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20180422:何故、”機密文書” が漏れるのか(経験論的官僚論) [ただの私見]

 最近やたらと "公開したくない文書"、"そっと隠しておきたい文書" とか "機密にしておきたい文書" 等が次から次へと暴露されている。
 文科省&財務省のモリカケ文書、防衛省の自衛隊海外派遣時日報等々、これからも延々と続く様だ。

 中央省庁どころか、地方自治体からもポロポロ・ボロボロの有様で、お役人の世界ではどこもかしこも "暴露合戦" の最中みたい。

 どうしてだろうか?
 どうして "お役人の世界" では機密が守れないのか?

 その世界を横から見た経験から申せば、キャリア組であろうと、ノンキャリアであろうと、お役人の世界はとてつもない "競争(=出世争い)+嫉妬の世界" だから・・・と言うのが自分の見解であります (>_<)

 あいつには負けたくない、なんであいつだけが良い目に会っているんだ・・・等、同期であればなおさら民間会社とは比較にならないほど競争が激しく、嫉妬が渦巻く世界なのです("皆仲良く一緒に出世" はあり得ない世界です)。

 でもって、心の底で目の敵にしている相手側の落ち度に結びつく文書等、今ではパソコンで共有しているケースが多いし、報道側もスクープを狙って其処を突いてくるから、リークにつながるんですねぇ・・・
 怖いところですよ・・・お役人の世界って!
 今後とも、リークが無くなる事は絶対にあり得ません・・・すこぶる付きで保証出来ます。

ついでに:
 お役人も偉方になると多種多様な報道機関からの取材対象になるケースが多く、インタビューを受けると、とたんに舞い上がって普段からの "妄想" とか、 "本当の事" をつい喋ってしまうらしい。
 中には反体勢力からの "ハニー・トラップ" もあろうというものだ。

 取材側は必ず超小型レコーダーを隠し持っていて、やりとりを録音しておく。
 後々になって "言った"・"言わない" の論争になった時の保険担保だ。
 それなりのお役人も政治家との密談などの際も同じだと聴いた事がある。
 腹黒狸同士の化かし合いみたい(狸さんゴメン。君らには何の責任も無いのに・・・)。


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