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20190223:”コンビニ店” オーナーから聴いた裏話(少々、”暗い”) [雑感]

 文字通りに便利この上ないコンビニ店だが、既に “曲がり角” に来ているらしい:
  日経紙:2019年1月22日付け朝刊・”企業2-紙面:
   ”コンビニ 「老化」 の影 - 18年既存店客数減/売り上げ高は微増

 この記事によれば、店舗数が “飽和点” を超えた事もあって店舗あたりの客数は↓傾向に入り、利益も期待程では無いそうだ。
 それに客筋中心が “若者層から中高年世代へ” 移ってきて、利用者も様変わりしつつある中で “売り方” も従来路線だけでは駄目だとも・・・
 自分が利用している近所のコンビニ店の様子からは窺い知れない悩みもあった訳だ。

ところが:
 もっと “暗い話” を昨日聴いたのです。
 地元郵便局から保険関連で訪問を受けた時の事。
 担当者が中年のお方で、未だ “場馴れしていない” 様子なもんだから、ついつい四方山話が弾んで “想わぬ事” を聴いたのです。

 その方は有名な “某コンビニ店オーナー” だったが、当初の見込み通りの利益が出せず、また母親の病気治療/転地療養が重なる等々の事情で ”フランチャイズ契約を解約” せざるを得なくなった。
 が、その為には “解約金として¥1千万強” が必要となり、親類筋からの借金でなんとか解約にこぎ着け、精算の上で今の職についたのだという。

 “コンビニ店オーナーになったら最後、止められない” ・・・ 最初に注意して呉れた人が何人もいたが、その当時は “バラ色” に見えて聴く耳持たなかった・・・との事でした。

 大分前から関東地区でも流行らせようとしているのが見え見えな “恵方巻き” ・・・ これも本部からの指示で売り切れる量とは無関係に一定量を “強要” に近い形で押しつけられ、売れ残りは結局自分持ちで、”こっそり廃棄処分”。
 今年は農林水産省からの “お達し” で適切な量の販売に留める “フードロス・ゼロ”が掲げられていたが、果たして実態はどうだったのか。 自分が行きつけのスーパーやコンビニ店で観た風景は、さほど去年と違っていなかったが・・・

 “こんなオーナー制度嫌ぁだ・・・でも止めるに当たっての負担も途方も無く、失敗でした”。

 こう言うお話、初めてなので、驚くやら、お気の毒と想うやら・・・世の中、表だけからは解らない事が多い・・・今頃気がつくなんてっ!

 発展の一方と想っていたコンビニ業界にこんな “ダーク・サイド” があるとは・・・思いも寄りませんでした。
 ノーテンキな年寄りで、些か恥ずかしい。

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