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20190131:”ジビエ” 料理 [食]

 最近頻繁に耳にする “ジビエ”、即ち “狩猟肉”(フランス語由来)。

 森林とか里山の畑を食い荒らす等、厄介ものとされる鳥獣は多いが、我が国では食用に供される機会は多くなかった。
 要するに極く一部の愛好家に限られていたのが、最近は北海道(エゾシカ)兵庫(イノシシ)での利用量が目立って多くなり、注目を集め始めたとの事です(出自:日経紙2019年1月14日:データで見る地域:”ジビエ利用量”)。

 息子が高校生の時、修学旅行で北海道巡りした折に面白半分で “アザラシ” の大和煮缶詰を買ってきていたが、偏見からだろう、味見には至らなかった。
 が、これはジビエには該当しないんだろうなぁ。

本格的なジビエ料理として:
 自分は絶品とも言える “シカ肉のシチュウ” を何回か戴いた事がある。
 有楽町JR線ガード下にあるド*ツ料理店での経験だ。 森林に恵まれた国の料理、要すれば “狩猟民族料理” なんでしょうねぇ。

でも日本では:
 鹿は春日大社、鹿島神宮や厳島神社では ”神の使い”(”神鹿”)ともされるし、眼がなんとも “優しい”。
 食べるなんてもってのほかッ!と叱られそうだ(その気持ち解ります)。
 ちょうどアングロサクソン民族の方々から “鯨を食べちゃ駄目っ!” って言われる(*1) のと同じ構造だ。
 “価値感の多様性” って一筋縄ではいかない。

そう言えば:
 ここ迄書いてきて、あの I.ジョーンズ博士もインド(?)らしき奥地で猿の脳みそ(?)料理を供されてどうしようも無い顔していた事(@魔宮の伝説編)を想い出してしまいました。
 猿って、アングロサクソンの国には本来いない動物だしネ・・・
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(*1)20190108:国際捕鯨委員会(IWC)脱退を聴いて

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20190130:”稀勢の里関” 考 [ただの私見]

 初場所は関脇玉鷲関の初優勝に終わった。
 次世代と期待される若手関取衆が活躍して新たなファンを呼び込んでいるらしい。 盛況の模様だったと聴いている。

 案の定と言うか(*1)、懸念された様に横綱 “稀勢の里” 関が3連敗を受けて4日目に引退を表明
 極端な短命横綱となってしまった上、不本意な戦績だけが残り、無念だったろう。

 場所前7日の横綱審議会による稽古総見や9日の二所の関一門連合稽古では “健闘” していて “順調な回復・復活” 等との報道だったが、プロは冷静に “本番ではああは・・・” とも言っていた。
 “見せる稽古” では相手力士が全力を出す事は無いし、手の内を曝す事も無いって訳らしい。 15日間はとても長く、体力の消耗だって半端ないって・・・とも。

 気になって自分も初日から三日目 “迄” はTV観戦したが、素人目にも “足腰がふらついている” 様に見えたのはこの先入観からか。

 横審が無理して誕生させた “日本人横綱” と言う事で、本人は重い責任を背負い込んでしまったのでしょうが、そこまで追い込んだ横審自体の “推薦責任” は誰も言い出さないのが不思議だ。
 そんなに “偉いのか” 横審って・・・

 “親方株” は既に取得済みとの事で、”怪我に負けない力士” を育てるとの抱負をお持ちの様だ。
 これからは現役と違って運動量が激減するので先ずは食事・体調管理を優先し、ゆっくり身体&頭を休めてから新たな目標実現に向かって欲しいものです。
 まだまだお若い。
 こうなったからには “仕切り直し” で “大親方” として大成する事を望む次第であります。
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(*1)20181126:下衆の ”勘ぐり” でしたが・・・(大相撲九州場所)

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20190129:日本は ”安全” な国? [雑感]

 元日早朝に起きた “クルマ暴走事件”@原宿(東京都)では何の関係も無い善良な歩行者が多数はねられてしまっている。

 正月早々になんて事っ!・・・と想ううちに何となく
  “日本ってテロとかテロっぽい事件が多発する国なんじゃないか?

って考え出していたら、要領よく整理された “どんぴしゃ記事” に出会った:
   日経紙:2019年1月14日朝刊社会面-囲み記事”風紋”
    「テロの国」 としての日本 - 脅威は静かに育つ(署名:坂口祐一記者)

以下、自分なりの要約:
1.戦後、我が国でテロが途絶えた時期は無かった:
 事例:
  ①社会党委員長刺殺(1960年10月12日)
   浅沼稲次郎委員長を “右翼少年“ (山口二矢(おとや);17才(当時))が
   演説会場で刺殺した事件・・・よく覚えている。
   思想絡み。

  ②連続企業爆破(1974年8月~翌年5月)
   左翼組織 “東アジア反日武装戦線” が旧財閥系企業(三菱重工・三井物産)、
   大企業(帝人)、建設会社(大成・鹿島・間)等を爆破した連続事件。
   菱重ビル爆破時、そのビルに本社を構える企業の方と後日一緒に
   お仕事した事があって、その凄まじさを伺ったことがありました。
   思想絡み。

  ③朝日新聞社襲撃(1987年5月3日)
   “赤報隊” による阪神支局襲撃事件。未解決。
   思想絡み。

  ④長崎市長銃撃(1990年1月18日&2007年4月17日)
   “暴力団員” による銃撃事件(未遂&殺人)。
   私怨とされる。

2.”ソフト・ターゲット” への無差別テロは日本赤軍が始めた:
① “日本赤軍” は1970~80年代に一般市民を銃撃したテロ組織とされているが、イスラエルの国際空港での銃乱射事件はソフト・ターゲット、即ち軍や政府とは無関係な一般市民を狙う先例となった。 これもよく覚えています。

②上記で銃を “自動車” に置き換えた無差別殺傷事件は2008年に秋葉原歩行者天国で起きたが、これを模倣した事件は世界へ拡散して
 - 2014年以降 IS(イスラミック・ステイツ)が起こしている
   とも指摘されているそうだ。
 - 2016年にはニースで花火会場を大型トラックで暴走の上に
   銃を乱射し、86人の死者が出ている。
 - 元旦の原宿事件はこの系譜にある。

③ “オウム真理教” による地下鉄サリン事件(1995年3月20日)は、”化学兵器” による無差別攻撃の先例とされ、”複数の交通機関を同時襲撃” する方法が以後の欧米でのテロ事件に影響しているとされている。
 自分は危うく被害を受けるところだった(*1)

 こう観てくると、テロは決して中東や欧米でのみ起こっている訳では無く、言いようでは “我が国がその発祥国” でさえある。
 “日本は安全” と言われてきたのが嘘みたいだ。

 引用記事にある “脅威”については、”孤立”(或いは “孤独” と言っても良いケースも・・・)・”増悪”・”差別”・”不寛容”・”独善” 等々を苗床として私らの日常生活圏の中で生まれ育っていく・・・としている。
 とすれば、これ等に起因するテロは根絶のしようが無いのだろうか。

 今年からは大きなイベント:
  - 皇室代替わり
  - G20@大阪
  - 2019ラグビーW杯
  - 2020五輪パラリン東京大会 

が継続するが、万全な警戒だけが必要な訳ではない。
 私ら自身が周囲を良く見つめ、些細な異変・異常に気がつかなければ・・・つくづくそう想い至った次第です(しかし、何処かの国の様な “監視社会” は嫌だなぁ)。
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(*1):大分前の投稿ブログです:
 ”20170323:際どかった! 地下鉄サリン事件


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20190128:大金を ”無造作” に使える人達 [雑感]

 お年玉として “100人へ100万円” ずつ配る方がいて驚いたが、この10日には豊洲市場年明け初競りで “クロマグロ”(278kg)@大間が¥3.336億円の値が付いた報道にこれまた驚いた(出自:日経紙2019年1月10日付け夕刊社会面:”まぐろ狂騒”)。

 単純計算で一貫あたり¥2.3万円に相当するらしいが、競り落としたお店では¥398-(大トロ)/¥298-(中トロ)/¥158-(赤身)の “通常価格” で提供されるとの事だ。
 自分はどちらかと言えば “白身魚派” なので、件のお店に伺う事はなかろうが “一安心”。

 “お金は天下の回り物” ・・・ とは言え、無造作に¥1億、¥3億・・・って使う方達っているんですねぇ。
  “使える” って言った方が正しいのかも。

 彼等にとっては数億円なんて気にかける程の額では無いんでしょうなぁ・・・自分の¥1K、¥3K-位に相当するのかも (>_<) 

 現役を引いて “年金+預貯金引き下ろし” で日常を重ねている老夫婦から観ると “何かおかしい” な・・・って気がしますが、これが今の日本と言う事でしょうか。
 浦島太郎もかくや?・・・の想いをしてしまいました。

 不思議なんですが、”羨ましい” ・・・ とは想わないです。 これホント!
 この歳になるとお金は自分等なりに清々しく使いたい。 但し今回の¥1億、¥3.3億が清くないと申している訳では決してありません。


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20190127:梅原 猛(たけし)氏(哲学者)逝く [故人を悼む]

 この一月は訃報が続く。
 1月12日に逝去。 享年93歳。

 我が国を代表する “智の巨人” のお一人だ。
 “独自” の歴史観・宗教観をお持ちの哲学者で、思索だけの世界に留まらずに日本古代史に迄新たな視点をあてたお方としても知られている。

 哲学の “ての字” も知らない自分に “あ-だ・こ-だ” と言う素養は勿論の事、資格だって少しも無いのだが、自分はこのお方は “苦手” だ。

 このお方は明らかに “攻撃型” のお人柄で、新たな思索・考察を展開するに当たって先人(の業績)を攻撃する事 “容赦なく”、”半端ない”。
 そこには先人に対する “敬意” は微塵も感じられない上に、”唯我独尊” の様にさえ自分には想えてしまっています。
 が、一方で “論敵” からの指摘・反撃には正面から反論したのか、自分には疑問だ。

 新聞紙上訃報記事には礼儀としてか賞賛記事しか見られなかったが(⇔ “唯我独尊” は “孤立を恐れず” ってな調子)、いずれは “時” が下すのだろうが、多様な見方・評価評論の記事も何時かは掲載して欲しい(が、無理だろうなぁ・・・)。

 そうは言っても “文化勲章” 受章者だ。 我が国が誇る “偉人” であったには違いありません。
 自分なぞ、影の足許にも及ばない。
 無智を曝け出したブログでした m(_ _)m
 黙礼。


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20190126:天知総子(あまちふさこ)さん(CMソング女王)逝く [故人を悼む]

 1月6日に逝去。 享年78歳。

 女優・歌手・声優としてご活躍だったが、何と言っても “灯油” や “胃薬” のCMソングが未だに耳について離れない程。
 灯油のやつは、近くの販売店がご近所にお届けにくる時に今でも鳴り響いています。 胃薬の方は、唄では無いが少し変わっちまった形で例の吉田類さん’酒場放浪記で未だに・・・

 “楠トシエ” さんと並んで “CMソング女王” と迄言われていました。
 うろ覚えだが “オバケのQ太郎” の声、この方だったと想いましたが・・・?

 なんだか解らないけれど “明るい未来” を信じていたCMソングたけなわの時代を謳いまくったお方の様に受け取っていました。
 こういう方はもう出ないでしょうねぇ・・・
 黙礼。 


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20190125:市原悦子さん(女優・声優)逝く [故人を悼む]

 1月12日に逝去。 享年82歳。

 一言・・・女優にして声優で、芸達者な方だった。
 主役にしろ端役にしろ、芝居・TVドラマ・声当て等、多種多様な役回りを見事に演じきった方だったと想います。

 我がワイフ殿は、贔屓にしていた役者さんだったものだからBS等で再放があると必ずと言って良い程に良く観ていた。 だが、”おばさんデカ桜乙女”(さくらおとめ)は同僚からの今で言う “パワハラ” が過ぎて不愉快なので観ないそうだ。

 先週から今週にかけては “追悼” の形で各局が再放を繰り返していて、念の為に全てを予約録画しておいた(自分は多分観ないだろうが、これも “カミさん孝行” だ)。

 訃報を伝えるTVニュースでは故・樹木希林さんとの映画 ”あん” の一場面が繰り返して流されていた。
 が、自分は故・渥美清氏主演TVドラマ:”時間よ止まれ”(TV朝日系;土曜ワイド劇場第一回作品 - 確か1970年代央の筈)で犯人(故・小林桂樹氏)のいわば恩人で、今では場末の劇場を回っている踊り子役を演じていた事を強烈に覚えている(まぁ、何せ、年寄りが覚えているのは昔の事ばかりなので m(_ _)m )。

 声優としては勿論 “まんが日本昔話” のナレーションが素晴らしかった。 息子を真ん中にして家族揃って観ていましたが、息子もこの事、覚えていました。
 相方だった常田富士男さんも半年ほど前に旅立っていて(*1)、些か感無量です。

 最新かどうかは解らないが、アニメ:”君の名は。” ではヒロインの祖母の声を勤めておられたと想ったが・・・
 黙祷。
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(*1)20180722:常田(ときた)富士男さん逝く


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20190124:”ラ?メンとは何か” by 椎名誠さん を呼んで [雑感]

 昔はこの方の作品を貪る様に読んだ時があったが、長い間ご無沙汰していた。
 それが、日経紙2019年1月13日付け朝刊文化紙面に掲載された主題エッセイが目に付き、久方ぶりのご対面。

 世界中に旅されてワイルドな言いまわしで楽しませてくれた方も今や後期高齢者お仲間入り寸前の筈だが、にも関わらずに “すこぶる” ご健在の様で “めでたい” 限り。

 エッセイでは、中国、モンゴル、NY,ミャンマーでのご経験を披露されていて、“ラ?メン” とはミャンマーで出会ったラーメンの事で、音引き文字(”-”)の無いこの国では表記法が無くて ”?” となったらしい・・・なんて事、”現場経験” して初めて紹介出来るこの方ならではの楽しさだ。

 何処の国に行っても “出汁文化” の無い国では先ず日本の誇るラーメンは調理出来ないし、また欧米のように、”熱モノ” が苦手な国とか、麺を “啜る(すする)” 事が出来ない(と言うか、音立てる食事作法を禁じられて育った)国々の人にはそもそも汁麺を味わう習慣が無い。 この蘊蓄語りがまた楽しい(*1)

ところで:
 ”ラーメンが如何にして我が国で生まれ、国民食とまで言われるようになった” かについては数多くのTV番組でさんざん面白おかしく報道されてきた(北海道起源説・関東大震災後屋台普及説・戦後闇市起源説等々・・・)。

 正直、何が本当なのか自分には解らないが、一度 “柳麺” なる汁麺を北京の外国人向けホテルのレストランで戴いた事があった。
 細麺で、スープは品の良い醤油味でさっぱり感満点。 とても美味しく、かつ “どこか懐かしい” 味わいだった事を想い出した。
 給仕の方に聴いたら “昔からある” との事だった。 この “昔” の具体的な時期は不明だが、自分にはこれが更に磨き上げられてラーメンになったのでは・・・とさえ想わずにはいられない。
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(*1):過去にこんなブログした事あります:
    ”20171213:”麺” とは・・・

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20190123:トップリーグ&大学&高校選手権を観て(ラグビー@日本) [ラグビー]

 10日程前になりますが全国大学選手権が明治大学の22大会振りの優勝で閉幕して、今季ラグビー・シーズンがひとまず終わった。
 ラグビー・フリークの集まりもブログも一段落の感じなので自分なりのを・・・

1.トップリーグ(TL)選手権(兼・日本選手権):
①スコア:
  神鋼55 - 5サントリー@秩父宮ラグビー場(1月15日)
②印象:
 監督が代わるとこんなにも華麗なパス回しが出来るとはっ!
 驚き以外の何物でも無かった神鋼のワンサイド・ゲームで、日本代表選手を多数抱えるサントリーは為す術無しの試合だった(後半ベンチに退いた流(ながれ)さんの寂しげな顔・・・ちょっと忘れられない)。
 神鋼はTL優勝15季振り、兼ねた日本選手権優勝は18季振りの快挙だった。
 故・平尾さんも待ちかねていた事でしょう。

 尚、若手主体の順位決定戦である TL-カップ戦ではトヨタ自動車が初優勝(1月19日)しているが、これは観戦していない。

2.全国高校選手権:
①スコア:
 大阪桐蔭26 - 24桐蔭学園@花園ラグビー場(1月7日)
②印象:
 TV観戦。
 当然ながら神奈川県代表である桐蔭学院を応援していたのだが・・・大阪桐蔭の初優勝。 でも接戦で力の入った試合だった。
 両校選手らの今後の活躍を期待。
 来季には関西リーグや関東地区(対抗戦/リーグ戦)で見かける可能性大ですねぇ。

3.全国大学選手権:
①スコア:
 明治大学22 - 17天理大学@秩父宮ラグビー場(1月12日)
②印象:
 こちらも接戦。
 帝京大学10連覇を阻止した天理大が勝ってもおかしくない試合だった。
 但し天理側、トンガからの留学生3人組のパワー無くしては今季の活躍は無かったとも想うのは少し “複雑” な気もする(同じ印象は箱根駅伝出場校のメンバー構成を観ても感じる時がある。 決して自分は狭量では無い筈なんだが・・・)。
  この3人組のパワーはそれこそ “半端ない”。 通常選手の1.5倍とすれば(←根拠あるものではありません。仮にのお話)天理大は16.5名分の選手力を擁していた訳で、それでも明大は戦い抜いた感じだ。
 でもって明大は実に22大会振り。
 と言う事は、選手らは初めて母校の優勝を観た事にもなる。

4.自分なりの総括:
 どの試合も見応えありましたが、共通して感じた事は、

 ①主導権を相手に与えるリスクがあるハイパントやキックで陣地を
  稼ごうとしても思惑通りに行かない場面が沢山あった
そして
 ②フォワードの破壊力があって初めてバックスの展開が活かせる
 
・・・と言う当たり前の事だった様に想えます。 

 帝京大のフォワードは昔ほどではないなぁ・・・との印象を受けていましたが、今季はついに関西王者天理に屈した・・・と言う事でした。
 当然の事、出直しを計って来季に備えるでしょう。 それも楽しみ。

 これからは “サンウルブズ” の活躍とW杯に向けた “日本代表” の強化に期待しますが、果たして・・・(正直、不安の方が大きい)

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20190122:この方の外交感覚はOK(安倍首相 ”ラグビー聖地視察”) [ただの私見]

 毎年度、目くらましの様に “**戦略” を打ち立て、統計上は最長の好景気を誇る我が国総理大臣だが、その恩恵を受けている感じがしない自分から観てもこの方の外交感覚 “だけ” は特別だと感じ入っている。

 本当の評価は後世の歴史家が下すのだろうが、オバマ大統領からトランプ大統領への切替へ程に見事な “変わり身” は何処の国の宰相にも観られなかった。
 善し悪しは別に置いといて、これは素早かった。

 加えて、五輪パラリン2020東京大会決定についても、それに先立つ海外訪問の際に必ず当該国の五輪委員会委員への根回しを忘れずに積み重ねてきたからこそ、あの “オ・モ・テ・ナ・シ” も効いたのだ。
 官邸側近や外務省役人が訪問先スケジュールを組み立てている筈だが、五輪委員会へのネゴ迄は気が回っておらず、何度も “叱責” を受けていた・・・とのエピソード記事を覚えている。

加えて:
 本年開催のラグビーW杯2019日本大会に向けて、そんな安倍首相が英国を訪問した際にメイ首相と “トゥイッケナム” ラグビー競技場を “ちゃぁんと” 視察している記事を見つけた(日経紙:2019年1月11日)。

 この競技場はラグビーの “聖地”。 いわば "表敬訪問" であり、英国ラグビーファンへのアピールを意識しての事に違いない。
 2019日本大会開催にも深く関わっている森・元総理大臣が耳打ちしたのだと想うが、苦境に立つメイ首相を擁護し、加えてこのラグビー聖地訪問。
 これ迄の我が国総理大臣には絶対に観る事の出来なかったセンスだ。
 これだけは誰よりも支持します(勿論、政策・国会運営等々で賛否両論いろいろある事は承知しております)。


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20190121:今や ”親中離韓” だとか・・・ [雑感]

 興味深い “用語” に出会った:
   日経紙:2019年1月8日付け朝刊
    日本企業 「親中離韓」 へ

 昔から “嫌中”・”嫌韓” とは良く聴くが、 “離韓” とは聴き慣れない。
 が見た瞬間に理解出来るから不思議。 象形文字の威力ですネ。

 記事によれば韓国への投融資を考える企業は今や “皆無” で、多くが中国へ関心が向いているそうだ。

 そりゃぁそうだろうて・・・
 韓国は国同士の約束事を平気で反故にするし、見え見えの嘘をつくのを得意技とする国なので、ビジネスを行う国としての法的な安定性が無いとの判断らしい。
 GDPからして韓国は日本の30%程度の規模しかないのに対して、中国は2.5倍近くも巨大な市場を抱えるので、多少か多大かは知るよしも無いが、魅力溢れると経営者は捉えるのだろう。

 企業経営者は “機を見るに敏” だとはよく言ったモノだ・・・とつくづく想った次第です。 同時に僅か6.5年前にはジャスコや日系自動車販売の青島(チンタオ)店(@山東省)が襲撃された事なんて忘却の彼方って事らしいって事も。
 (>_<)

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20190120:”一円玉” 異聞 [自分の事]

 “一円硬貨” の出番がめっきり減ってきている様です:
   日経紙:2019年1月9日夕刊社会面
     ”1円玉 活躍の場が激減

 クレカやプリペイド等のカード決済によって “キャッシュレス” が進んで来て、また “自動販売機” 等では5円硬貨と共に使えない等々もあって出番が極度に減ってきていると言う。
 確かにスーパーとかコンビニで現金決済してつり銭に一円玉が混じると、今度は使う機会が圧倒的に少なく、手元に貯まる一方だ。

 そう言えば昔、現役の頃で今よりは金回りが良かった(!)時、出勤の際に玄関を出る時、100円以下の硬貨は常に大きなガラス瓶に放り込んでおき、一杯になったら〶-局で貯金へ廻していた。 嫌な顔一つせずにやってくれていたなぁ (^^)/

 今年秋、消費増税後のしばらくはカード決済するとポイント還元があるので硬貨自体の使用頻度がますます↓に違いない。
 今は貯まった一円玉は他の硬貨に混ぜて地元農家の方が畑の一角に祭っている超小さい稲荷神社のお賽銭へ使っている(自分は無宗教派なのでお祈りする訳では無い)。
 近くにある伏見稲荷末社へ納められているはずだが、10月以降はどうするか決めなくっちゃ・・・

ところでの豆知識:
 一円玉は1.0g/個。 アルミ製なので本来は水に沈む筈なのだが、水平に静かに置くと浮かぶ(表面張力が働く)。
 現時点での製造原価は ¥3-/個。 なので流通量が↑するほど日銀の赤字が↑。 2014年度(消費税:5⇒8%の年度)には1.6億個製造したそうだが、需要は停滞。
 現在の流通高はおよそ400億円で、過去の発行分で充分に賄える事から2016年度以降は製造していないそうです。

 小売店は競争が激しく、他店舗との価格付けで一円でも安く付けて客を呼ぼうとするし、日本人の “現金信仰” が無くならない限り一円玉も無くなりはしないだろう・・・と想いますが果たして・・・
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(*1):キャッシュレス化が進み、コンビニとかスーパー等で現金決済時につり銭の無いように素早く支払う習慣がなくなるのは “脳の訓練” がおろそかになるのではと些か心配です。 こんなブログしたことありました:
  ”20180325:レジ待ちイライラッ!

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20190119:兼高かおるさん逝く(”海外旅行作家”) [故人を悼む]

 この1月5日に逝去。 享年90歳。

 お若い方々には信じられない事でしょうが、今は昔、1960年代迄の海外旅行は極く限られた方々だけしか叶わない事でした。

 自由化になっても当時は¥360-/$の時代です。 裕福な人達だけのものでしたが、このお方の “世界の旅”(TBS系;記憶に間違いなければ日曜AMに放送された)は居ながらにして海外の、それも決して観光名所名物巡りに終わらない日常場面&そこに生活する人達を紹介するものでした。
 自分も夢中になって観ていた時期がありました。

 何処の国・何処の都市へ出向いても実に堂々としていて気後れしない、誰とでも真っ正面から会話する等、当時としてはと言うよりも今の時点でも比較し得る方の少ない方だったような気がします。
 英語も流暢だった。

 訃報を伝えるTVニュースで紹介されていた “S.ダリ” とのインタビューを何となく覚えています。
 黙礼。


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20190118:飛行機雲(珍発見?) [ただの私見]

 晴天の日、我が家の北側の畑からは、ほぼ “360°” 見渡せる青空が拡がる。
 自分は “影の無い時間帯” の方が好きだが(*1)、何処までも抜けるような青空を眺めていると心が落ち着くのも事実です。

 そんな時、妙な事を思い付いたのです。

 ここ横浜市北部丘陵地域は羽田から関西以西方面、特に “羽田⇒福岡” へのメイン飛行ルート域に入っているのだと想うが、おおむね東方より西方へ向かう多数の旅客機を見かける(南北ルートは軍用ヘリとか軽飛行機なので、恐らくは自衛隊/米軍関連とか調布飛行場⇔伊豆大島関連だと想う)。

 時には3~4機程が数分の間隔を置いて飛んでいるが、微妙に航路を調整しているのだろう、勿論、全く重なる航路では無く、見上げた感じでは南北間500㍍以上程の間隔はある様だ。

 ここら辺りでは羽田を飛び立ってから10分も経っていない程だろうから未だ上昇中の筈だが、どの程度の高度なのだろうか。 尾翼のマークははっきりしないものの、色は識別出来る時もあるので1~2㎞前後か。
 気流・温度・湿度等との関係もあろうが、その旅客機が西の方へ飛んだ後、時に所謂 “飛行機雲” を吐き出したのが流れてくる。 主たる要因はジェット・エンジン排出ガス中の水分が冷やされて雲を形成している訳だ。

 形成された “” 状の飛行機雲は時間経過と共に少しずつ形が崩れて “” の様になっていく。
 更に時間経過と共に長い帯が切れて、かつ幅方向(⇔南北方向)に拡散していき、何時しか “薄い団子” の様に、或いは “あばら骨” の様に東西に並ぶようになって、その成り立ちに気がつかなければ自然に発生した雲と見間違う程だ(多分、名前が付いているのだろう)。

 気象庁の雲レーダー・チャートを眺めると素人目には “雲無し・快晴”である筈なのに、実際はこの飛行機雲崩れが10%程も覆う事さえある様に見える事も不思議に感じる。

 今では羽田⇒福岡は50便/日を越える程の超過密ダイヤらしい。 関西・中国(・四国?)方面を加えれば100便/日程度になるのかも。 とすれば、その旅客機が吐き出した飛行機雲も相当な量になるのではなかろうか。
 地上の気温に変化は無いのだろうか。 例えば仮に無視出来ない “影” を形成した場合にはそこの気温を0.01℃程↓とか・・・

 小寒を過ぎ、一時的に気温12℃、無風・快晴の日、 “日向ぼっこ” のつもりで傍らにやって来たニャンと一緒に気長に “空” を眺め、”羽田⇒福岡便” 等を眺め、”その飛行機雲” を眺め、”その形が崩れて行く様” を眺めながら想い巡らした “珍発見”・”珍説” ではあります。

 そこで気になり急遽ネットで “飛行機雲と気温との関係” を探った調査レポートなぞありやしないかと調べてみました。

 何とそれが “あった” のです。
 例の “9.11事件” 直後の三日間、全米で民間旅客機の運航が停止された時、”昼夜気温差” が平均よりも “3℃程も” 拡がった事が確認されたそうな。
 飛行機雲が無くなったために気温が↑った訳ではなそうだが ・・・ 飛行機雲と気温は無関係では無さそうな。
 とすれば、まるっきりの珍説・珍発見では無かったかも・・・でした。
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(*1)20181015:”影” の無い時間帯


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20190117:共演&競演 - ”ボーカ*イド” × ”和太鼓” [雑感]

 元旦の日経紙社会紙面で “和太鼓集団” が “地域伝統” を受け継いでいる有様が掲載されていた( ”祭り 継いだよそ者” - 和太鼓集団地域と共に)。

 昔ながらの姿をそのままでは無く、自分等に出来る範囲で継承していく姿勢が一部に “反発” を受けながらも “歓迎” 派が多く、続いている様だ。
 “消滅村落” が続く今の状況の中で(*1)、伝統をどのような形で守るのか、旧来通り守るのが良いのかどうか迄含めて取り組んでいる若い方達がいる事自体に自分は驚いた(全く世間知らずの後期高齢者でした ・・・ (>_<) )。

同時に想い出しました:
 ヤマハ開発のボーカロイド “初音ミク” と 和太鼓集団 “KODO”(鼓童)の “スペシャルライブ2018” がNHKBSで放送されていた(4K=2018年12月1&3日/2K=12月22日)。
 正に ”共演” と同時に ”競演” だった。

 自分のような後期高齢者だって初音ミクの事は知っていたが、デビュー当時とは違って余りの自然な動作にモーション・ピクチャー技術の進化と深化にびっくりしたのはやっぱり歳相応かも知れない。
 新しい音楽シーンが生まれている事は良い事だっ! って納得するっきゃないんだろうなぁ・・・
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(*1):こんな経験ブログした事ありました:
   ”20180302:消滅村落


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20190116:ニャン探しています@静岡市/見つかりました!@名古屋市 [ニャン]

 何ともまぁ、ホッとするお話です:
  日経紙:20181228
    “170㌔長旅だったニャ 静岡の猫 名古屋で保護”

 静岡市葵区で飼われていた2歳の♂ニャンが11月に行方不明となっていたところ、”一ヶ月” 後に名古屋市で保護されている事が解ったそうだ(@名古屋市動物愛護センター)。

 埋め込まれていた “マイクロチップ” で飼い主が判明し、無事に戻されたとの事。
 素直に、よかったっ!よかったっ!

 それにしてもどうして移動出来たんだろうか。 運送便の荷台に紛れ込んだりしたのかもしれない(我が家のニャンは軽トラ荷台が気に入っているのかどうか、ちゃっかり入り込んでいる時があったりして、油断出来ない)。

 時々ウォーキングの際、電柱とか、場合によっては公園片隅の掲示板などに ”ニャン探しています!” なんて張り紙を観る事があって、一週間程で無くなっていると、”はぁ~ん、見つかったんだな” なんて想う事が時々あった。
 何時までも取り除かれていない時は ”見つかっていないんだ” なんて知らないニャンながらも気がかりだったりして。
 そんな折のホッとするニュースでした。

 何はともあれ愛護センターに保護されて “運も身方” したのかたのかも知れない。
 我が家のニャンもマイクロチップ付けているのだが・・・

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20190115:”蒲鉾(かまぼこ)” 考 [食]

 “板わさ” を日本酒の肴として戴く。 大好物の一つだが、”ピンキリ” がある加工食品の代表例の一つでもある。

 さすがにお高いおせち料理に仕込まれている蒲鉾はほのかな白身魚の “甘み” + しっかりとした “歯ごたえ”・”弾力” は勿論だが、化学調味料の味は欠片も感じない。

 が、(あくまで一般論だが)飲み屋さんとかおそば屋さんで戴く奴は腰があると言うよりも硬い歯ごたえで、弾力性に乏しい上に、化学調味料の味が染み込んでいるのが明々白々な場合が多い(そういう所に出入りしています ← 何せ “お安い” )。
 それが有名な老舗の某お蕎麦屋さんでも時に出て来るので嫌になっちまう。

 今は大昔、自分が現役の頃に、超有名な蒲鉾やさんで学生アルバイトをした経験があると言う新卒を自分の部署に迎えた事があって、飲み会の席でその経験談を聴いたところ、”安いのは食べたらあかんです” と言われた。 屑に近い魚肉と化学調味料がたっぷり使われていたそうだ。

 今は “食材+衛生管理” がしっかりして、そんな事はないんだろうが、それでも我が家で食する時は “やせ我慢” して泣く泣くお高い蒲鉾にしています。
 おかげで時々にしか味わえないのが少々辛い。

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20190114:和久俊三氏(弁護士&作家)逝く [故人を悼む]

 昨日に続いての訃報記事で恐縮です。
 2018年10月10日に逝去。 享年88歳(各紙:2018年12月30日付け訃報欄)。

 推理小説作家としての
  -江戸川乱歩賞作品:”仮面法廷”(1972年)
  -日本推理作家協会賞:”雨月荘殺人事件”(1989年)

で著名な上、TVドラマ化された “赤かぶ検事シリーズ” が人気だった。
 “赤かぶ” を大好物とする柊検事@岐阜検察が活躍するシリーズで、二代目(橋爪功氏)&三代目(中村梅雀氏)を抑えて初代主演を勤めた故・フランキー堺氏がどんぴしゃの “はまり役” だった様に自分は想う(大昔の事で恐縮至極です)。 

 ローカル色豊かなドラマなのだが、訃報記事で紹介されていた様に原作者は京大法学部卒で司法試験合格を経て弁護士資格を取得したただけに法律&裁判事情に詳しく、赤かぶ検事ものの特徴になっていた様に想えます。
 黙礼。


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20190113:石川球太氏(漫画家)逝く [故人を悼む]

 2018年10月15日に逝去。 享年78歳(各紙:2018年12月29日付け訃報欄)。

 漫画家と言っても大方には不案内だと想いますが、自分の世代にとっては
  ”少年ケニヤ
   (原作:故・山川惣治氏;産経新聞連載:1950年代(の筈))

の “挿絵” が想い出されます。

 日本が真珠湾攻撃で戦争に突入した時代、ケニア@アフリカに取り残された日本人少年が活躍する荒唐無稽と言えばそれに過ぎないお話に、戦争のいきさつも何も知らない小学生時代の自分等は夢中になったのですが・・・

 各紙訃報記事には代表作に “牙王” を挙げていたが、残念ながら自分は観ていない。
 黙礼。


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20190112:”消費者”、即ち ”購買者” の ”細やかな” 権利 [ただの私見]

 例年通りに年末、特に晦日&大晦日は終日スーパーは混んでいた。
 我がワイフ殿と一緒に “三が日用食材” を買い求めに出向いたが、時節柄ほぼ全てが高めに設定されている。 これも例年通りだ。
 ただ、資金力の低いお店では例えば鯛の塩焼きも小振りだし、聴いてみたら大きめは手に入らないと言う。 “買負け” なのだろう。 少し残念。

 高いけれども正月向けは “特別感” があるのでやむを得ない気はするが、平常時には私ら一般の “消費者の殆どは、実は細やかな購買者” であり、”買う/買わないはこちら側の判断次第” だ。
 そんな訳で、”ステルス値上げ” した食材、”石油の塊” みたいな果物、”嘘をつく国” の製品とか、 “個人情報” が知らぬ間に盗まれる懸念のあるとされる電子情報機器の購買には気を遣う:

1.”ステルス値上げ” 品は買わない:
 黙って量目を減らして値段を据え置きするタイプだ。
 消費者をコケにした悪辣さに嫌悪感が一杯。
 さすがに日経紙でも特集を組んでいたが、菓子類・食肉加工品等に多い。
 見た目で明らかにステルスと気がついたのは一切買わない。

2.”石油の塊” の様な果物は食べない:
 何も昔が良かったなんて言わないが、自分にとっての “イチゴ” は “こどもの日のご馳走” だった。 何せ昔は “露地物” しか無かったから。
 それが何時の頃からか、真冬、それも正月三が日向けにスーパーには目に付くところに “これ見よがし” に陳列される様になっている。
 石油(灯油)を炊いて栽培した “ハウスもの” だ。 “石油の塊” と同じなので自分は食べない。 が、我がワイフ殿は好物なので買わない訳では無い (>_<)

3.”嘘つく国” の製品は買わない:
 我が国政治家や高級役人が国民に向かって嘘をついている事は毎度の事と思い知らされてはいるが、一方海外へ向けては “馬鹿” がつく程に “真っ正直” な国だと自分は想っている。
 そこには、はたして “外交上の戦略” を持っているのか迄も疑ってしまう程にも自分には想える。
 そこで自分に出来る事は、島嶼の領有権や、我が国領海内/排他的経済水域へ侵入する違法漁船や更にはレーダー照射で引っ込みがつかない嘘を公言している国の製品は一切買わない事だ。

 これは “愛国心” を持ち出す前の “法治国家国民としての矜持”(きょうじ)だと考えている。

4.電子情報機器類購入の心得:
 自分は現役の頃から I*M-社PCを中心に使ってきていたが、同社が大型コンピュータ及びソフトウェア事業体へ転身し、PC事業をお隣大国PC事業者へ売り渡した事をきっかけに全面的に殆どを国産機へ切り替えている(高いけど我慢して)。

 最近は通信機材に “バックドア” が仕組まれている等の理由から米国大統領がファーウェイ社製を政府機関から占めだし、我が国も追随している。
 が、一方で同社自身は12月27日付け各紙全面広告で “法規制を尊守しているフェアなビジネス” 体である事を訴えている。

 しかしながら私ら一般市民にはどちらに “真実” があるのか、判断する術が無い。

 追い打ちかけるようにこんな記事も眼にした。
 つまり、化学品に関しては世界に名だたるBSAF@ドイツの台湾法人技術者らが半導体製造時に使用する高純度化学品製造技術を中国化学品大手へ漏洩し、逮捕との報道記事(日経紙:2019年1月8日)だ。
 加えて本日朝刊ではファーウェイ社員がスパイ容疑でポーランド警察に逮捕された記事までも。

 そうまでして先進技術を手に入れる様を見ると、なりふり構わず・・・との印象すらする。

 仮に事業者自体は良心的だったとしても、お隣大陸国家は私らが馴染んできている法大系とは一線を画する一党独裁国家だ。
 党の考え方次第で一挙に仕組みが変わってしまう過去の事実が教える事は、その様な国家に所属する事業社の製品の購入に当たっては個人レベルでも “それなりの心得” が必要と言う事だ。
 なので、自分はこれ等の事業者には “お気の毒だが” ・・・ としか言い様がないです。

ついでに:
 GAFAの一角である “facebook” は利用者の個人情報を大凡150社と共有していると言う。 "共有" と言うと聞こえは良いが、実際は売り渡しだ。

 でもって、”電子情報機器メーカー” とか “コンテンツ企業” を通して “ネット広告会社” や 個人情報データーベースの転売を業とする “データーブローカー” へ個人情報が流出しているそうだ(出自:日経紙2019年1月6日朝刊総合2紙面)。
 自分は知人からユーザー登録を随分と勧誘されているが facebook は利用しないと最初から決めている。
 正解だった (^^)/

 でもネット通販では Am**** を頻繁に使っていて、過去に検索した商品関連の案内が来るのは自分の履歴情報が利用されている証拠だなぁ・・・(>_<)

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