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20190131:”ジビエ” 料理 [食]

 最近頻繁に耳にする “ジビエ”、即ち “狩猟肉”(フランス語由来)。

 森林とか里山の畑を食い荒らす等、厄介ものとされる鳥獣は多いが、我が国では食用に供される機会は多くなかった。
 要するに極く一部の愛好家に限られていたのが、最近は北海道(エゾシカ)兵庫(イノシシ)での利用量が目立って多くなり、注目を集め始めたとの事です(出自:日経紙2019年1月14日:データで見る地域:”ジビエ利用量”)。

 息子が高校生の時、修学旅行で北海道巡りした折に面白半分で “アザラシ” の大和煮缶詰を買ってきていたが、偏見からだろう、味見には至らなかった。
 が、これはジビエには該当しないんだろうなぁ。

本格的なジビエ料理として:
 自分は絶品とも言える “シカ肉のシチュウ” を何回か戴いた事がある。
 有楽町JR線ガード下にあるド*ツ料理店での経験だ。 森林に恵まれた国の料理、要すれば “狩猟民族料理” なんでしょうねぇ。

でも日本では:
 鹿は春日大社、鹿島神宮や厳島神社では ”神の使い”(”神鹿”)ともされるし、眼がなんとも “優しい”。
 食べるなんてもってのほかッ!と叱られそうだ(その気持ち解ります)。
 ちょうどアングロサクソン民族の方々から “鯨を食べちゃ駄目っ!” って言われる(*1) のと同じ構造だ。
 “価値感の多様性” って一筋縄ではいかない。

そう言えば:
 ここ迄書いてきて、あの I.ジョーンズ博士もインド(?)らしき奥地で猿の脳みそ(?)料理を供されてどうしようも無い顔していた事(@魔宮の伝説編)を想い出してしまいました。
 猿って、アングロサクソンの国には本来いない動物だしネ・・・
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(*1)20190108:国際捕鯨委員会(IWC)脱退を聴いて

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