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20170623:ピッツ市長の肝っ玉には驚いた [ただの私見]

 A:「私はパリではなく、ピッツバーグ市民に選ばれた」
 B:「ピッツバーグ市長として我々は協定に従うことを断言する」

 Aはパリ協定脱退を表明したツイッター大統領こと、トランプ米国大統領、Bはビル・ペドゥート市長の発言です(6月9~10日にかけての各紙・各TV局)。

 ピッツ(=ピッツバーグ)は米国鉄鋼産業の中核を担っていたが、1980年代に日本、次いで中国等との競合に後れをとり衰退していったものの、市は産業構造の転換を図り、今や情報や医療等の先端技術機関の拠点を構え、保健、教育(学術)、金融、サービス業を中心とした地域経済の振興により復興していると言う(自分は訪れた事が無いので実感は無いのだが。 出所:日経紙2017年6月10日)。

 温暖化ガス排出量削減技術の開発が産業化され新たな雇用を生み、地域経済発展を支える一助となるとの考えが背景にあり、地上最高権力者に即座に反論する事になったそうな。
 ツイッター大統領は自らの国であるのに現状認識の甘さを露呈したと海外報は伝えている。

 米国が何でもかんでも世界一と言う時代は終わったものの、こう言うところって凄いねっ!(市長が民主党所属ってこともあるらしいが・・・)。
 正直、この辺りに限っての事だが、米国の羨ましい点だ。

 それにつけても(:販売中止に追い込まれたカー*ではないけれど):
 ここ横浜市も任期満了に伴う市長選が近々実施される。
 本当はやりたいくせに、五輪会場整備予算の事で都知事にいちゃもん付ける様な市長&県知事クラスの人材では駄目だ。
 その上クラスの人格があり、市人口370万人を超す日本第2の巨大自治体長として、補助金頼りの政策・施策では無く、自ら将来設計して先頭に立つ人材が立候補して欲しい。
 今のままじゃ・・・
 立候補予定者を見ると、自分も横浜市も泣きだなぁ

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