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20200830:何故 ”専門家” を ”虚仮(コケ)” にするのか@コロナ禍 [ただの私見]

 今月央、コロナ禍で延び*2になっていた日本感染症学会の春季年会がオンライン発表も交えて開催された。
 冒頭、理事長か会長から
  ”今は感染第2波真っ最中

との現状分析が有り、素人ながらも "やはり" ・・・ と想った。

 "緊急事態宣言" 解除以降、国民の大多数の気が緩み、政府の "命よりも経済優先" の方針もあって人の移動が再開され、あまつさえ "世紀の愚策" と批判されている "GoToトラベル" キャンペーンの強行前倒し政策が "後押し" するかの様に感染が急拡大していった訳だ。

が:
 西村経済再生大臣(コロナ禍対策兼務)と加藤厚生労働大臣は共に
   "第2波の定義は定められていない"

と言い張り、いくらか収まると期待されていた夏場の急拡大感染を "矮小化" させようとする思惑が "見え見え" だった。

 そこには専門家への "敬意" なんぞ一欠片も無く、例の政治屋の責任逃れ、つまりは "保身" しか見られない・・・と感じ取るのは自分だけとは想えない。
 実に見苦しい。
 専門家の言う事に耳を傾けないのであれば、
  ”専門家のご意見を聞いてから”

なんて "聞き飽きた" 台詞を吐くんじゃぁないっ!

 こんな政治屋が開催する分科会なんぞ、アリバイに使われるだけで、最後は "総合的判断" とやらで "予め決まっている結論" に落とされるだけだ。
 第一、旧盆で帰郷する際の留意事項なんぞ、これ迄の経緯からして専門家に聞き質す迄も無い事だし、新規感染が収まりだしたかに見える東京をGoToトラベル対象に加える案件なんぞは政府側の裁量事項の筈だ。

そんな訳で:
 出汁に使われる専門家の皆様は反旗せよっ!

って言いたい。

返す*2も:
 実に不愉快な二大臣の台詞だった。
 この種の政治屋の事は忘れてはならない。
 金輪際、口にしてはいけない筈なんだが・・・一日も早くコロナに罹って・・・なんて想いたくもなるのは自分だけでは無いと信じたいもんでありまする。



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