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20191023:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-⑤ [ラグビー]

 その④(*1) の続き(10月13&20日分)であります。
 快進撃を続けて来た我が日本代表も準々決勝戦で対南アに完敗してW杯挑戦は終わりました。

それでも:
 桜の戦士&コーチ陣の皆様へ(勿論、関係者を含めて) “感動を有り難う!” 

今後は:
 熱しやすく冷めやすい我が国民が何時までもラグビーを応援してくれるか解らない上に、次回W杯(2023フランス大会)に向けてはアジア地区予選から勝ち上がっていかなければならない ← この部分、勘違いしていました。グループAで上位突破を果たしましたので無条件で2023フランス大会出場権を獲得しました(加筆:2019年10月26日 ・・・ m(_ _)m )。

 今回活躍した選手の大半が現役を去り、更に今後の選手層を考えると、これからの日本代表には相当の試練が待ち受けているに違いない。
 今回の大会会場が我が国に決まった瞬間からベスト8入りを目指して日本ラグビー協会は長期戦略を練り上げ、資金を投入して人材を集め、身体と意識を鍛え直した結果が2015年英国大会と今回の結果だ。

 がこれだけの情熱と資金を協会を維持し続ける事が出来るのか、些か疑問無しとしない。
 加えて自分も生きながらえなければ応援もTV観戦も出来ないしなぁ・・・

さて、20191020:対南ア戦
 残念でしたが、南ア代表は、我が日本代表を上回る “強力なスクラム” と “バックスの素早い動き” を終始展開し、ラインアウトになれば相手ボールを横取りし、密集になればターンオーバーを繰り返して容赦なく点差を広げた。
 30m程のモール攻撃も凄まじかった(これ程のモール見たのは初めて)。

 それに第一線控えを6名用意し、全員を使い切って運動量を終始維持した戦法をとっていた。
 2015年英国大会の経験を謙虚に踏まえ、十二分に我が日本代表を分析していた・・・と想うのです。
 侮っていてはいけない・・・と。

 それにしても何処かにアマチュアリズムが残る北半球のラグビーとプロに徹した南半球のラグビーは “質” が違う。
 更に南半球のチーム編成には選手層に北半球側に見られない多様性があって、”懐” が広く、戦術の “引き出し” が多いと感じました。

20191013:対スコットランド戦
 台風19号明けとなった横浜競技場・・・満員の観客を前にした “まさに死闘” だった。
 我が日本代表はスクラム陣/バックス陣の連携良く、スピード感溢れて前半20分以降と後半序盤を制し、最後の10分の猛攻撃を耐え抜いた勝利だった。

 W杯で初めての一次リーグ戦を突破し、ベスト8入り。
 これ迄どうも自分のヘッドコーチ評と田中選手(SH)評には重大な誤りがあった様です・・・m(_ _)m
 一週間後には準々決勝戦が始まり、因縁の対南ア戦@アジスタだ。
 9月始めのテストマッチでは大敗しているが、ここでも世界をビックリさせる試合を期待したいです。
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(*1)20191013:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-④


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20191013:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-④ [ラグビー]

 その③(*1) の続き(10月5~10日分)であります。

20191010:台風19号接近
 15号を越える強い台風が西寄りのコースをとって関東を直撃したが、本日午後には三陸沖へ向かっている見通しなので、予定通りに予選突破をかけた対スコットランド戦がここ横浜で開催されると想われる。
 TVでは、試合中止になれば “引き分け” 扱いになるので日本は予選リーグを抜ける事が出来る・・・なんて言っていた番組があったが、そんな事を努々考えてはなりませぬ。

 台風で被災された方々(我が家が含まれる可能性だってある)や、この一戦に誇りをかけたラグビー選手等へ失礼極まる話で、とても不快だ。

 また前日、同じ理由でニュージーランドvsイタリア戦、イングランドvsフランス戦の中止が決定されたが、日本のこの季節は台風シーズンである事は事前に解っていた筈で、中止に変わる代替策が用意されていなかったのは何となく納得がいかない・・・モヤモヤ感一杯です。

20191009:スコットランド強し
 若手中心で対ロシア戦を完勝。
 ロシア側は為す術無かった・・・感じでした。
 主陣を温存して13日の対日本戦を迎えるつもりだ。
 やはり “侮れない” 相手です。

20191006:ポイント5倍!
 対サモア戦に勝利した翌日の昼過ぎ、ちょこっと遠いが比較的に質が高い食材を扱っているスーパーへ出向いたら、店内放送で
  “ラグビー日本代表が勝利した翌日は、ポイント5倍!
  今日はお買い得よ~ぉ!!”
って。
 対ロシア戦(9月20日)、対アイルランド戦(9月28日)の翌日もそうだったのか!
 知ってりゃぁなぁ・・・
 たははっ!

20191005:対サモア戦
 それこそ古い古い言いまわしだが “肉弾戦” になると想い、内心は懸念一杯だったが、開始早々ペナルティ・キックが見事に決まり、今日の田村選手は落ち着いている・・・と感じた。
 と同時に、たとえ押され気味であってもワンチームで切り抜けるだろうとも。
 最後の最後で見せたサモア側の自陣直前での果敢に攻める姿勢に我が日本代表は見事に応え、感動のトライ&コンバージョンが生まれた。
 “規律” にやや難点・・・と厳しく指摘されているサモア代表チームだが、最後に見せた姿勢は立派なもんでした。
 これでほんの少しだけ対スコットランド戦にマージンが生まれたが、このチームはこれ迄の我が代表の戦い振りを詳細に調べ尽くしているだろうから、対ロシア戦明け3日のハードスケジュールを苦にしないだろう。
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(*1)20191005:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-③
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20191005:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-③ [ラグビー]

 その②(*1) の続き(9月28~10月4日分)であります。

 本日の対サモア代表戦、我が日本代表は公約( ”ベスト8進出” )実現の為には “必勝” が絶対条件だ。
 このグループAの予選通過は、アイルランドが一抜け、2位争いが日本とスコットランドの戦い・・・と当初予想されていたが、少なくとも今の時点では “三すくみ” だからだ。
 仮にこの3チームが全て “3勝1敗” だと2015年英国大会の二の舞いの可能性すら浮上してしまうので、浮ついた気持ちでいてはいけない・・・って事、一昨日だったか、NHK総合TVの夕方番組で指摘していたので同じ考えの奴いたんだっ!・・・って感じました。
 でもってTVで一生懸命に応援するぞいっ!

20191002:あのオールブラックスが “お手玉” ばかり・・・
 大分競技場で開催されたニュージーランド(NZL) vs. カナダ(CAN)戦。
 何とNZLは9トライ9コンバージョンキックを決めて大勝したが、ハンドリング・ミスはCANの方が少なかった。
 ボールを持つ機会が圧倒的にNZL側に偏っていた事もあったろうが、30℃近い気温の上に多湿で、選手等の汗が文字通りに “滝” の様だった。
 ボールがベタベタなんだろうなぁ・・・選手等が気の毒だ。

20190930:スコットランドはアイルランドよりも “曲者”
 スコットランド(SCL) vs サモア戦をTV中継で。
 SCLの一方的な試合運びで、サモアには打つ手が無かったなぁ・・・
 ボールが滑って・・・との不満があった様だ。
 確かに気温30℃/高湿度はラグビー環境とは言えないが、状況はSCLも同じだ。
 SCLはウェールズやアイルランドとは違ってオフロードパスをふんだんに使うし、キックの名手が二人もいる。
 我が日本代表にとっては、SCLはアイルランド以上に “厄介な存在” になるのではなかろうか
 何か、嫌な予感が・・・

20190928:やってくれましたっ! (^^)/
 当日時点で世界ランキング2位となったアイルランド代表。
 しかし、 “まさか” “まさか” の大逆転。
 W杯’2015英国大会での予選第一戦で南アフリカ(世界ランキング3位(当時))を大逆転したのに続く快挙となった。
 “奇跡” とは、どんな “レバタラ” があってもあり得ない事象を指す筈で、始めは単純に “奇跡の勝利” と想っていたが、その後の選手及びヘッドコーチ等の “勝つ”/”勝てる” と言う “信念” と “決意” を何度となく観て聴いているうちに、安易に奇跡と言っては彼等に失礼だと言う事に気がついた次第です。
 それにしても黄色/赤の反則カードが無い、綺麗な試合でした。
 アイルランドは、トリッキーなパス、少し悪い言い方すれば “こすっからい” オフロードパスなんぞはしない “正統” ラグビー派なんだと言う事も解りました。
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(*1)20190928:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-②


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20190928:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-② [ラグビー]

 その①(*1) の続き(9月20~26日分)であります。
 本日の予選第2戦相手は世界ランキング1位のアイルランド。
 ただただ “奇跡” を信じて応援します。

20190926:キャッチ・ミスが多い
 名手揃いの筈の各国代表選手等であってもキャッチ・ミスでノックオンが多い。
 報道によれば、練習時に使うボールと試合で使うボールの感触が微妙に違うとか、やはり高温と言うよりも多湿のセイか、汗でハンドリング・エラーが多発しているらしい。
 そんな事もあってか、何処かのチームではボールをわざわざ濡らして(?)練習したともあった。
 皆さん、影で苦労している様です。

20190924:サモア・・・油断ならじ
 我が日本代表と第3戦めに戦う相手 “サモア代表” が ロシア代表をやっつけた。
 34-9。 6トライも。
 運悪く中3日のオフだけのロシア代表・・・対日本戦で消耗した体力回復もままならなかっただろうが、サモアの攻めが積極果敢で功を奏した。
 油断ならないぞよ。

20190923:アイルランドの決意
 スコットランドに快勝したアイルランド。
 そのヘッドコーチ( J.シュミット/J.Schmidt ← お名前からするとドイツ系? )は28日に対戦する我が日本代表チームを
  「調子に乗らせると危険なチーム。心して準備・戦う」

と申されたそうな。
 そんなぁ・・・準備も何もせずに相手してくれよう・・・そして大いに慌ててくれい!

20190922:会場目指して自転車で “ロンドン⇒東京” !!・・・たははっ
 冒険好きの国&国民とは知っていたけど、これ程とは!
 何と開催国、即ち我が日本を目指してロンドンから1万㍍以上もかけて “自転車” でやってきたイギリスの若者等がいると言う。
 さすがに一人旅と言う訳には行かず二人組だそうだが、YouTubeでその旅行記が話題になっているそうで、知人より知らされた次第です(目聡い筈の自分が気づかずにいたとはっ!)。

 複数の二人組があって、ある組はあの開幕戦(日本vsロシア@東京スタジアムというよりもアジスタ)の “主審ホイッスル” を届けたそうだ。
 国際ラグビーボードもよくぞ許したものだ・・・と想ったが、初めてのアジア開催そのものが大きな冒険だった訳で、自分等の様な歳喰った連中しか知らないだろうが “ジョンブル魂” はこんなところで “健在(?)” と感心しております。
 こう言うところ、アングロサクソンの奴らに敵わんね・・・なんて言ってていいのかなぁ?

20190921:上には上が(ニュージーランド vs 南アフリカ)
 我が日本代表がW杯前最後のテストマッチで大敗した相手、即ち南アフリカ(RSA)が優勝候補の一角ニュージーランド(NZL)と対戦(@横浜)。
 世界ランキング1位から2位に転落したとは言えNZLの試合巧者振りは健在だった。
 あのRSAが(これは言い過ぎになるだろうが)手も足も出なかった。
 上には上が・・・

20190920:第1戦(対ロシア)
 開会式直後の第一戦(チケット申し込んだが残念な結果だった)。
 日本での開催と超大勢の応援の中で “ガチガチ” に固まった日本代表に対して、何も失うモノ無いロシア代表は “ハイパントが有効” と南ア戦(9月6日;日本代表大敗)からヒントを得たかの様に執拗なキック攻撃が多かった。
 対する我が代表はイージーミス&反則が目立って正直ハラハラしたが、前半央からは優位に立ち始め、結果は4トライをあげて 30-10 で “快勝”。
 だが信条とする “スピード感” 持ったボール展開が出来る様になったのは後半からだったかなぁ・・・
 相手チームは我がチームを研究し尽くし対策立ててくるので、これからは苦戦が続く気配が・・・ “外れる予感” である事を祈ります。
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(*1)20190920-1:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-①


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20190920-1:日本代表奮戦@ラグビーW杯’2019日本大会-① [ラグビー]

 ついに期待と不安が混じって開幕!
 日本代表チームの奮戦を祈っています。
 以下はこの8月下旬から開幕前迄の雑感です。

20190916:福岡選手欠場
 どうやら福岡選手が初戦(vs.ロシア)欠場の模様だ。
 先の南ア戦で前半早々に足腰にダメージを受けベンチに下がってしまい、その俊足が活かされなかったが、相当悪い模様だ。
 彼は掛け替えのない貴重なトライゲッターの一人だ。
 とても残念。
 我が代表は苦しくなるなぁ・・・(>_<)

20190915:コミックでルール解説
 ついに単行本として出版された “ラガーにゃん2”(著者:そにけんじ/解説:広瀬成礼/発行:光文*)!
 週刊誌 “女性自身” に直近のほぼ9ヶ月間にわたって複雑怪奇とも言われるラグビーのルールを解説したシリーズで、W杯へ女性の方々に関心を持って貰い為の連載だったらしい。
 そこへW杯直前の緊急出版だったのか、目が無い自分は早速とお取り寄せした。

 いやぁ・・・ラグビーに邁進するニャン等のカワイイっってことっ!
 ルール解説も丁寧でとても楽しい想いをしたのですが、さてさて今週開幕するW杯・・・どうなるやら・・・

20190906:テストマッチ(対南ア戦)
 W杯前最後のテストマッチ(@熊谷ラグビー競技場)。
 相手は我が日本代表が4年前のW杯で勝利して歴史上 “最大の番狂わせ” と言わせしめた “南ア”。
 しかし南ア代表チームは、同じ相手、しかも格下相手に2連敗はプライドの高い国のファンが許す筈も無く、日本代表チームを十二分に研究して対策済みの筈だ。

 そう想ってTV観戦(NHKBS&日テレ;2画面で)。
 新聞もTVも4年前の再現なるか・・・って調子で盛り上げていた。
 が、自分は “そうはいくまい” と捉えていて、残念ながらやはり大敗:
  日本(世界ランキング10位):7(1-トライ)
           vs 41(6-トライ):南ア(同5位)

 南アは我が方選手へ2名でタックルしたり、相手側ラインアウトも確実に取り、更に密集場面でターンオーバーを再三成し遂げ、日本を見下した試合運びでは無かった。
 当日夜の競技場は蒸し暑く、我が代表への最大の見方の筈だったが、へたばる南ア選手は居なかった。
 やはり4年前、南アは日本について “手ぶら” で戦った・・・って考え直さざるを得ない(涙)。

 今度のW杯。
 対アイルランド戦、対スコットランド戦は苦労するだろうなぁ。
 彼等は日本代表チームを徹底的に分析して戦うだろうから・・・
 最早我が日本代表チームは隈無く調べ尽くされていて、前回W杯での様なアドバンテージはなさそうだ。

20190829:代表選手31名選抜
 網走合宿者41名から31名が選抜された。
 意外だったのがSHが3名(普通は2名)。
 最年長者(34歳)でもある田中選手が選ばれたが、流(26歳)及び茂野(28歳)選手と比べて彼のボール出しはテンポが緩く、パス回しに隙が生まれないか心配だ。

20190821:マイケル・リーチ選手
 M.リーチ主将は開幕一ヶ月前の “網走合宿” 時に
  ”相手が強いから負ける事は想像していない。
  自分たちがやろうとした事を出来ないのが、負けの一番の原因になる”
と語っていた(日経紙:2019年8月20日)。
 しかしこの論理は “逆立ち” しているのじゃぁ・・・?
 つまりは、自分等の戦術が通用しない原因は相手が強かったからに他ならない。


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20190820:ちょっと ”厳しい” かな(ラグビーW杯・2019日本大会) [ラグビー]

 開幕迄残すところ一ヶ月。
 代表選手候補選考/仕上げを目指した “パシフィック・ネーションズ・カップ’19” は10日の決勝戦に我が日本代表が勝利して3戦全勝し、久しぶりの優勝となった:
  第1戦:日本 34 vs 21 フィジー (@釜石;7月27日)
  第2戦:日本 41 vs 7 トンガ   (@花園;8月3日)
  第3戦:日本 34 vs 20 USA (@フィジー;8月10日)

 パス廻しもかってない程に素早く、アシストを受けたトライすべき選手がトライを重ねてくれました。
 特に福岡選手の快走/トライはワールドクラスで、”凄いっ!” の限り。

 スコアだけを見れば我が日本代表は “順調な仕上がり” を見せたかの様で、持ち上げ記事満載の新聞もあったりしたものの、第1&2戦ではラグビーには不向きな高温/多湿が最大の身方だった・・・と言っては言い過ぎか m(_ _)m
 何せトンガ代表選手の皆さんなんか後半は走り切れずに歩いていたし・・・

ところで:
 E.ジョーンズ’ヘッドコーチ時代は反則の少ない代表チームだったが、陣容が変わった今の代表は密集場面での反則が多過ぎ、ボール主導権がすぐさま相手側に移ってしまっている様に見える。

これでは:
 清宮副会長@日本ラグビー協会はベストエイト確実とか、あの五郎丸さんは優勝狙える・・・なんて景気良いこと仰っていますが、W杯で対するアイルランドやスコットランドの様な “ティア-1” クラスに勝つのは “しんどい” ・・・ そんな “悲壮感” が漂ったのでした@盆明けの行きつけ居酒屋さんで。

尚:
 今回の参加チームは
  日本、カナダ、サモア、トンガ、フィジー、USA
の6ヵ国でした(W杯直前と言う事もあって変則です)。

ついでに:
 W杯前の最後のテストマッチ戦:
   ”日本 vs 南アフリカ” @熊谷(9月6日)
戦は “2015英国大会” リベンジに燃える南アが容赦しない試合運びになると想われます。

 果たして我が日本代表は如何に戦ってくれるのか ・・・ “期待” よりも “心配” が先行してしまう自分なのが情けない。
 勝利を信じたい気持ちは満杯なんですが・・・


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20190723:”たんぼアート” @行田市で日本代表応援(ラグビーW杯) [ラグビー]

 これって、お米が実った時分、直ぐ近くの高見所から眺めると、見事な迄の絵なんぞが浮かび上がってくるって奴・・・TVで秋口になると傑作を紹介しているが、実は未だ実物を拝んだ事が無い。

嬉しい事に:
 この9月から開幕されるラグビーW杯日本大会2020の日本代表チームを応援するたんぼアートがあるそうな(読売&産経新聞紙等:2019年7月16日)。

 “古代蓮(はす)の里” としてしられている行田市(埼玉県)の大字小針では、
   3選手:マイケル・リーチさん、田中史朗さん、姫野和樹さん
を4色(緑・黒・白・赤)の苗でなぞった絵柄で “がんばれ!日本代表” の文字も入れた田植えが行われたそうです(2.8ヘクタール;6月;凡そ千人;下絵がネットで紹介されています)。
 リーチ&田中両選手にはその立派なお髭も再現される模様だ。

 W杯が開幕されている頃には見事に完成して、我が日本代表の ”快進撃”(&”怪進撃”)を見守ってくれている事でしょう。
 期待しています。


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20190123:トップリーグ&大学&高校選手権を観て(ラグビー@日本) [ラグビー]

 10日程前になりますが全国大学選手権が明治大学の22大会振りの優勝で閉幕して、今季ラグビー・シーズンがひとまず終わった。
 ラグビー・フリークの集まりもブログも一段落の感じなので自分なりのを・・・

1.トップリーグ(TL)選手権(兼・日本選手権):
①スコア:
  神鋼55 - 5サントリー@秩父宮ラグビー場(1月15日)
②印象:
 監督が代わるとこんなにも華麗なパス回しが出来るとはっ!
 驚き以外の何物でも無かった神鋼のワンサイド・ゲームで、日本代表選手を多数抱えるサントリーは為す術無しの試合だった(後半ベンチに退いた流(ながれ)さんの寂しげな顔・・・ちょっと忘れられない)。
 神鋼はTL優勝15季振り、兼ねた日本選手権優勝は18季振りの快挙だった。
 故・平尾さんも待ちかねていた事でしょう。

 尚、若手主体の順位決定戦である TL-カップ戦ではトヨタ自動車が初優勝(1月19日)しているが、これは観戦していない。

2.全国高校選手権:
①スコア:
 大阪桐蔭26 - 24桐蔭学園@花園ラグビー場(1月7日)
②印象:
 TV観戦。
 当然ながら神奈川県代表である桐蔭学院を応援していたのだが・・・大阪桐蔭の初優勝。 でも接戦で力の入った試合だった。
 両校選手らの今後の活躍を期待。
 来季には関西リーグや関東地区(対抗戦/リーグ戦)で見かける可能性大ですねぇ。

3.全国大学選手権:
①スコア:
 明治大学22 - 17天理大学@秩父宮ラグビー場(1月12日)
②印象:
 こちらも接戦。
 帝京大学10連覇を阻止した天理大が勝ってもおかしくない試合だった。
 但し天理側、トンガからの留学生3人組のパワー無くしては今季の活躍は無かったとも想うのは少し “複雑” な気もする(同じ印象は箱根駅伝出場校のメンバー構成を観ても感じる時がある。 決して自分は狭量では無い筈なんだが・・・)。
  この3人組のパワーはそれこそ “半端ない”。 通常選手の1.5倍とすれば(←根拠あるものではありません。仮にのお話)天理大は16.5名分の選手力を擁していた訳で、それでも明大は戦い抜いた感じだ。
 でもって明大は実に22大会振り。
 と言う事は、選手らは初めて母校の優勝を観た事にもなる。

4.自分なりの総括:
 どの試合も見応えありましたが、共通して感じた事は、

 ①主導権を相手に与えるリスクがあるハイパントやキックで陣地を
  稼ごうとしても思惑通りに行かない場面が沢山あった
そして
 ②フォワードの破壊力があって初めてバックスの展開が活かせる
 
・・・と言う当たり前の事だった様に想えます。 

 帝京大のフォワードは昔ほどではないなぁ・・・との印象を受けていましたが、今季はついに関西王者天理に屈した・・・と言う事でした。
 当然の事、出直しを計って来季に備えるでしょう。 それも楽しみ。

 これからは “サンウルブズ” の活躍とW杯に向けた “日本代表” の強化に期待しますが、果たして・・・(正直、不安の方が大きい)

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20181118:ラグビー選手に必要なのは・・・ [ラグビー]

 実に驚くべきエッセイに出会ってしまった:
  横山幸雄氏:ラグビーの「知性」
   -出自:日経紙2018年11月10日付け朝刊最終ページ・エッセイ”交遊抄”

 同氏はピアニスト。
 本来孤独なピアニストが全く違う分野の人と交流し、その中で日本代表/世界選抜チームに招かれたラグビー名選手 “藤原 優” 氏(あの “アニマル” と呼ばれた日本ラグビー史上最強のトライゲッター)から、本番での集中力・緊張感・相手チームの徹底分析から緻密な攻撃戦略を練る “知性” を感じ取り、団体競技と個人競技の違いを超えて共鳴されているとある。

 驚いた。
 今では伝説の大々選手である事は重々承知していたが、芸術家に “知性” を感じさせられる程の人材とはつゆとも存じ上げなかったし、ラグビー選手に必要なのは “力持ち”、即ち “体力”・”知力” の持ち主だとばかり想っていた。

と言うのも:
 ラグビーW杯2015@英国大会で日本代表チームを大活躍させたE.ジョーンズさんが昨年来日され、都内の某高等学校ラグビー部選手等を指導し、選手等がその教えを守って大きく成長していく様をNHK’Eテレが放映した事があった。
 この時、ジョーンズさんが、
  ① ラグビーは最も複雑な集団競技
で、
  ② 相手チームの徹底的な分析に基づく戦略立案
と、
  ③ 攻撃・防御のどの場面でも瞬時の状況判断と最適戦術の選択

が個々の選手レベルで求められ、それを理解出来る “頭脳” が必要と繰り返し教えていたのです。

 つまりは複雑な集団競技なのでその特質を理解出来る “知識” & “知能” が必要と言う事だ。 必要なのは “知能であって、知性では無い”。

 知性は人間として望ましい素養ではあるので、藤原優氏にはとてつもない人間的な深みと魅力がある・・・と言う事なのでしょう。 ラグビー選手だからと言う訳ではないのでは・・・余計な事だが。

 確かに、今の日本代表ラグビー選手の中で、選手生活を終えたら大学に入り直して医師を目指すと言われている福岡選手には素質に加えてずば抜けた知能を感じる。

 横山さんの言う知性って、具体的には何をさしておられるのだろうか。
 今や政治家だって “文春砲” で蹴散らされるばかりで、知性を醸し出す方って自分は知らない。

ところが:
 日経紙2018年11月15日付け夕刊連載企画記事 ”私のリーダー論” に、未踏のラグビー大学選手権9連覇中の帝京大学ラグビー部監督岩出雅之” 氏のインタビュー記事が掲載されていた。
 その中で、独特の監督論を展開されておられるのだが、部員へは理解力や仲間と連携する力など、素養として “知性” や “人間性” を高める指導が重要との認識を示されている。
 ここでも “知性” が出てきた。
 超実績のあるお方の言であり、自分は今 “知性の意味” について少し混乱しています。


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20181105:ビッグマッチ3試合を観て(ラグビー) [ラグビー]

 ここ一週間程の間に大きな3試合があった。

“日本代表” vs “世界選抜”
         ・・・10月26日(金)@花園ラグビー場(東大阪市;雨)
 結果:28-31(前半:7-24/後半:21-7)

 遙か遠い東大阪市での試合なのでTV観戦。
 急ごしらえのせいか、連携に少々難があったのは否めないものの、世界選抜の圧倒的な個人技の高さに目を剥くも、後半は日本代表が練習の成果か、速攻・連携プレーが上手く廻り猛反撃。
 特に最後の最後、粘って逆転トライか!・・・と想われた瞬間、ノックオンで惜敗。
 まぁ、あれほど雨が降っていればボールを掴むのも容易じゃぁないからなぁ。
 でも善戦してくれましたよ(日本代表には心配ばかりしていたが)。

 尚、この試合は世界選抜でプロップで出場していたストラウス選手(元・南アフリカ代表)の現役最終試合でもあった。
 あの精悍なプレーがもう観戦出来なくなると少し寂しい・・・我が国トップリーグには招聘するチームはいないのか・・・

“ニュージーランド代表”(オールブラックス)
  vs “オーストラリア代表”(ワラビーズ)
         ・・・10月27日(土)@日産スタジアム(横浜市;晴)
 勿論観戦(”大枚” はたいて)。
 結果:37-20(前半:17-10/後半:20-10)

 伝統の両国代表戦は偉い提督名を冠とした “ブレディスロー・カップ杯” 争奪戦と位置づけられていて、今回のは2018年3戦目。 結果としてオールブラックスが3戦3勝で2003年以来のカップ維持に成功。

 ワラビーズは世界ランキング7位の強豪チームの筈だが、王者としてのオールブラックスの強さばかりが目立った印象で、なんか、淡々とした試合運びの感じでした。 前日の日本代表vs世界選抜の後半戦の様な接戦の方が観る方としては楽しい。

 始めて眼の前で観るオールブラックスの “ハカ” は凄い迫力で圧倒されてしまった。 ニュージーランド先住民マオリ族の戦いに臨む際の儀式だったらしいが、今ではオールブラックスによる対戦相手への敬意を表しているとの説明だった。
 が、この儀式を見せられる相手チームは “ビビる” 事ないのかなぁ・・・
 来週対日本代表との試合前にもご披露するのだろうか。 だとしたら ”迫力負け” しない様、祈るほか無い。 
 伝え聴くところによればオールブラックス主力組は英国遠征へと向かい、日本代表との戦いは若手主体らしい。 でも二番手って言ったってえらく強いから “大惨事” にならなければ良いが・・・

因みに:
 この試合観客数は4.5万人超で、公表し始めてからの最高の “入り” だったそうだ。
 この競技場は7万人は入るので空いた席が目に付いたのだが・・・さすがは強豪同士の伝統戦で、これを日本、しかも我が家から遠くない地元で観戦出来るなんてちょっと “幸せ”。

“日本代表” vs “ニュージーランド代表”(オールブラックス)
         ・・・11月3日(土)@味の素スタジアム(東京都;晴)
 結果:31-69(前半:19-38/後半:12-31)

 所謂 “ティア-1” クラス同士の試合では控えに廻る選手等だが、スーパーラグビーではならした面々。 やはり段違いに強く、逞しい。
 善戦が期待され、期待しもしたが、日本代表は密集場面とラインアウトでボールを奪われる場面が多く、完敗だった。
 ボールへの集散・執念が違う感じだ。

 “オールブラックス相手に31点も取った” ・・・ と喜んだ観客もいたが、”ちょっと、ちょっと・・・親善試合じゃぁないんだから” って呟く自分が少しだけ惨めったらしくて、交通の便が悪い競技場を恨んだりしていました。
 正直申し上げますと、100点取られなくって良かった・・・との気持ちが少しばかり。 全く強さの違う世界を観た感じです。 世の中広い。

ついでに:
 再び “正直に打ち明けます” と、此処だけのお話。
 オールブラックス二番手選手等のラグビーは “綺麗” では無かった。 明らかに審判が見逃している反則も、”オールブラックスならでは” の見逃しなのか。 まるで、今は大昔の "王・長嶋ボール" (*1) みたいだ。
 こすからいったらありゃしない。
 王者オールブラックスだ。 もっとクリーンなラグビーを展開してくれると想っていたので・・・つまりは、あれがオールブラックスのラグビーなのか・・・とは想いたくは無いし、ああいうのを “試合巧者” とは言いたくない。 
 日本代表選手等の方がはるかに “紳士” らしかった。
 少々 "八つ当たり" でした m(_ _)m
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(*1):当時、王選手・長嶋選手ほどの大々打者が見逃したのは、たとえストライク(臭いの)であっても "ボール" と主審が今で言う "忖度" した事を皮肉って言ったものです(何方が言い出したのか忘れています)。


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20181022:”68.3%”(ラグビーW杯2019日本大会の ”認知度”) [ラグビー]

 全国平均認知度(2018年09月)です ← 大会組織委員会の広報(10月12日)から。

 正直驚きました。 7割近くの方々に知られているなんてっ!
 但し、対象者は全国・20~69歳・性別不問・約5万人。 ネット上でのアンケート結果なので、もともと “世事に関心の強い方々(?)” が対象になっていたからかも。

 因みに過去の調査結果を時系列で見ると
  2015年09月:51.2%
  2015年10月:63.3%
      ← 英国大会で “あの” 南アフリカ代表撃破!時
  2016年03月:55.8%、 同07月:57.3%、
      同12月:54.0%
  2017年03月:51.0%、 同07月:51.4% ← 低迷?
      同12月:56.3% ← 関心復活?

だった(出自:大会組織委員会ウェブサイト)。

 明らかに2016年は前年W杯での日本代表の “超が付くほどの大々健闘” のおかげ。 だが代表チーム新旧選手入れ替わりが戦績に現れずに2017年は下がり傾向だったのが、大会広報が進み、時たまTVニュースでも報じられる様になった事から盛り返してきた・・・と分析出来そうだ(たぶん)。

 おまけにNHK・土曜・ブラタモリの後に “不惑のスクラム”(30分*7回)が放映されていたのも効いたのかしらん?・・・(*1)

 2015大会以後、二人に一人は知っている訳だ ( まぁ、FIFA’サッカーW杯には及ばないだろうけれど )。
 そんな訳で、本番での日本代表の奇跡的大奮闘を心から期待するとします。

因みに:
 自分は、我が行きつけの居酒屋さん常連の皆様には2019日本大会を意識的に広報しております。
 なお自分は、どの試合のチケットも手に入れる事は出来ていませんが、大会直前になれば大手が売れ残り分を格安で手放すので、黙って待っていれば良い・・・との “噂” を信じております。
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(*1)20180910:ありゃッ! ”ショーケン” だ(”不惑のスクラム”@NHK)

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20180919:ラグビー3話 [ラグビー]

 ラグビー・ブログはしばらくぶりですので3話を一挙に。

① 秋篠宮さまが名誉総裁へ(ラグビーW杯2019日本大会)
 来年9月20日から11月2日に渡って開催される東京大会。 名誉総裁に秋篠宮さまが就任されると決まったようだ(2018年9月11日各紙)。
 通例では皇太子さまが就任されるのだが、来年4月30日に天皇陛下御退位・新天皇御就任となるからと想われる。

 大会運営に関わるボランティア募集も予想を上回る応募があったと伝えられている。 決勝戦会場となる横浜スタジオがある横浜市も広報に力を入れ始めたし、熊谷ラグビー場も改修工事が無事に完了した。
 伝えられている限りに於いては、準備態勢は順調に進んでいる様だ。

② 日本代表は通用するのか
 自分が抱える不安は日本代表の戦力が気がかりな事に尽きるが、つい最近のどこかのスポーツ解説番組(BS放送)でこの問いかけに、あの大畑氏は日本が対戦するチームの戦力を分析して
   アイルランド(ただ今絶好調。来年まで戦力維持するだろう)には×
   スコットランドにはかろうじて○
   ロシアとサモアには○
で一次リーグを突破するとの読みだった。

 あの大畑氏が言うからには・・・と想うものの、スコットランドに勝つのは正直?だ。
 遠い過去に、日本代表は同時期の南半球遠征へ漏れた若手中心のスコットランド代表を迎えて勝った事があった(@秩父宮ラグビー場;1989年5月29日。スコア=28-24 ← ネットで再確認)。
 自分はその場にいたが、当時のヘッドコーチ(HC)は故・宿澤氏で、入念な戦略を持って臨んだ試合だった(TV中継されていて、勝った瞬間飛び上がって喜んでいる自分が、一瞬だが映っていましたよ)。

 最近は2015年W杯、それに引き続いた我が国への招聘戦(2回)でもスコットランドには勝った例しがない(完敗)。
 大畑氏の希望・願いが多分に含まれる予想を実現すべく、現HCに十二分な戦略をたてて対戦戴きたいと願うばかりです。

③ ついでに:
 既に開幕している我が国ラグビー界最高峰のトップリーグでは、神鋼(⇔神戸製鋼)の勢いが良いようだ。
 この14日(金)のナイトゲーム’対サントリー戦(@秩父宮ラグビー場)では、あのダン・カーター選手(オール・ブラックス名選手@ニュージーランド)がSO(スタンドオフ)で初出場し、フルタイムに渡って大活躍した(36-20;36点の内21点がカーター選手による)。

 一人の卓越した選手がチームの中心で役割を果たすと、いくら王者サントリーでもライン・アウトは取られるし、密集場面でのターン・オーバーはされるはで、観戦する方は面白かったが、当の選手等はこんな筈じゃぁ・・・と想った事でしょう。 今後の立て直しや如何に・・・
 今季のTLは波乱が起きて見応えあるかも? です。


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20180615:明日(16日)もこうなら (^^)/ (ラグビー日本代表対イタリア戦) [ラグビー]

 こんな、何もかも目論み通り上手くいった "テスト・マッチ" があっただろうか・・・と言うほどの結果だった。
 ラグビー日本代表チームの対イタリア代表戦の事です。 9日に大分競技場(立派な競技場の様ですねぇ)で2万人以上の観客を集めた熱戦(日テレ中継で観戦)。

 試合早々ペナルティを喰らった何時もの様な出だしだったが、その後は計4トライ/4コンバージョンを決め、最後は34-17のダブルスコアで圧勝した。 イタリアチームは "ティア-1" クラス扱いの強豪で、ほぼバリバリの選手を揃えていたので、ご褒美勝利では無い。

 "10回ほどの連続パスで決まったトライ" はまるで往時のフランス代表チームで観られた "シャンパン・ラグビー" の様だったし、"俊足で駆け抜けたトライ"、"トリッキーなパント・キック+瞬時の転送パス" の成功など、二度と起こらない様な "奇跡"(とは言いたくないが)の勝利だった。 録画ファイルは保護して永久保存だ。

 選手の殆どがサンウルブズ@スーパーラグビーにも所属で、南半球超強豪チームとの対戦経験が活きたのだろうか。 これが実力であれば嬉しいんだが・・・
 明日16日の再戦@神戸を期待しています(これも遠くて観に行けない)。


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20180516:サンウルブズ 今季初勝利!(対レッズ戦:スーパーラグビー) [ラグビー]

 12日(土)に秩父宮ラグビー場で開催されたスーパーラグビー:サンウルブズ vs レッズ(オーストラリア)は今季9連敗中にも関わらず国内最終戦と言う事もあって大勢の観客(一万人超)が集まった(レッズは2015年W杯後にあの五郎丸選手が一時移籍したチーム)。

 お日様が眩しく、暑い程の晴天だった事もサンウルブズには "身方(?)" して今季初勝利した(63-28。オーストラリアのチームに勝利したのも始めて)。
 サンウルブズは1勝9敗(勝ち点6)、一方のレッズは4勝6敗(勝ち点17)。

 今季のサンウルブズは所謂 "助っ人" が過半を占め(:但し国際ルールによって日本代表入り可能な選手もいる)、明らかに前季よりもパワー↑しているものの、海外勢も同様でこれ迄ホーム&アウェイの全ての試合で負け続けてきての初勝利だった。

 この試合ではサッカーで言うところの "ハット・トリック" を成し遂げた H.サウマキ選手、"12本のキック" (5本のゴール・キック+7本のペナルティ・キック)を全て決めた H.パーカー選手の活躍(36点を稼いだ!)が目立ちました(キックの名手がいるチームは勝負強い)。
 彼等助っ人の力なくしての勝利は無かった・・・とも言え、本来の日本代表チームへの課題解消には繋がっているのかどうかは・・・

 一年前は、けなげにも試合の都度にブログをアップしていたが、今季は応援疲れ( (>_<) )で、これ迄一度も投稿せずにいたが、やっと一勝を挙げてくれました。
 素人ながらいろいろな不満を持ってはいますが、今は "素直に" 喜んでいます。
 有り難う! サンウルブズ!


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20180403:とうとう ”ビデオ判定” 導入(サッカーW杯) [ラグビー]

 FIFAはこの6月にロシアで開催されるW杯で "ビデオ判定" を導入するらしい。
 "VAR"(ビデオ・アシスタント・レフェリー)と呼び、得点・PK・一発退場等、主審判定を手助けするシステムの様だ(日経紙:2018年3月17日付けスポーツ紙面:翌日紙に詳細報掲載)。

 ラグビーにも "テレビジョン・マッチ・オフィシャル" (TMO)と称するビデオ判定が導入されているが、ラフ・プレーとか密集戦でのトライ場面が主な対象だ。
 選手達の重なりでボールが正しく地面に着いたかどうかを即断出来ない時、主審がジェスチャー(両手で四角形を描く・・・何とも解り易い!)で別席の監視役に判定を要請する。
 監視役は多方面から撮影されたモニター画面を基にトライの成否を判定し、主審に無線で伝える仕組みだ(主審はワイヤレス・レシーバーを常時装着)。

 これはこれで良いんだが、問題は "判定に至る迄に要する時間" だ。
 大抵は会場据え付けの大型スクリーンに問題のトライ画面が繰り返し流されるので30秒とか40秒程度迄なら観衆もじっとしている。
 が、それを越えると "間が抜けて" しまい、ブーイングが出たり、選手等にとっては "試合の流れ" が止まってしまうのが難点だ。

ここ迄書き進んで想い出しました:
 "あの" 東芝が、画像解析を得意とする AI を活用してラグビーの試合運びをモニターし、分析・解析して戦術に活かすシステムを開発している・・・っていう記事を何時か何処かで読んだ記憶がある。
 そんな高度な AI が完成すれば主審のアシスト役もつとまるかなぁ
 だが、そうなると人間が主役のスポーツなのに・・・とのクレームもあるに違いない。

 人が行う以上は完璧な判定はあり得ないだろうから、 "誤審" は "誤診" と同じ様に避けられない問題かも。
 誤審は贔屓チームに有利でっても不利であっても後味が悪い。
 でも、お医者様による誤診は絶対にあって欲しくはないですネ。

これは誤診ではありませんが・・・
 重大な疾患を "わざ" と見逃し、患者を死なせようとする医者が登場するA.クリスティのよく知られたミステリーもあります("ミス・マープル:パディントン発・・・")。
 最近これを原作としたTVドラマがあって、録画はしているものの未だ観ていませんので、"どうでも良いコメント" は後ほどに。

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20180313:やっぱり先ずは ”体力” だ(ラグビー等) [ラグビー]

 今季スーパーラグビーが始まり、結成3年目の我がサンウルブズは、日本代表資格を持つ海外からの "助っ人" 陣を大幅加入させて(何と、2/3を占める程だ)、戦力 "一新" して参戦・奮戦中だが、まだ成果は出ていないし(ただ今3連敗。南アフリカ勢には大敗)、海外から見る評価は今ひとつ。

 今のヘッドコーチ(HC)は日本代表チームの強化では技術面優先でやって来ていたが、昨年の海外強豪チームとのマッチプレーで大敗した事から "これじゃあかんっ!" とやっと気がついたのかどうか、サンウルブズのHC兼任になってからは、想い出したかのようにフィジカル面の強化を取り上げ、遅まきながらの巻き返しを図ろうとしている。
 "今更遅いっ!" と想うが、しないよりは良いから応援するっきゃない (>_<)

 何事においてもスポーツを始め勝負事では卓越した "技術" が必要だが、勝つ為には "その技術を持続的に発揮出来る体力" が必須だ(と、実績の無い自分でも経験から信じているところです)。

 先の冬季五輪、スピードスケート女子団体追い抜き戦(英語:パシュート&米語:パスィート)で我が日本代表3名がスケート王国とされる強豪オランダ国代表3名を圧倒して勝った背景には、皮肉にもオランダ人コーチの徹底した体力増強管理が背景にあって、"体力の伴わない技術には限界がある" 事を前提とした戦術があった様だ(勿論、負け癖のついた日本人特有の "どうせ勝てない" メンタル面を叩き直すメニューもしっかりあった筈だ)。

 生まれ乍らの恵まれない体格であっても、理論に裏付けされた体力の増強は可能で、スタミナさえも欧人等に勝てるのだ。
 しかしながら、プロのボディ・ビルダーの様な "キン肉マン"でさえ一年間で増量出来る筋肉量は高々1kgと聴いている・・・と言う事は体力増強には "年単位の時間" がかかると言う事だ。
 即席で出来る訳では無い。
 素人の自分が言うのもなんですが、全てのラグビーの監督・コーチにご承知願いたいものであります。

ここで想いが "横っ飛び" するのですが:
 イチロー選手も "技術" は卓越しているのだろうが、"回避できない年齢に伴った体力低下" を何処までカバー出来るのか、難しい局面に遭遇しているのだと想うのであります。
 彼の場合、やたら筋力を付ける・・・と言うのでは無く、関節可動領域を広げる事を意識した筋トレらしいですが、筋肉量維持機能の加齢に伴う低下を避ける事は難しく、トレーニングでカバー出来る範囲には限界がある・・・そこに悩んでいるのでは(自分勝手な愚考ですが)。
 それでもメジャーリーグに留まって活躍し欲しいのだが、伝え聞くところに依れば古巣のシアトル・マリナーズと契約した様だ。
 活躍を期待致します・・・としか言えません。
 ファンの方々には申し訳ないけれど、「頑張りますから応援よろしくお願いします」の様な紋切りコメントしか言えない選手ばかりの我が国プロ野球界には戻って欲しくない( プロ野球ファンの方々へ:ごめんなさい m(_ _)m )。

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20180213:”高過ぎる” ので敬遠?(ラグビーW杯日本大会) [ラグビー]

 2019年W杯日本大会組織委員会が先月27日から一ヶ月間、観戦チケットの予約販売を始めた(海外からの申し込みを含む抽選方式:結果公表=2月26日)。

 早速ウェブサイトを尋ね、試合スケジュールと料金を見たが、いやはや高いのなんのって。
 こりゃぁ、年金生活者相手のチケット価格じゃぁない
 残念ながらTV観戦といこう。

でも:
 決勝戦は近場の競技場(JR新横浜駅脇。"日産スタジアム")で、出かけるのは楽だし、世界最高の試合が期待出来る筈なので、外れて元々・・・の気持ちで申し込みだけはしておいた。
 倍率が高いだろうから次第だ。
 26日を静かに待つとしよう。


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20180121:ラグビー決勝戦を観て・・・ [ラグビー]

 高校・大学・TL(トップ・リーグ)の各準々決勝から準決勝、そして決勝戦をTVで、或いは競技場で観戦したのですが、今季は好試合に恵まれていた・・・と言う印象です。

1.大学選手権
 7日(日)に帝京大学 vs 明治大学の決勝戦が満員近い観衆を集めて秩父宮ラグビー場で開催され、"当初の予想" を超えて明大が善戦したしたものの、21-20の最少点差で帝京大が前人未踏の9連覇を達成している。

 素直に "おめでとう" ・・・と言いましょう。
 しかし、過去の8連覇に比べて危うい試合だった。
 帝京大の勝ちっぷりは圧倒的な場合が多く、キャプテンも監督も相手チームを褒め称えながらの余裕を見せたインタビューが普通なのだが、今回は終了間近の "らしくない反則" とか、"引き延ばし" が目立って、"颯爽" とした勝利ではなく、後味が残念でした。

 明大は前半のキック3本(コンバージョン2本&ペナルティ1本)をいずれも外したのが致命的だった。
 "ればたら" は意味がないものの、全部成功していれば "+7点" !
 どれか一本でも成功していたら試合の流れも変わっていた筈だったが・・・
 明大ファンにとっては悔しい限りだったでしょう。
 さすがにキッカーを責める形になるので、各紙ともこれには触れていませんでした。

2.高校選手権
 準々決勝、準決勝いずれも好試合が続いていた。
 決勝戦は8日(月)に大阪勢同士の東海大仰星高 vs 大阪桐蔭高が花園ラグビー場@東大阪市で開催され、仰星高が逆転勝利した(前半=10-17 & 後半=17-3 = "27-20")。
 どの選手も鍛えられた体躯が眩しい位だったが、ここで活躍した多くが大学でも続けて活躍するのだろう。
 が、最早、古豪・伝統校といった所よりも帝京大や東海大等々の様な全校をあげて強化に取り組んでいる大学へ進学するケースが多い様だ。
 選手達も大学側の姿勢をよく見ている・・・そういう時代だ、と感じました。

 これはラグビーに限らず、多くの高校スポーツでも見られる傾向の様で、中には例の清宮青年の様に、大学へ "寄り道" せずに直接プロチームへ向かう方々も出始めています(確か昨季、ラグビー界でも例がありました)。

3.TL
 13日(土)に日本選手権を兼ねた決勝戦、サントリー(昨季優勝:準決勝戦で負傷者続発のヤマハ発動機を一蹴) vs パナソニック(準決勝戦でトヨタ自動車に辛勝(?))が秩父宮ラグビー場で開催され、接戦の末にサントリーが勝利("12-8")、2連覇を達成した。
 パナにとってはキープレイヤーが負傷退場等で戦力↓ したのが辛かった試合でした。

それにしても:
 後半40分を過ぎたパナの相手ゴールライン間際でのラスト・プレーが続く中、突如主審の手が上がり、サントリーの勝利を宣言。
 観覧席からは、この最後の密集戦で主審が何を以てパナの反則を判断したのか解らなかった上、場内アナウンスも無かった。
 後でTV-録画で確認したところ、解説者がパナ側のノックオンだと想われる・・・との事で、好試合だったが後味は今ひとつの感じでした。

 日本ラグビー協会って、素人観衆には不親切なんですかねぇ ・・・ そんな印象を受けました。
 残念 (>_<)

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20171209:遅まきながら・・・日本代表 仏代表とドロー(11月25日:ラグビー) [ラグビー]

 話題に困った時は好物か、酒・ワインか、ラグビーかニャンなので、本日は古種ですがラグビーでいきます( m(_ _)m )。

 先月25日(日本時間26日早朝)、日本代表チームはパリ市郊外で仏代表とテストマッチを行い、23-23でドロー、対仏戦1分け9敗となりました。
 早朝ながら日テレが実況中継しており、自分を含め、応援したファンも多かったでしょう。

 自分の心配(*) も吹き飛ぶ "快挙" と伝えるウェブニュースや新聞記事が多かったのですが、選手層の若返りが出来ていない絶不調の仏代表チーム(ただ今、全敗街道まっしぐら中)が相手でしたから、これを持って今のヘッドコーチの戦術が満点と言うのは結論を求め過ぎと想いますが、どうでしょうか?
 自分はいまだに悲観的です。

  (*):"20171010:心配事が増えましたっ!(ラグビー)"


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20171125:やっぱり帝京大強し(関東大学ラグビー対抗戦) [ラグビー]

 一週間前の対戦だったのですが、我が横浜のニッパツ三ツ沢球技場で帝京大学明治大学との試合がありました。
 小雨が降り、加えて北風が吹く寒い日で、土曜日であったが観客は少なく寂しい限りでしたが、帝京大の個々の選手の力強さとチームワークの良さが目立った試合でした。

 明大のペースで進んだ時間帯もあったのですが、力量の差は素人目にも明か、帝京大の順当勝ち(41-14)で、対筑波大学戦を残して8度目の優勝/7連覇の偉業があっけなく達成されました。
 監督・キャプテンのインタビュー(TVK=TV神奈川が中継)では、その謙虚な姿勢にとても好感が持てました(毎年のことですが)。

 古豪・強豪と言われる明大・慶應・早大では大勢のOBの口出しが多くて、現場の監督・コーチ等が自由に采配しづらいらしい上、大学側の姿勢そのものが帝京大の様な全面支援とはなっていない等、決定的な違いがあると、帰り道で物知り仲間から聴いて唖然。
 早大・慶應・明治が復活するのは今後無いのでは・・・とも。

 波乱の無い関東対抗戦でしたが、関東大学リーグ戦の方では、大東文化大学が中央大学との最終戦を残して22年ぶりの優勝を勝ち取る様で、これから大学ラグビーに新たな変化が生まれるのか、今少しは見守るつもりでおります。

ついでに:
 ラグビーに限らず伝統校の監督・コーチ陣は、大勢のOB等を無視出来ないらしく、大変との事です。

因みに:
 11月23日には "伝統" の早大vs慶応の対戦があり、早大が接戦を制しましたが、慶応が力強く生まれ変わろうとしている印象を受けました(帝京大相手に "善戦" していたし)。
 自分はOBではありませんが、敬意を表し、今後の楽しみとします。


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