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20231211:”駄目” 記者(林理事長記者会見@日大) [雑感]

 例の日大アメフト大麻事件を巡り、林理事長らがこの4日に記者会見した。

その時のTV中継を観て・・・
 記者質問の段階で、誰だか男性記者が "ぐだ*2" した前書きを延々として述べ、実に時間の浪費と言ったら無かった。
 こう言う場を弁えないノータリン記者がいるから "NGリスト" ・・・って一瞬想ったけど、実はその夜SNSを覗いていたら
   あーゆーのがいるからNGリストって必要

って言うコメントがあったので "我が意" を強くした次第でありまする。

 おまけに
   日大が仕込んだ時間稼ぎ記者なのかと邪推してしまう
   何を言いたいのか分からなすぎる

等との批判的な見方が相次いだ。
 これを観て、"老生と同類" がいるなぁ・・・妙な事に感心した。
 日大の今後に向けた立ち直り姿勢を質問する真面な記者さんがおられた一方で、スキャンダルを暴こうとするだけのどうしようも無い記者もたくさんいた様な・・・でしたなぁ。

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20231210:”COP28” 開催で排出する二酸化炭素は? [雑感]

 COP28がドバイ@UAE開催で開催されている(11月30日~12月12日)。
 因みにCOPとは
   Conference of the Parties

の事で、COP28は
   ”第28回国連気候変動枠組条約締約国会議”

を意味している( "COP" と名の付く国連会議には他に "生物多様性" とか "砂漠化問題" を扱う会議がある)。
 今回は世界200近い国と地域のほとんどの代表が集まると言う大規模な国際会議だ・・・そうだ。

 "気候変動対策" を論ずる時に世界中からドバイへ人が移動し、エアコンの効いた会議室を使い、それを2週間も続け、約束事等まとめた報告書を作成し、参加した人々がそれぞれの国地域へ帰る。
 この過程で
   どれほどの二酸化炭素を排出量するのだろうか

等と "いらぬ" 事を妄想して、今は昔にLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)に従って自作したエクセル表を利用して資源/環境負荷を計算しようとした。

 が、そうだった!
 こう言う時こそ対話生成AIに尋ねてみよう・・・と思い付き、
   Q:COP28開催に伴う二酸化炭素排出量は?

と聞いてみたら、大凡以下の答えを得た:

某AIの答え要約:
 開催中であり、まだ具体的な排出量の算定は行われていないが、過去のCOPの例を参考にすると、以下の事が大凡考えられる:

①参加者の移動による排出量:
 世界各国から参加者が集まる事から移動による排出量は大きな割合を占め、昨年開催のCOP27では、参加者の移動による排出量は約6万トンと推定されている(すっげなぁ~)。

②会場運営による排出量:
 会場の建設・運営、食事や宿泊などのサービス提供、会議の運営等による排出量も無視出来ず、COP27では、会場運営による排出量は約3万トンと推定されている(こっちもすっげなぁ~)。

 以上からCOP28の二酸化炭素排出量は、少なくとも10万トンを超える可能性があると推定され得る。

そこで更に
 Q2:それ程膨大な二酸化炭素排出量を帳消しする程の効果があるのか? 伝えられている報道によれば、自国に都合の良い勝手な事ばかり言い合っているだけでは?

って聞いたら以下だった:
 取り組みの効果は、まだ定量的に評価されていないものの、以下の点から一定の効果が期待できると考えられる:

③省エネ化や再生可能エネルギーの活用は、直接的に二酸化炭素排出量を削減するし、廃棄物の削減やリサイクルは、間接的に二酸化炭素排出量を削減する。

④例えば、会場の省エネ化により、10%の電力削減に成功すれば、約1万トンの二酸化炭素排出量を削減可能な筈。

⑤また、再生可能エネルギーの活用により、化石燃料による発電に伴う二酸化炭素排出量を削減出来る。

⑥また、廃棄物の削減やリサイクルにより、埋め立てに伴う二酸化炭素排出量を削減出来る。 例えば、廃棄物の30%をリサイクルできれば、約1万トンの二酸化炭素排出量の削減が可能だ。

⑦ただし、これらの取り組みの効果はCOPの規模や参加者の数、会場の立地条件等によっても異なる上、COP開催は気候変動対策の重要性を世界に発信する機会でもある為に "その意義は二酸化炭素排出量の削減効果だけで測る事は出来ない"。

 うぅ~ん、予想はしていたが "そうきたか"。
 数値を何処まで信用して良いのか検証していないが、対話生成AIも "良く仕込まれている" 様だ。

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20231209:お疲れさん・・・小野選手(サッカー) [雑感]

 小野伸二選手と言えば、老生とて我が日本代表が初出場したFIFA’W杯1998フランス大会に若干18歳で出場した事を知っている(後半途中からの出場だったか)。
 確か2002日韓大会、次いで2006ドイツ大会へも出場していたかと・・・
 天才MFって言われていましたねぇ。
 J1では浦和レッドダイヤモンズで活躍し、オランダのチーム(:名前想い出せない)へも移籍して、そこでも大活躍した・・・老生はラグビー・ファンだけどよく覚えていますとも。

 その後は残念ながら良く覚えていないのだが、つい先日の3日にはその小野選手がJ1’コンサドーレ札幌キャプテンとして出場、古巣の浦和と対戦し、これがラスト・プレーとなった。
 ゴルフでは年齢以下のスコアを出すことを "エイジ・シュート" と言うらしいけど、小野選手の場合は "背番号44" を背負い、その歳になるまで現役を続けた・・・って、凄いね。
 これからは後輩指導とサッカー発展に尽くすと想うけど、まずはお疲れさんでした。
 酷使し続けた身体を労ってネ・・・

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20231208:山田太一さん逝く(脚本家) [故人を悼む]

 11月29日に逝去。 享年89歳。

 何処の訃報記事でも代表作としてTVドラマ "岸辺のアルバム" や "ふぞろいの林檎(りんご)たち" が紹介されている。
 老生は、1977年の連続TVドラマ:"岸辺のアルバム"(TBS)を時々見ていた記憶があって、極々普通の家庭が倒産・不倫等を介して崩壊していく様を描いていた。
 それ迄の "ホノボノ感" 満杯ホームドラマとは大違いの辛口ドラマだった。
 圧巻は最後の画面で、水害により家が崩壊するのだが、これは実際に起きた "多摩川水害"(1974年)により堤防が決壊して家屋が流失されていった事件そのものだった。
 家が流出していく事も大変な衝撃だが、"家族のアルバム迄もが失われていく事の悲劇" が標題には隠されていたのだが・・・確かそうだった。

 一方の1983年のTVドラマ:"ふぞろいの林檎たち"(TBS)は青春群像劇だったらしいが、観た覚えが無いのが残念だ。

 同じく見逃しで残念だったのはむしろ映画 "少年時代" だ:
   原作:柏原兵三原’長い道
   漫画化:藤子不二雄A
   脚本:故人
   主題歌:少年時代(井上陽水)
   監督:篠田正浩
公開:1990年

 漫画の方は観てたんだけど・・・
 黙祷。

ついでに:
 驚いた事にこれがYouTubeに丸ごと投稿されていたんですよ(12月2日時点)。
 著作権との関わりが老生には不明だったので、観てはいけないと勝手に想い込んで未だに・・・ハテ*2。

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20231207:迷惑老人 ”度” [雑感]

 何事にも "切れやすい" 老人が増えて、
   - あらゆる場所に生息し、
   - 組織を蝕み、
   - 現役世代の成長を妨害

している・・・との "厳しい批判" に満ち溢れたネット記事(12月1日付け "日刊SPA!の意見" )を "身を削る" 想いで観た。

 最新の脳科学が教える所によると、
   - 感情制御に関わる部所(前頭連合野)、
及び
   - 他人を慮る機能に関わる部所(前帯状皮質)

の機能劣化によって自己感情を制御出来なくなり、所構わずに大声を上げたり、説教したり、その他諸々の迷惑行為を繰り返す事になるそうだ。
 脳機能劣化の最大要因は高齢化に伴う "脳細胞の再生不良" だろうから、一言で言えば要するにこれは "老化" だ・・・げっ!*2だ。

 このネット記事では、"自分が迷惑老人かどうか" の簡単テストが掲載されていた:
 1.自分は "こだわり" が強いほうだ
     (誰だって拘るモノが無ければオカシイ)

 2."新しいこと" を始めるのは面倒くさいし、苦手だ
     (必要なら面倒だってやらざるを得ない)

 3."コレクション" しているものがある
     (集めるモノ無い奴なんてこの世にいるのか?)

 4.本当に "心を許せる" 人はそんなに多くない
     (何事に於いてもホンモノは少ないの、あったりめぇじゃんか)

 5."SNS" を見ている時間が長い
     ( "長い" の基準の提示無しでは判断のしようが無い)

 6.人に "話を聞いてほしい" と思うことがある
     (無い奴なんてこの世にいるか?)

 7.会議などでは "よく発言" する人間だ
     ( "よく" の基準の提示無しでは判断のしようが無い)

 8.自分が知っていることはなるべく人に "教えて" あげたい
     (自己中の老生はそんな事しない)

 9."お節介焼き" なほうだ
     ( "お節介" の定義無しでは判断のしようが無い)

 10.間違ったことをしている人を "正して" あげたいと思う
     (時と場合、それに相手によるじゃんか)

 11.最近のテレビは "つまらない" と思う
     (面白いのもあれば、そうでないものもあるのが普通だ)

 12.体力はともかく "知識・経験" では若者にまけていないと思う
     (最新知識は若者の方が仕入れているよ)

 13.ネット記事に "批判" コメントを書く
     (さすがにこれは無い)

 14.「今の政権は~」 とつい "政治批判" をしてしまうことがある
     (今の政治ならあったり前じゃんか)

 15.自分は 「まだ迷惑老人でない」 と思う
     ( "迷惑" 老人の定義無しでは判断のしようが無い)

 なおここで、
    " ":老生による修飾。 ():老生の呟き
でありまする。

 以上15項目のチェック項目で、
  該当数:
   5個未満……迷惑老人レベル "ゼロ"
   5~10個未満…… "プチ" 迷惑老人
   10個以上……迷惑老人 "完全体"

だそうだ。

しっかしぃ・・・:
 こんな定義も無しのチェックで解るんかなぁ?

それに:
 "チェック-12" 以外は "年齢に関係なく" 誰にでも応用出来るんじゃないかえ?
 でもって、"迷惑若者" とか "迷惑中年" とか言われるとかして・・・

だとしても:
 5個未満人間なんて・・・そんな無味乾燥な "つまらん" 優等生いるんかいな?

国から観れば・・・:
 こんなチェックしなくとも、老人は社会保障制度維持を邪魔する迷惑な存在以外の何者でも無いのではなかろうか?

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20231206:H.キッシンジャー氏逝く(元国務長官@USA) [故人を悼む]

 11月29日に逝去。 享年100歳。

 余りにも有名、かつ米国政治界に於いてはカリスマ的な存在だった方だ。
 ニクソン&フォード’共和党政権に於いて国家安全保障担当大統領補佐官、次いで国務長官(=我が国の "外務大臣" に相当)を努め、"米中関係正常化" や "ベトナム戦争終結" に取り組んでいた。

 米中関係正常化に向けては、1972年時のニクソン大統領電撃訪中を実現させた。

が、日本から観れば・・・:
 国を二分にした60年安保以降強固な同盟国になったにもかかわらず、今では禁止用語になっているのだろうが
   "我が国は 聾桟敷。 蔑ろにされた"

との憤慨も政府高官にはあったかに聴いた(今では "仲間はずれ" とか "蚊帳の外" とでも言わなければ)。
 世にこれを "ニクソン・ショック" と言ってたなぁ。

 1973年にはベトナム戦争終結に向けた "お手柄" で何とノーベル平和賞を受賞した事にも驚いた・・・サイゴン陥落を終戦と定義すれば、それは1975年の事だったのに。 ノーベル賞に "先払い"、いわば "先行表彰" があるとは知らなかった。
 その証拠と言って良いのかどうか、同時に受賞とされた北ベトナム側要人は
   未だ平和に至らず

との事で受賞を避けていた。
 当事者の片方だけの平和賞ってなんなんだ・・・って話題でありました。

 日米関係では沖縄返還交渉にも関与したとされ、所謂 "核密約" を作成し、当時の佐藤栄作総理大臣/ニクソン大頭領の署名となったとも伝えられていた。

老生の想うところに過ぎないが・・・:
 冷戦時、ソ連(当時)と対峙していた米国の対中国政策に当たっては、故人は中国史を俯瞰した上で、
   "経済的に豊になれば米国と同じ価値観を共有出来る"

とのとらえ方があった様で、今日の中国の有り様を観ればそれが如何に "的外れ" だったかは明かだ。
 台湾問題の起源を造ったのは故人に他ならない。
 中国人の本質は "中華" 思想にあり、故人には中国人はもとよりアジア人を理解するには至らなかったと言う訳だ(とは老生の理解であります)。
 要すれば "大国主義" で、米国・ソ連(当時)・中国の3カ国が敵対せずに共存出来れば世界平和を実現させ得るとの信念の下だろうが、通算100回程も訪中しているそうだ(出自:NHK’デジタル・ニュース)。
 同盟国たる日本なんぞは小国扱いで、 "アウト・オブ・眼中" だった訳だろうし、それに英国やフランスを特別に重視していた節も見当たらない。
 実際、100歳となった今年7月に中国を訪問して習近平国家主席と会談していて、今以て中国&ロシア以外への関心は薄かった様だ。 インドを中核としたグローバル・サウスの存在感等は眼中に無かったに違い無い(かも)。

 多くのメディア訃報記事では "外交戦略家" と紹介されていて、我が国の政治評論家や米国政治専門家はこぞって礼賛一色だが、老生はむしろ "策士" だった様な印象しか持てない。
 と言うのも、繰り返しになっちまうが、故人が深く関わったベトナム戦争終結に向けた "パリ和平協定" は1973年に調印され、その後のサイゴン陥落迄の2年間に米軍は "栄誉ある撤退" の名の下でベトナムを去る事が出来、協定の上では、決して所謂ベトコンに "敗北" した訳では無いとの扱いにされているのだ。
 故人をモデル化した "G13" シリーズ中のエピソードは幾つかあって、策略家らしい人物像が描かれている・・・は蛇足か。
 老生は故人を好まないが、沖縄返還の緒を切り拓いた事は確かなので、黙祷。

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20231205:進化 ”さすまた” [雑感]

 銀座に店舗を構える貴金属店は頻繁に強盗に襲われるのだが、今度は上野の宝飾店強盗が発生した。
 11月26日(日)、午後6時半過ぎ頃、上野(@東京都台東区)の宝飾店に3人組の男がバイク2台で乗りつけ、フルフェイス型ヘルメットをかぶったまま押し入った。 この3人はバールの類いでショーケースを割り商品を奪おうとしたのだが、
   "さすまた" を持った店員が激しく抵抗し、

その為に何も奪う事が出来ずにバイクを残したまま逃走した。

 その様がたま*2そこを通りかかった人がスマホで撮影し、TVニュースで紹介されていた。
 それを観た老生と我がワイフ殿は想わず "さすまた" をふるう店員に拍手を贈ったのだった。

何故って・・・:
 殆どの方にはお解りにならんだろうが、"さすまた" は "刺股" とも書き、時代劇、特に捕り物場面に出てくる犯罪者の動きを封じ込める捕具の事だ。 U-字をした金具に手頃な長さの棒が柄として付いている仕掛けだ。
 今は映画もTVドラマでも時代劇は流行らないから、特にお若い方々には "チンプン・カンプン" だろうなぁ・・・因みに "珍紛漢紛" と書いて、"訳の解からん" って意味です。

 とっくに "廃れていた" ものと想っていたが、大都会の真ん中とも言える所の貴金属店や宝飾店等、強盗に襲われやすい店舗では今や見直されて必須になっているとの事だった。
 更に最新式のさすまたは相手を "羽交い締め" にする様な仕掛けもあるとのニュース画像を見て想わず笑って・・・失礼、言い直しますと、感心してしまった。
 さすがに長刀なんぞは銃刀法で防具としても禁止されているが、"高機能化さすまた" とその "使いこなし" は今の時代で活きているとの事の様デス。

ついでながら:
 警視庁によれば28日にこの事件犯人の内18歳の少年2人を逮捕し(28日17時)、残る1人の行方を追跡中との事だ。

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20231204:隠し場所はトイレだった時も・・・とはっ!(内閣官房機密費) [雑感]

 やにわに注目の的になった "官房機密費" ・・・ 常に補充されていて、¥10K札を100枚束ねた帯付き札束を40束、計¥4K万円が揃っているそうだ。
 今は昔、細川政権(1993年8月9日~1994年4月28日)誕生時、内閣官房長に就任した竹村正義氏が初日に部屋に入った途端に官邸会計課長が尋ねて来て、機密費についての説明を受けたとの事で、こう紹介していた(11月29日放送TBS "ひるおび" )。
 その札束を納めた金庫たるや、某・政治評論家の言によればトイレの中に据え付けられていた時代があったそうだ。
 驚いたね。
 官房機密費は、領収書不要で、長官判断で自由に支出OK、年間10億円以上が予算計上されているとの事だ。 機密だけに、カネの在処は "隠して" おきたかったのだろうか。

 どんな使い方してるんだか・・・政治は結果として妥協の産物と言うから、調整金、つまりは異見を唱える相手側の同調を引き出す為に使われるんかなぁ?・・・こりゃぁ、世間では "贈賄" の類いと言うのだが。
 まさかこんな使い方じゃぁあるまい・・・って、政治を信用出来ない寂しい推測だ。

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20231203:政治献金 [雑感]

 政治献金は本来なら決して "不浄" なモノでは無い。 政治家の "清く" "正しい" 活動を支援するものだ。
 だから政治信念に基づく献金ならいいのだが、特定業界からの権力者への献金には "見返り" が見え隠れする "胡散臭さ" が漂うのは、これ迄の我が国の政権歴史を振り返れば残念ながら避けられない。

 老生の様に繰り返される "政治とカネ" に纏わるスキャンダルを観聞きして来ていると、我が国ではこれは根治出来ない病巣の様にすら観えてしまう。
 今度もその類いか・・・と、想わず疑ってしまっている。

と言うのも・・・:
 青柳仁士議員(@日本維新の会)が先月22日の国会で明かした事に依れば
   岸田総理大臣と武見厚生労働相が
   日本医師連盟(日医連:日本医師会の政治団体)から
   高額の献金を受けている

との事で、更に東京新聞の報道では
   その献金額はそれぞれ¥1,400万円、及び¥1,100万円

と言う。
 ヒョエ~・・・

 思い違いであれば良いのだが、老生には日医連は
   - 開業医師の殆どが加入していて、
   - 常に政府に診療報酬引き上げを強要する

国内最大級圧力団体・・・との記憶しか残っていない。
 国民を無視した形でその押しまくりに辣腕を振るったのが会長だった故・武見太郎氏で、現・厚労大臣の父君だ。

そんな時・・・:
 こんな偏見的印象しか持ち合わせていないからだろうか、医療ジャーナリストである那須優子氏によるネット解説が眼に付いた(11月25日時点)が、それを要約すると、現政権は

①1月には、勤務者等が加入する全国健康保険協会(通称 "協会けんぽ" )の健康保険料率&介護保険料率、失業保険を4月納付分から値上げすると発表。

②フリーランスや自営業者が加盟する国民健康保険料についても、10月27日に開かれた社会保障審議会医療保険部会で、2024年度の国民健康保険料を上限¥104万円から¥106万円への引き上げを決定。

更に
③政府税制調査会で、
   -退職金や通勤手当への課税
   -生命保険控除の廃止
   -16歳以上の子供を育てる育児世帯への税控除額の縮小
   -週10時間以上働くパート主婦にも雇用保険加入
と、増税プランを検討。

・・・との批判オンパレードだった。
 あげくは総理大臣を "令和の悪代官" とまで言いのけていた。 但し、"越後屋" は誰なのかは記していない。

 観聞きした事もあれば初耳事項もあったが、この様な解説に接すると、偏見的先入観が身に染みついている老生には
   政治献金の "威力"

を見せつけられた様にしか感じられない。
 故・松本清張氏存命なれば、
   "日本の黒い霧"

の一編として医師会/政界の絡みに切り込んで呉れるであろうに・・・
 老生は運良く優れたかかり付けのお医者様に恵まれているが、その中の開業医の方には日医連に加入しているのかどうか、確かめたくは無い。

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20231202:ベレンコ元中尉@旧ソ連が逝ったそうだ [雑感]

 11月22日付け朝刊の訃報欄にひっそりとした感じでビクトル・ベレンコ氏の記事が掲載されていた:
   ベレンコ氏死去
    -旧ソ連機で函館強行着陸(日経紙)

 9月24日に亡命先の米国で没したとの事で(76歳)、最期はイリノイ州にある高齢者施設に入居していたそうだ。
 我が国の防空体制の不備を曝け出した氏の "函館空港強行着陸事件"(1976年9月6日)の当時は経済高度成長期終焉を迎えていた時だが、まだ僅かな余韻が残っていたと記憶している。
 この事件に関連して老生は5月21日付けで以下のブログを投稿していました。
 よろしければ再読の程を・・・
-----
20230521:ミグ21
 かっては東側旧ソ連圏の一翼を担わされ、チャウシェスク独裁政権崩壊後は民主化されて今ではNATO一員となっているルーマニア国が、60年以上にわたって運用してきた "ミグ21" を、この5月末を以て全機退役させるとの報道を知った(5月9日)。
 ミグ21 ・・・ "F16機"@米国が実戦配備される迄は最強の迎撃機・・・とすぐ反応する方は相当のマニアと想われる。
 かっては東側だった諸国に限らず全世界的規模で空軍機として採用している旧ソ連傑作機との評判を得ているが、さすがに旧式になりすぎてF16機への切り替えがNATO加盟東欧諸国では進んでいるらしい。

ところで:
 自分は全く違う事を時に想い出すのです。
 ネットで確認したところ1976年9月6日の事だった。
 ソ連(当時)空軍現役将校であったV.ベレンコ中尉が "ミグ25" で函館空港へ強行着陸し、米国への亡命を希望した事件があった。
 当時の我が国の自衛隊防空設備ではミグ25を未然にキャッチ出来ず、侵入防止を果たせなかった事から大問題になった事を覚えている。
 ベ゙中尉は亡命が認められて数日後に米国へ渡ったが、侵入機は解体されてその詳細が調べられてからソ連(当時)へ返還されたと言う。
 この事件に触発されたと記憶しているが、あのF.フォーサイスが
   ハイディング・プレイス(The Hiding Place)
なる短編を書き上げている(1984年)。
 日本・米国・ソ連(当時)間の政治ミステリと言える代物だったが、チコットなぁ・・・って感じの作品だった。 映画化されると聴いていたが実現はされなかった。
 現下の露国によるウクライナ軍事侵略のニュースでミグ機/F16が話題になる度に、"ひょいと" こんな事を想い出す時があります。

ついでに:
 米国へ亡命したベ中尉のその後の人生についてはネットで大凡のことが紹介されていました。 やはり穏便・・・とは言い難いかも。
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 以上のご再読、有り難う御座いました。

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20231201:報道の自由&報道されない権利/自由 [ただの私見]

 "言論の自由" と "自由な報道" が民主主義の要諦の一つである事に異論があろう筈も無い。
 が、"犯罪を犯していない私人" のプライバシーを面白半分にって言うか、面白満杯で暴き立てる報道が当該人の人生を変えてしまう結果を見ると、"報道されない権利/自由" があってしかるべきだと老生は想う。

と言うのも:
 最近、我が国のフィギュア・スケート界で長い間トップの座を占め、若くして国民栄誉賞までも授与された男子選手が8月に結婚、先月離婚となり、その原因が配偶者の個人情報暴露、及び度を超した誹謗中傷にあるとの報道を見聞きしたからだ。
 この個人情報を暴露した配偶者地元新聞紙は
   -皆が知りたがっている情報を記事にして何が悪い

ってな態度で居直っている様だが、実のところ老生はこれを見聞きして不快極まってしまった。
 概して評論家とか批評家等々と称する奴らは、この手の主張をネットで撒き散らしている様で、プン*2だ。

 老生はこの男子選手の結婚/離婚そのものの是非には関心が無い。
 だが、どんなに有名な公人の配偶者であっても、その人が私人である限り、この新聞社の言い分は "覗き見主義" に過ぎなく、報道の自由の "履き違い" で、"出歯亀新聞" とでも言いたい想いだ。

 無闇な米欧基準の後追いは不快だが、EUでは
   ネット上の "忘れられる権利"

が厳しい条件付きだが、表現の自由とのバランスの上で認められている。
 つまりは、一定の条件を満たせばの話だが、個人が組織に対し、ネット上の個人情報の削除を要求する事が出来、SNS運営機関の対応義務を課している。 最近では、カナダ国に於いてもグーグル検索における忘れられる権利をカナダ人に認める判決が下されているそうだ。

 忘れられる権利" と "報道されない権利" とは概念として大きな乖離があるが、罪を犯していない私人のプライバシーの "侵略的報道" を禁じる手立て、つまりは報道されない自由を "権利" として制定し確保て欲しいと想う。

因みに:
 日本では、2016年に逮捕歴のある男性がグーグルの検索結果から逮捕に関する記事の削除を求めた事で "忘れられる権利" が論点として認識される様になった段階で、法律として成立している訳では無い。
 老生は不案内なので某・対話生成AIに尋ねたところ、
   日本では、総務省が
   個人情報保護法に基づく検索結果の削除に関するガイドライン

を策定していて、ネット上の検索結果の削除を請求する際の基準を示している。
 即ち、削除を認める場合として、
   -個人のプライバシー権が侵害されている場合・・・①
   -検索結果が公共の利益に反する場合・・・②

が条件とされていて、このガイドラインは、検索サービス事業者に対する指針として一定の法的拘束力を有するものと考えられるとの解答だった(但し、①にしろ②にしろ、その判断基準は明示されている訳では無い)。

 しかしながら、SNSが広く根付いている今、一度ネット上で開示された情報は拡散され、その全てを削除する事は不可能だ。
 だからして、そもそもが "報道されない権利" があって欲しいと願うのだ。
 併せてそれを犯した側には "厳罰" が下る社会であって欲しい。
 それが実現出来ない社会であれば、やはりG13の存在があるのか・・・なんて想っちゃうのは幼稚かな。

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