SSブログ

20180620:”袋” が開けにくいっ! [自分の事]

 食品であれ、菓子類であれ、何であれ、いろんな品物がポリ袋で包装されている。
 中身が透けて見えるし、印刷も簡単、場合によっては窒素封入等で酸化劣化を防ぐ処理も出来、供給側にとって超便利だからだ。

 でも最近、そのパックの "開封" がえらく難しい。 しょっちゅう、カッターナイフ、包丁や鋏を使う始末だ。 我がワイフ殿も同じで、"何でこんなにきつく締めているんだっ!" ってぼやく事しきり。

 在る時、息子にそう愚痴ったら、"昔とそう変わっていない" と言い、付け加えて "握力が下がったんじゃぁ?" って言われた。

 げっ! そんな馬鹿な。 ほぼ毎日エキスパンダーとグリップ器で鍛えていて、今では最強レベルに達している筈なのに!・・・と反論しようとしたとたん、想い出した:

 エッセイスト 玉村豊男氏:"老人ロック"
     (日経紙:2018年4月28日付けあすへの話題)

 これは、歳取って握力が無くなり、ステーキが旨く切れない(ナイフのせいだ)、瓶の蓋が開かない(きつく締めすぎている)、小袋のぎざぎざの端っこを裂こうとしても出来ない(ヒートシールが強すぎ)事等を嘆いておられる。 更に、簡単に操作できない様にしている道具類は "チャイルド・ロック" と言って子どもがいたずら出来ない様に "故意に" 堅く締め付けているが、今や身の回りの包装等が "老人ロック" だらけ・・・というエッセイだった。

 そうかっ! 鍛えているつもりの握力だったが、世間相場に比べるとそれ程では無かった・・・と言う事かしらん (>_<)
 エキスパンダーもグリップ器、ひょっとしたら年寄り版だったのか・・・な?

共通テーマ:日記・雑感