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20171201:醤油DNA [食]

 原料の大豆とか小麦の遺伝子の事ではなく、調味料として醤油を常用する我らの味好みを揶揄して題しています。

 何でも醤油味にして食べる人がいるもんです(カレーにも、マヨネーズにも・・・そのほか切りが無いほど)。

 昔、モンゴロイド型顔つきを “醤油顔” と称した時期があった(要するに和風顔。対する洋風っぽい顔を “ソース顔” と称した)が、日本人の多くはそれだけ醤油味が身に沁みつき馴染んでいる訳で、本来は醤油とは全く無関係な筈のパスタ類にも和風と称したものすらある時代だ。

 駅弁では薄い醤油飯にしたものもあるし、炊き込みご飯では僅かであっても醤油は欠かせない程に、お米と醤油はとても相性が良い様に感じてしまう(塩も)。
 さすがに酢飯側を醤油皿にどっぷり漬けて真っ黒けにして寿司を食べる人を見た時には驚きましたが・・・

ところで:
 肉好き、特にステーキや焼き肉をお好きな方が多いせいでしょう、いろんな味付けを工夫した瓶詰めタレが選択に迷う程たくさん出回っています。
 が、我が家では、ビーフ・ステーキの下拵えには黒胡椒の他、山岡さん@美味しんぼが明かした "極々僅かの醤油" を加え、小一時間程度寝かせてから焼きます。
 これが絶品!で、評判が良い(我がワイフ殿や息子だけですが・・・)。

 ほんと、私ら日本人には醤油DNAが染みこんでいる・・・と思わざるを得ません。
 なのに、我が家のニャンは醤油風味の食べ物には見向きもしない(本来の出自から考えりゃその筈なのだが)。


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