き方そのものを誤らせる恐れさえあるのだ。

 遺族の方々にはお気持ちは解るが・・・
 裁判の結果がどうなるのか・・・厳しい司法試験を通った方々の考え方が試される。




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