２０２２０７０３：値上げ＆デザイン変更

　食品食材価格の急激な高騰が停まらない。
　今度の参議院選挙の格好の論戦テーマになっている程だ。
　値上げ側の言い分は尤もだが、その多くは原料とかエネルギーコストが元に戻っても "値下げする事は無い" ・・・ 過去の事例がそれを示している。
　だもんで、消費者は賢く自衛する外、生き延べる術が無い。
　経団連ご発表では、過去に例が無い程にボーナスが支給され、併せて賃上げも進んでいくだろう・・・とのノーテンキなコメントがあった様だがなぁ・・・経団連傘下の大手ならそれで良いだろうが、支給が一方的に減らされているこっと等のような年金生活者は、値上げに着いて行けずに消費を控え、加えて我が家では
　　　値上げ分だけダイエットするかぁ

と、ほざいて／ぼやいている始末でありまする。

　いつもの事だが、政府が身方してくれているとは想えんから、"新資本主義" とかで "貯蓄を投資に" 振り向ける様に仕組まれても素直になれない・・・だもんで、景気が良くなるなんて考えられん・・・そんな想いすらする始末だ。

さて：
　"向こう" も苦労しているな・・・と最近感じているのは、包装デザイン変更時に絵柄を斬新にするのは解るのだが、同時に容量を１０~２０％程も ↓ のが多い。

　最初にそれに気がついたのは紙パック入りの濃縮還元ジュースだった。
　従前は１リットルだった容量が明るいデザインと共にサイズダウンを伴って０．９リットル入りになっちまった。
　値段据え置きだったが、実質１０％のステルス値上げだ。
　相手も苦労している・・・なぁ。　そう感ぜずにいられない。
　"聴く力" を誇る総理大臣殿だが、"観る力" はそれ程でも無く、乏しい様に感じてしまうのは老生だけなんだろうか。
　やるせない・・・ですなぁ。