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20210415:おかしかないか? Google勝訴( ”Java宣言コード” ) [雑感]

 "Java"(ジャバ)とはコンピュータ・プログラミング言語の一つだ。
 所謂 ""(シー)言語に似ていて、プロトタイプはSunMicroシステム社@USAが開発し、同社をOracle社@USAが買収してその著作権を保有している。 今や完成度が高く、世界中のプログラマーが利用しているとされている(因みに自分は "フォートラン" に始まって "C"-言語迄は修得したが、Javaを使った経験は無いけど "何となく" 解る)。

さて:
 このJavaの中に "宣言コード" って言うのがあって、OS上で特定のプログラムを呼び出す機能を持っているのだが、Google社がスマホ用のOS:"アンドロイド" を開発する過程で無断使用した。 それに対してのOrcle社の著作権侵害訴訟だった。
 この度、連邦最高裁の判決が下され、Google社勝利が最終確定した様だ。 "公益優先" を根拠に、業界標準に迄普及したソフトウェアの一部無断使用が容認された事から、小規模ソフトウェア開発事業者の支えになるとの観測が伝えられている:
   "ソフト資産、オラクル独占に歯止め"
    - グーグル勝訴 両刃の剣
   (日経紙:2021年4月7日)

でも・・・:
 オリジナル性の高い資産を開発した者への著作権が制限される・・・ってのは、何となく納得感が無い。
 最高裁@USAは発明者よりも応用者を優先する姿勢なのだろうか。 斬新なバイテク分野でも似た案件があったが・・・(*1)
 司法の判断基準・・・我が国のも含めて自分には理解不能な部分がたくさんある。

ところで:
 記事ヘッドラインにある "両刃の剣" とは、Google社開発OSも世界中で普及しているから、今後はその一部が無断使用されても文句が言えない・・・って事を指している様です。
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(*1)20180929:納得出来かねる(”ゲノム編集特許” が発明者でなく応用者だけへ)

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