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20201005:クルマの売れ行き? [雑感]

 100年に一度の技術革新の真っ只中にあるとされる自動車産業だが、このコロナ禍の "煽り" をまともに喰らって世界中で青息吐息の様だ。
 我が国でも日産自動車や三菱自動車が¥数千億-の赤字決算の見込みらしく、希望退職を募るところも出てきたそうだ。
 雇用問題に暗雲が漂っている世の中で大変だなぁ・・・

そんな中:
 先月末の週末に我がクルマの "半年点検" を受けにディーラーへ出向いた。
 点検自体は何て事無しに小一時間で済んだ。
 その間はロビーの様なラウンジの様な所で待機していたのだが、ひっきりなしに新車購入の手続きやら、試乗やらでお客さんの往来の激しい事に驚いた。
 営業担当が皆が皆マスク姿で、社会距離をとりつつ対応をとっているのに一安心・・・ってところだったが。

 事務方に伺ったところ、"お陰様で順調" ・・・ って事だった。
 売れ筋は、選択基準がハイブリとか電動車よりも、先ずはコンパクト・カーであっても使い勝手の良い、また開放感のあるクルマの方らしく、お得感があって好まれているそうだ。

 クルマって言えば "環境*2" が全面に出でている感じを受けていたので少しだけだが "意外感" も。
 米欧&中では脱ガソリン車へ性急な動きだが、それ以外の世界では燃費の良いガソリン車がこれからも主流・・・との "読み" が覗えたのにも多少の "意外感" を(*1)

 こんな時節であっても、営業戦略の冷静なところはそれなりの売れ筋を押さえるべく新車を投入して、決して "へこたれて" ばかりじゃぁ無い様なので、まぁ、年金生活者にとってはあまり関係ないけど少しは安心しまたよ。
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(*1):以下は取るに足りない老生の立場であります:
 寿命が切れたバッテリーの処理処分をどうするのか、ハイブリ/電動車メーカー&ユーザーはどう考えているのだろうか。
 これ等クルマで使われるバッテリー電極には地政学的にも埋設量的にも限られた金属が使われていて、今の我々世代が未来世代の需要を犠牲にして使いたい放題して良いのか、そこ迄の価値/影響を含めたライフ・サイクル・アセスメントが皆無なので、自分は乗り換える気になれていない。




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