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20220829:白河の関 [雑感]

 第104回全国高校野球選手権大会は仙台育英高(@宮城県代表)の初優勝にして初の東北勢優勝となった。
 関東圏ではコロナ禍第7波も既にピークアウトしているが、それでも年寄りの不要不急外出は憚れていたので、結構TV観戦していた。
 いつもの事だが、
   - 初戦は地元校を応援し、
   - そこが敗退すると西東京代表校を応援し、
   - そこが敗退すると関東代表校を応援し、
   - そこが敗退すると我がワイフ殿出身地に近い宮城県代表校の応援
となった・・・そして、その甲斐があったのかどうか、今回は応援校優勝となった訳だ(勿論、親父殿出身である佐賀県とおふくろ様出身の鳥取県の代表校も応援していた)。

ところで・・・:
 東北勢に優勝旗がもたらされる事は "白河の関超え" と称されている様だ。
 その白河の関だが、関東から東北への "入り口" に位置していて、老生の記憶では日本史の授業で1~2回程度お出ましになるだけだ・
 社会人になってからは我がワイフ殿実家へ向かう時にドライブ気分で立ち寄った事が幾度もある。
 栃木県の緑豊かな県道等を北行しても行けるが、JR白河駅方面からからでもクルマで南行30分もかからない "閑静な" と言うと聞こえが良いが、実際は "寂れた" 森の中にあった・・・と記憶している。
 初めての訪問の時は70年代だった筈だが、芭蕉翁ゆかりの地であるにも関わらず観光客も皆無に近かったし、こう言っては何だが荒れ放題の印象だった。
 思い違いで無ければだが、80年代頃からは古跡の修復&周辺整備が始まり、一応の名所として名乗り上げていたと想う。
 確か近くに相撲部屋(?)があって、大相撲の何とか部屋の合宿所(?)になっていたりして、どんな縁なのか、驚いた事があった。

 懐かしくなったので "あるに違いない" と想ってYouTubeで探してそれなりの動画を観たりした訳でした。
 まぁ、便利になったには違いないけど・・・

ついでに・・・:
 たしか決勝戦の翌日、仙台育英校選手団一行が優勝旗を抱えて東北新幹線でJR仙台駅に向かっているのをヘリコプター中継していた番組があって、午後2時半過ぎ頃にJR新白河駅を通過している映像を映して、アナが
   ただ今、正に "白河の関" を超えたと言えましょう!
って叫んでいた(因みに、JR白河駅は東北本線の由緒ある木造駅舎で、新幹線は通りません)。
 確かに白河の関は、JR新白河駅のほぼ東南方向20km近くだったと記憶しているんだがなぁ・・・まぁ、多くの人はそんな事知っちゃいまいので、茶々入れるのは止しておこう。

恐らくだが・・・:
 今回の白河の関越えで "心の重し" は取れた。
 これからの東北勢代表校は他地域代表校に "気後れする事無く" 闘い、白星を重ねていき、二回目、三回目の優勝を手に入れるのではなかろうか。
 そんな気がします。

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