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20190331:柄にも無く ”改元” で考えること(”元号” 考) [ただの私見]

 先月からぼちぼち、今月に入ってからはかなり頻繁に “改元” の話題が取り上げられ、併せて “平成の30年間とは何だったのか” 等、新聞各紙&TV各局で特集が組まれていたりしている。
 明日には、早ければ午前中に新元号が公表され、賑やかな報道盛りとなるのだろう。

 自分は出来事等は西暦で記録・記憶しているのだが、明治時代:親父との誕生、大正時代:おふくろ様誕生、昭和時代:我が歴史始まる、平成時代:サラリーマン生活卒業・・・ってな具合に “元号と連携” して自分の歴史が “大々括り” 出来るのが不思議と言えば不思議/便利と言えば便利だ。

そういう見方をすれば:
 我が国にとっての平成30年間は敗戦後急速に復活した昭和時代のツケで “もがき”、追い打ちをかけられる様に大きな “自然災害” に襲われ続けた時代の印象だが、”我が国が直接対戦する戦争は無かった” 時代でもあった(自分は何となく “防空壕”、要するに “シェルター” に入った事とか、お袋様実家に “疎開” した様な事を覚えているような、無いような世代です)。

そんな訳で:
 5月からの新たな元号の時代は何はともあれ “明るい”、”気分爽快” な時代となって欲しい。
 同時にこれ迄真摯に “象徴” の意味を問い続け、”戦争遺跡” を訪問し続け、”災害地” への慰問をし続けられた天皇皇后両陛下のこれからのご健勝を祈るばかりです。


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20190330:”北欧” の方々はご自分等を ”幸福” と想っておられるのだろうか(”国連幸福度” ランキング2019) [ただの私見]

 3月20日は国連が勝手に決めた “国際幸福デー” と言う事で、余計なお節介にも毎年この日を狙って “国別幸福度ランキング” を報告している。

 一人あたりの国内総生産(GDP)、社会支援、健康寿命、寛容さ等々を基準にしているとの事で、上位4位迄を北欧諸国が占拠している(対象=156ヵ国・地域):
  1位:フィンランド(2年連続)
  2位:デンマーク
  3位:ノルウェー
  4位:アイスランド

 国連の定義する幸福度に果たしてどれ程の意味・意義があるのか、自分にはよく理解出来ないが、これ等社会福祉が充実しているとされる北欧の方々の “本音” はどうなんだろうか
 因みに我が国の順位は58位(前年は54位)だったそうだが、ランキング評価精度は不明だし、何とも言い様がない。

 数値算定出来る指標だけで幸福度が解りゃぁ苦労せんわい・・・なんても想うし、価値観迄もがランキングされては堪らん・・・と想うのは自分だけでは無いと想う次第ですが
 はてさて・・・

ついでに:
 こんなどうでも良い調査ランキングにお金を使うなら “もう止めて”、 難民対策等のもっともっと緊急な取り組みが必要とされる方面へ振り向けたら・・・なんて想ってしまいます。
 無駄遣い多いんだろうなぁ・・・?


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20190329:”イチロー” 選手現役引退インタビューを観て聴いて想い出して [ただの私見]

 21日深夜の記者会見。
 観て聴いて想ったのは “イチロー節” の健在・炸裂・全開。
 翌日早朝からのTVニュースはこの話題満載で、各種速報メディアの特集やらブログ等も一巡した感じなので自分なりのを・・・

 いつかは例外なく必ず来る “引退”。
 どんなに努力してトレーニングを続けても、生を受けた全てが避ける事が出来ない肉体&神経の老化・・・イチロー選手とて、その速度を可能な限り遅くし、技術を磨いてもMLBの第一線を引下ざるを得ない時が来てしまった・・・のは寂しい限りだ。

 が、同じ時期にMLBへ移籍した “新庄剛志” 選手は特異な才能の持ち主だったが、故障で僅か実質3年の在籍に留まっているし、あの怪物 “松井秀喜” 選手ですら10年間の在籍だった事から、MLB在籍19年間とは驚き以外の何物でも無い。 

そこでつくづくと想い出したのは:
 オリックスへ入団して、その “振り子打法” に磨きをかけていた頃、ほぼ全ての解説者陣が “あれでは駄目” と断言していたのを自分は良く覚えているし、彼の才能を認めて一軍レギュラーに迎えたのは仰木監督(当時;故人)だけだったと記憶している。

 それが威力を発揮し、200本越え安打を量産し、首位打者を連続し出したとたん、何の前触れも無い “手のひら返し” ・・・ 現場のコーチ陣・解説者ってそんな処世術の持ち主だったん? そんじゃぁ “厚顔無恥” もいいとこじゃんって想っていました。

おまけに:
 更なる頂上を目指しMLBへ向かった時、”投手ならともかく野手では通用しない” ってこれもほぼ全ての現場関係者や解説者が言っていたが、彼の活躍が伝わってくるや、恥も外聞も無く称賛側に廻る処世術の “素晴らしさ” ・・・ ホント、解説者は口だけじゃぁなく、身のこなしも素早いって想いましたよ。

 多くのプロ野球選手らがお立ち台に立つと、一つ覚えのように “頑張りますので応援よろしくお願いします” って言うが、イチロー選手は
   “プロなら頑張るのは当たり前。
   ファンの方々に自然と応援して戴けるプレーが出来る様に
   自分は見えないところで練習を重ねる”
って意味の事言ってました。
 さすが・・・だ。
 自分はこの言い分が大好きなのです。 本当のプロに違いない。

 自らの信条と言うか、哲学をもったイチロー選手だからこそ、”日本で指導側に廻ることは無いのか” との問に “無い。理由はここでは言えない” って答えていた。
 そうでしょうとも・・・
 ”そだねー” と想っていました。
 恐らくは、松井秀喜さんと共通する想いがあるのでは・・・と想わずにいられないのですが。

ついでに:
 もう一つ想い出したのは、何時だったか(10年以上も前だったか?)、”古畑任三郎” シリーズ@フジTVの正月特番でイチロー選手が実名・実在人物として “犯人役” を演じたのがありましたっけ。
 当時の三谷幸喜さんは絶頂期だったのか、脚本も素晴らしかったが、イチロー選手の演技もそれらしく、素人っぽくは見えなかったなぁ・・・


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20190328:”ピン” と来ますか?(”自然災害伝承碑” 地図記号) [雑感]

 我が国は大昔から自然災害に襲われ続けてきているが、”遺構” がきちんと整備されているのならとにかく、”石碑” の類いでは何時しか “苔むして” その内容が地域住民に正しく伝わらず、忘れ去られてしまうのは無理も無い。
 昨年、西日本豪雨の被災地の中には100年以上前の水害被災の有様を伝えた石碑があった様だが、だからと言って被災地住民の方々に責任があろう筈も無い。

そこで:
 国土地理院が、”自然災害伝承碑”、即ち、過去に起きた自然災害を伝える石碑等の所在を示す “地図記号” を新たに定め(3月15日)、自治体を通じて収集し、地図上に書き込む事にして周知の一助にすると言う。 

因みに:
 ”キーワード”:国土地理院、自然災害伝承碑、地図記号
で観る事が出来ます。

 が、正直な感想を申し上げると、このマークは “ピン” とこない。
 石碑をイメージしている筈だが・・・見ようによっては “鍵穴” みたいだし? 鍵代わりの “カード” とか、今では廃れてしまっている “3.5インチ’フロッピー” の差し込み口にも見えなくもない。

 そう言えば大分前に定められた “風力発電用風車” は “どんぴしゃ” だったが、”老人ホーム” の地図記号はピンとこなかったなぁ。

 東京五輪/パラリン2020向けに新たに作ったピクトグラムは見た瞬間に解る優れモノだったが、地図記号もそういうレベルであって欲しい。
 何せ、この種 “ピクトグラム” の類いは我が国のお家芸の筈なんだが・・・



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20190327:どちらが ”正しい” のか(経済専門家の景気ご託宣) [雑感]

 今の日本は、2012年12月以降続く “戦後最長” の景気回復期だそうだ。
 と言っても、現役を引き、年金と預貯金切り崩しで生活を送っている自分等夫婦には景気の善し悪しは解り様が無い。
 “ステルス値上げ”(*1) に反発して細やかに抵抗するものの、介護保険やら何やら天引きが増える一方で年金の実質収入は減るばかり。 でもって預貯金は崩す一方だ。

ところが:
 こと景気に関しては予測はもとより “現状分析でさえ専門家の見解は一致しない”。
 いつも年初にいろんな分野の先行き景気の予測が掲載されるが、”検証” した事あるんだろうか。
 各分野ご専門の経済有識者/学識者、つまりは所謂 “エコノミスト” の予測採点表なんて見た事無い。 予想が外れたって “想定外” の環境変化があったから・・・って言い訳はいくらでも出来るからかな?

そんな折も折:
 日経紙2019年3月20日付け朝刊経済紙面には “景気の現状、どう見る” と題して二名の著名なエコノミストの相反する見解が紹介されていた:

 即ち、
 A:愛宕伸康氏(岡三証券・チーフエコノミスト):
  - 1~3月停滞は一時的である。
  - 景気後退のタイミングは五輪後2020年後半が最も危険だ。

 B:永浜利弘氏(第一生命経済研究所・首席エコノミスト):
  - 景気の 「山」 は昨秋、後退局面に。
  - 五輪需要はピークを打っており、消費増税もあって先行きは明るくない。

 A氏は日銀入行を経て2015年12月から現職(54歳)。 一方のB氏は第一生命保険入社を経て現在所属機関へ移動。2016年より現職(47歳)。
 経歴から見てA氏は政府/内閣府寄りの見解しか取れないだろうし、B氏は若手・民間の立場からの遠慮無しの判断と解される。

 いやはや、これだけ真逆の現状分析を名のあるエコノミストが全国紙で公表しているんだから、お二人の名誉(?)/栄誉(?)がかかるかも知れない。
 今秋頃にはどちらに軍配があがるのか解るでしょうから、全くの知識の無い自分であってもフォロー出来ると想います。
 半年後にブログでご報告させて戴きましょうっ!
 てへッ!
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(*1):一年近く前に投稿したブログです・・・
   ”20180412:”ステルス” 値上げ

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20190326:お久しぶり(”茶巾” 寿司) [食]

 自分等よりはずっとお若いご近所の奥様から茶巾寿司を戴いた。
 自らの手造りとの事。
 なにかと我が家のニャンを可愛がってくれていて、当方からも外出・遠出した際の細やかなお土産を差し上げている事のお礼だという。

 五目(と言ってもいろいろだが)酢飯を薄焼き卵で茶巾の様に包み込んだもので、”出しゃばらない酢”+”卵の薄焼き” 加減で上品さが決まる・・・感じがする。
 とても美味しく出来上がっていて、素人がよくも・・・と想ってしまいました。

そこで想い出したのが・・・:
 自分が学生時代に中学生の家庭教師のバイトをしていた時期が2年程あって、帰り際にいつもご馳走になったのが茶巾寿司だった。
 直ぐ側に*樽のお店があって、良く取り寄せて居るとの事だったが、初めて見た時 “何か解らず” 伺った所、某・旧宮家のお茶会で供された東京生まれの創作寿司と教えられた。

 にぎり寿司とは全く違った上品な味付けだったので、当時(正直に言えば今でもそうだが) “がさつ” な自分には上等すぎる・・・と想っていた。
 社会人になり、世帯を構えて以降、我がワイフ殿も気に入った様で、外出の際にでも見つけたらその都度に買い求めていたっけ。

 何時のまにか忘れかけていたが・・・現役の頃と違って “せかせか” して食べる必要も無くなったので、それはそれは “ゆっくり” と戴く事が出来ました。
 こういうのって、”細やかな幸せ” って言うんですかね ・・・ (^_^)


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20190325:もっと ”難しく” しなけりゃぁ・・・(高齢者ドライバー ”認知機能検査”) [ただの私見]

 自分等の様な丘陵地帯に住み、クルマ無しには日常品の買い出しが難しい後期高齢者にとって自動車免許証は必須だが、驚くべき記事を見かけてしまったのです:
  日経紙:2019年3月19日(火)朝刊社会面
   「認知機能 問題の恐れ」 49%
     75歳以上運転の死亡事故 昨年、警察庁

 2018年に交通死亡事故を起こした後期高齢者ドライバーは460名。 この内、事故前に認知機能検査を受けた414名の検査結果は
  - 認知症の恐れが認められる者(第一分類者):20名(4.8%)
  - 認知機能低下の恐れがある者(第二分類者):184名(44.4%)
で、併せて50%近くに認知機能の問題ありだった(警察庁調べ)。

 自分も昨年の免許更新時に認知機能検査を受けたが、採点結果は “100” 点(満点)だった(*1)
 が、これはウェブ上で検査問題の概要が公開されており、準備さえ怠らなければ簡単にスルーできる程度のレベルに過ぎない。

 多発する高齢者の “逆走” とか、特に “ペダルふみ違い”・・・これ以上悲惨な事故を起こしてはならない。

その為には:
 認知機能低下の恐れなしと判定された残りの210名も死亡交通事故を起こしている訳だから、もっともっと強い相関が顕在化する認知機能検査にすべきではなかろうか。

 簡単に言えば、”もっともっと難しく” ・・・ と言う事です。
 そして問題ありとの判定が下った時、半ば “強制的” な免許返還を義務づける・・・程度に迄しなければ高齢者による交通事故は減る事は無かろうと想うようになりました。

 クルマ無しでは “買い物難民” になりかねない自分等夫婦ですが、次の免許更新時に受ける認知機能検査が特段に難しくなって “ペケ” になったら “諦める” しか無い・・・と想う次第です。
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(*1):お時間あればご訪問下さい:
 - “20180306:自動車運転免許 ”返納” 制度を考える”



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20190324:ここ迄来ている! ”ステアリング・フリー” 自動運転車 [雑感]

 あのGMがハンドルやペダルの無い “完全自動運転車” の2019年中の実用化を目指していて、公道走行許可を米国運輸省へ求め(2018年1月)、当局がパブコメの公募を始めたそうだ:
   日経紙:2019年3月18日付け
     -ハンドルない車OK? 米自動運転車で意見公募

 さすがの自動車王国であっても、人が制御する事を前提とした自動車走行に関わる交通規則では完全自動運車(”ステアリング・ホイール・フリー・カー”)の公道走行は想定していない事からのパブコメ公募だった様だ。

 ハンドルもペダルも無いのでは走行中のトラブル解消を乗車している人が出来る訳は無い。
 公道といってもどういう制限がつくのだろうか。 事故が起きた時の責任の所在はどうなるのだろうか。

 難問山積みであっても、だからといって “全く駄目とはならない” のが “米国流” なのではなかろうか。
 なんでもやってやろう、それから結論をだそう・・・我が国では絶対にOK出ないだろうが、自動運車の実用化に邁進する米国の結論と言うか、考え方を知りたい。

そういえば:
 “ドローン” の実用化でさえ我が国は規制が多すぎ、”嫌気” がさしたスタートアップ企業は中国とか東南アジアでの事業展開を考えているそうで、”規制王国” は即ち “後追い王国” ならんとしている・・・んかなぁ (>_<)
 そんな感じさえ受けます。
 因みに、”規制” は情報通信やデーター解析の凄まじい技術革新について行けない“既得受益者保護を優先” する仕組みである事が多い・・・と感じ取っています。
 寂しい限り・・・です。


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20190323:内田裕也さん逝く(R’R歌手) [故人を悼む]

 昨日に続いた訃報ブログ。 恐縮です。
 3月17日に逝去。 享年79歳。

 自分の年齢に極々近い事、E.プレスリーさんに憧れていた事等、とても身近に感じていた “異才” のR’ローラーでした。
 確か “日劇ウェスタン・カーニバル” でデビューの筈。 新聞各紙訃報記事では1959年とあったから60年前の事だ。
 因みに、”R’R” が “ロックン’ロール” なんて知っている方、少なくなっているでしょうねぇ・・・

 いろんな騒動を起こしたり、都知事選に打って出てみたり、無法図・無頓着・無茶振り・無頼漢の様な報道が随分とありましたが、心の底には “シャイ” なところが多分にあったのじゃないか・・・と想うのです。

 奥様の樹木希林さんを見送った(*1) 時のやつれたお姿をTVニュースで拝見した時、故・朝丘雪路さんを見送られた故・津川雅彦さんの姿が重なってならなかったのですが・・・
 それから僅かの半年、どこか支え棒が無くなったセイでもあったのでしょうか。
 ご冥福を。
 ただただ黙礼です。
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(*1)20180927:樹木希林さん逝く

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20190322:宗田利八郎氏逝く(アメリカ横断ウルトラクイズ・第3代チャンプ) [故人を悼む]

 2週間程前、行きつけの飲み屋さんで元プロレスラーの “ザ・デストロイヤー” さんが亡くなった(3月7日@米国;享年88歳)との速報を聴かされた時の事。
 自分と同年代の飲み友同士で故・力道山さんとの死闘が話題になったが、そう言えば “アブドーラ・ザ・ブッチャーはどうしているんだ” と気にした友が居た。

 自分は “ブッチャー” と聴くと、途端に今は大昔の “アメリカ横断ウルトラ・クイズ”( ← 忘却の彼方にある名物番組) の第3回チャンピオンだった “宗田利八郎” さんの事を想い出す(愛称だったのです)。

 実家が “造り酒屋” さんで、実は一回限りでしたが “とある会食” の席でご一緒した事があったのです。
 おおらかな方だったのを今でも覚えています。

 伝え聞くところによると、既に数年前から諸事情によって造り酒の方は閉じておられたそうで、この1月24日に逝去されていたのです(白河日報紙等で追認)。
 享年69歳。
 ご冥福を・・・ただただ 黙礼。

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20190321:特許庁裁定に ”そだよー” [ただの私見]

 特許庁が “粋な” と言うか、極めて妥当な裁定を下した模様だ:
   日経紙:2019年3月15日
     “ 「そだねー」 商標登録却下

 女子カーリング競技@ピョンチャン冬季五輪で銅メダルに輝いたチーム “ロコ・ソラーレ” (北見市@北海道)の選手等の ”そだねー” が好感を持たれて流行語になったが、ごく一部の ”利に聡い” 法人や個人が “商標” 登録出願していたのが特許庁によって “却下” された(昨年11月)との事だ。
 良かったっ!

 出願法人の一つ、生協@北見工大は ”特定企業による独占を回避” したい目的からの出願だった様で、特許庁裁定を重視するとあったが、他の法人は菓子メーカー@帯広市&食品会社@札幌市で、独占使用を狙ったんだろう、今後の態度は不明らしい。

 が、嫌ぁ~な感じだなぁ ・・・ ”流行語で一儲け” を考えるなんて・・・と考えてしまうのは歳取ったせいかしらん?
 でもって自分ならそんな菓子とか食品には絶対に買わないのだ。

 そう言えば今は昔、”阪神優勝” 問題があったなぁ。
 商標は原則的に先願登録なので出願した個人が占有してしまい、球団の方が困惑してしまった。 あの騒動はどうなったんだっけ?

 商標だって立派な “知的財産” に他ならない。
 苦労して育てたブランド・イメージを守る為に企業は商標戦略に相当の経費をかけているそうだが、紛らわしい似非(えせ)商標等、特許庁側は私らに “そだよー” を連発させるような粋な裁定を下して欲しい・・・と想うのは自分だけではなかろうと信じたい。


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20190320:マンモスが復活? [雑感]

 S.スピルバーク氏監督作品 “ジュラシック・パーク”(1993年) を初めて観た時の驚きは今も覚えているが、それは高度に発達したCGの出来映えが主因で、生化学がどれ程発展すればこのシナリオが実現するんだろうかとの素朴な疑問が “心の澱” の様な感じで大きく残っていた。

ところが:
 恐竜ではないが、数万年前に絶滅した “マンモス” ではクローン技術で可能となるかも知れないそうです:
   日経紙:2019年3月12日・朝刊社会面:
    ”マンモスの細胞核再生” - 近畿大 クローンで復活に前進

 宮本講師@近畿大等が、マンモスの凍結化石から筋肉組織を取り出し、そこから “細胞核” を抽出してマウスの卵子内に移植したところ、マンモスと特定出来る細胞分裂直前組織に迄も成長した事を確認したと言う。
 この成長細胞から正常な細胞分裂が誘導できれば “マンモスの復活” がいずれかには可能となるとの談話が掲載されていた。

 遺伝子組換えとか、ゲノム編集、クローン等々のバイオテクノロジーや生化学の発展は恐ろしい程の進展をしていて、体細胞核さえあれば絶滅種の生命さえ復活させる事も将来は可能になるかも・・・とは、驚きと同時に、”恐ろしさ” も感じてしまいます。

 そう言えば今は昔、”パラサイト・イヴ” って言うミトコンドリアが意識を持ってヒトを襲って新種を形成させる・・・SFホラー小説があって、書き手が生化学専門の大学院生なもんだから偉く詳しい筋書きで、大評判を呼んだ事、想い出しました。

 そう遠くない先には、”ホモ・サピエンス” に代わって “ホモ・デウス” が支配する時代へとも言われています。
 素人からはただ一言。 “命を弄ぶことの無いように” ・・・専門家にはくれぐれもお願いしたいところです。
 


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20190319:”カメラを止めるな!”(評判映画) を観た [気晴らし事]

 3月8日(金)の夜に日テレで放送されていたのを録画しておき、後になってゆっくりと鑑賞。
 正直に申し上げて “理解” するのに時間がかかりましたが、評判の事だけはあってか大変面白かったのです。

 監督とか俳優を養成するところが製作したそうで、少なくとも自分には “見覚えが無い” 方々ばかりの出演で、しかもあまり関心の無い “ゾンビ” もの。 その上、最初の40分程はワンカットで、正直、退屈で面白くもなんともない。

 観るのを “止めちゃうかっ” とも想いましたが我慢を重ねていたら、その後はこのワンカット・シーンの “裏話” と言うか、”舞台裏” が展開されて、これがやたらめったら面白い。
 不思議な場面展開の布石がちゃぁ~んと打ってあって、”気がつけばこそ” の感じ。 劇中劇っていうか、”映画中映画” って趣向に意表を突かれました。 

 最後のバラしは、関係者一同が全員で組み体操よろしくピラミッドを作り、てっぺんから手持ちカメラを廻してのヒロインの俯瞰撮影。
 そのアイデアが劇中監督が娘さんを “肩車” していた昔の写真・・・ってところが泣かせましたが、彼の奥様と娘さんが何時のまにか準主役として出演していた・・・なんて、しばらくして気がつく我ながらの感度の低さ!
 迂闊でした (>_<)

 皆さん、映画がお好きな方達なんですねぇ。
 気持ち伝わってきています・・・よッ!


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20190318:永遠(?!)の ”未解決” 問題(トイレの作法)

 今では何処のご家庭でも据え付けられている “腰掛け式水洗トイレ” には少なくとも2件の、自動開閉式であれば1件の “永遠に解決が難しい” 問題がある。

1.蓋の “開けっ放し” 問題
 今は昔、アメリカのTVホームドラマで良く出てきたシーンだ。
 ご主人が用を足した後、蓋を閉めないで出て来る。
 と、奥様が “蓋はちゃんと閉めて!” と叫ぶ訳だ。
 必ず “ドッとの笑い声” が被さるシーンなので、全米のご家庭に共通した事だったらしい。
 と言うのも、当時は洋式トイレの普及期に入ったばかりの我が国だったので、初めの内は笑いの意味が “?” だったのです。

 最近はトイレ室のドアを開ければ赤外線探知ですぐさま蓋が開き、用が済んでそのままにしていても水洗はしてくれるし、十数秒後には閉めてくれる仕組みだから、この問題は解決されたも同然かも知れない。

2.男の立ちショ* “飛沫汚染” 問題
 これは未だに “大” 問題で、永遠に未解決かも・・・だ。
 アメリカ南部の州立大学(?)の教授(?)2名がモデル実験していて、立ちショ*の “飛沫汚染”、つまりは飛沫が床は勿論、周囲の壁一面に文字通りに飛び散る事を証明している。
 この飛沫を避けるにはどうすれば良いか迄を示していて、何時だったか、山瀬まみさんがレギュラーだった頃の “ガッテン!”@NHK で紹介されていた事を覚えている。

それが:
 3月9日付け日経紙土曜版の人生相談:”なやみのとびら” で、男子4名・主婦1名の5人家族で、
 「男子連が立ちショ*するので床&壁が飛沫で汚れ、おまけに臭い。
 掃除は何時も自分。 このままでは鬱になる」

との相談に、中園ミホさん(脚本家)が、
 「立ちショ*を認める替わりに “トイレ掃除を輪番でさせる” ことにしたら」

と見事に回答。
 これには想わず “座布団一枚!” って叫びたいくらい感心した。

我が家では:
 自分は70歳を超えてから、小の方の “切れがいまいち” となった事から家では必ず座って用を足す様になっているので、我が家ではこの難問は無いうえ、1&2階のトイレ掃除は自分が担当している。

 綺麗なトイレは気持ちが良い・・・これは中園さんご指摘通りの嘘偽りの無い実感です。
 (^^)/


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20190317:何処に税金を注ぎ込むのか(”加速器”@科学技術研究予算) [ただの私見]

 岩手県が候補地の一つとして喧伝されている “国際リニア・コライダー” (ILC)の建設構想について文科省は7日に “誘致表明を先送り” した(3月3日付け各紙)。 昨年12月の日本学術会議の検討結果を踏まえた結果の様だ。
   因みに:
    リニア = 直線状の、 コライダー = 衝突装置

 ILCは大深度地下に全長20kmの加速器を建設し、電子/陽電子を超高速で正面衝突させて宇宙誕生直後の所謂 “ビッグバン” を再現させて宇宙の成り立ちを探ると言う、素粒子研究者等にとっては待ち望んでいる実験装置だ。
 しかし建設費用が凡そ8K億円と見積もられていて、1/2を海外から、残りを我が国が負担する。 建設期間は凡そ10年間、つまり¥400億円/年の科学技術研究予算が充てられる事となる。 更に建設後に順調に稼働させたとしても機能維持等メンテにも相当な経費が見込まれる。

 既に窮屈になっている科学技術研究予算の配分を偏らせて ILC 建設を誘致すべきかどうか、簡単な問題では無い。
 つまり、”ノーベル賞” クラスの発見が見込まれるとか、建設やら機器部材等+海外から大勢の優秀な研究者及びその家族が設置地域に住みつく事から “経済効果” が期待できる・・・なんて事だけでは決まりようが無いと言う事らしい。

 同じアカデミア陣営でも “素粒子派” と “そうでない派” は予算獲得を巡って鋭く対立している様だ。
 “そうでない派の言い分” は、恐らくは、巨額の費用を喰う加速器科学は米国とか、EU、更には何とか自然科学の分野でノーベル賞に輝きたい中国に委せ、我が国は医学/生理学の分野とか、頭脳で勝負する理論物理学の分野に特化して若手研究者に機会を与える戦略もあってしかるべきなのでは・・・あたりか。 うぅ~ん、魅力的な言い分だなぁ。

 おまけに間が悪い事には、つい最近になって3.11に準ずる様な大規模災害発生確率が改められ、どこもかしこも↑へ修正されたばかりなのに、避ける事の出来ない地震発生国に建設する必然性があるのかどうか ・・・これも説得力半端じゃぁない。
 因みに、生まれ來、地震を経験した事の無いヨーロッパ人は私ら日本人なら慣れっこになっている小さな地震でさえ、どうしたら良いのか、気が狂う程の恐怖感を味わうと聴いています。

はてさて:
 自分はヨーロッパとか米国の類似構想に相応の予算投入して施設運営権利を獲得する戦術なんかも考えて欲しいな・・・と想います。
 今の時代、この災害列島に超精密な機器類を装備する巨大設備を建設する余裕があるんかいなぁ・・・とも想わずにいられません。
 素粒子とか宇宙線、加速器科学なんぞに関わりのある旧友等が結構いるので、このブログは内緒なんですが・・・ (>_<)

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20190316:”生産緑地” の行方 [雑感]

 “農地” や “緑地” に限定して土地利用する場合、固定資産税や相続税を優遇する仕組みで、1992年に “生産緑地法(改正)” が施行され、実施されて来た。
 土地登録すると30年間有効だが、2022年以降は税優遇措置は無くなり、”宅地への転換” が可能となる:
  参照記事:日経紙2019年2月19日付け朝刊・神奈川・首都圏経済紙面
   ”生産緑地売却相談受付 横浜の税理士法人 不動産会社紹介も

 我が家の周りには3件の生産緑地帯があって、今は2件が畑、1件が緑地として活用されているが、地元農家もいずれかは世代交代して会社勤めしている若い世代が当主になれば農業に戻ることはあるまい。
 ”趣味では無い農作業” は、端から見ていても “しんどい” 作業だからだ。

 横浜でもここは東横線沿線って事で今以て人口増が続いているもんだから、宅地転換される事になって徐々に里山風景も無くなっていく事になるのだろうか(*1)

 そんな事になっては・・・憂鬱だなぁ。
 だが、考えて見れば今自分等が済んでいる所だって半世紀ほど前に昔からの里山を切り拓いたんだから、自分勝手といえば自分勝手なんだが・・・(>_<)
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(*1):なにせ法面を工夫して家を建てるケースも結構多いんです:
 - 20180404:”崖っ縁” に建つ家
 - 20180321:やったぜっ! 住みたい街で ”横浜市トップ”

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20190315:楽しみが ”▲一” !(檀ふみさんエッセイ@TheSTYLE) [雑感]

 “The STYLE”(日経紙日曜特版)は余りお好みでは無いが、月初め最終ページに掲載される檀ふみさんのエッセイが3月3日で終わってしまった。
 一年間、月一回の楽しみだったのだが・・・一つ減ってしまったのです (>_<)

 この方のエッセイには必ず上質なユーモアが含まれていて、どことなく “ほのか” に心が温まり、そして “嬉しく” なる・・・不思議な文才の持ち主だ(*1)

 最終編は亡きお母上の想い出話で、咲き誇る菜の花に囲まれた写真を撮った折、
  “これ、お葬式で使いましょうね”
  “そのまま天国にいるみたいだもの”

と会話を “楽しまれた” そうだ。

 実際にお母上の葬儀にこの写真をスライドショーの最後に使い、字幕を
  “こちらでお待ちしています”

としようとしたら、”良識” 豊かな兄妹さん等に
  “それは、さすがに冗談にならないだろう”

となって、定法に従い
  “ありがとうございました”

とされたそうだ。
 豊かな想い出を共有されているご家族の様です。

 これだけの文才の持ち主だ。
 出版社が放っておく訳が無い。
 何処かが執筆依頼してそれに応えて呉れるのに違いない。
 探さなくっちゃっ !
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(*1):これ迄3編のエッセイを引用紹介させて戴いております:
 - 20181111:”島” 暮らし(勝手な ”憧れ”)
 - 20171023:檀ふみさんの ”+ワ”
 - 20170725:檀ふみさんの “ネコ・エッセイ” を覗いたら・・・


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20190314:サッカー・ボールが川へ(中学生一人リフティング) [雑感]

 先週、二日続いた雨も止んで快晴に恵まれ、暖かった日の午後、鶴見川沿いの遊歩道をウォーキングしていた時に眼にした光景。
 そこの遊歩道から3m程下がった所、川岸との間にも少しばかりの広場があって、中学生だろうか、やや長身の男の子がサッカー・ボールでリフティングに余念が無い。

 自分の興味は同じフットボールでもラグビーの方だが、結構上手に続けているので “ぼーっと” 眺めていた。
 と、ちょっとした手違い、いや “脚違い” だったのか、ボールが名ばかりの広場を超えて川の中へ。

 ちょうどこの日この時間帯は満潮時で、海岸からの高低差が余りない鶴見川の流れが止まっていて、”運が良い” ことにはボールは川下に流れる事無く、目の先に浮いている。

 が、”運の悪い” ことには干潮時とは違って水深が深くなって取りに行けそうにない様に見える。
 はてさて・・・少年よっ! どうする?
 深みにはまったりしたら、自分の様な年寄りでは助けに行けないぞっ!

 が、少年は迷う事無く、膝近く迄濡れるのを構わずに川に入り込んでいき、ボールを回収したのです。

 只それだけの事でしたが、年寄りがただただ傍観しているのに気がついたか、少年は照れくさそうに笑っていましたが、結構清々しかったです。
 真新しそうなボールだったので、何が何でも取り戻したかったんだなぁ・・・それに何回か経験しているみたいだった。

 少年よっ! 将来はJ-リーガーを目指してんのか? その先は海外か?
 頑張りたまえっ!
・・・って勝手な事思い浮かべて(*1) ウォーキング続けました。

 ”老人と少年” のありふれた一コマ。 でも自分にとっては何故か気持ちの良い一コマだったのです。
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(*1):つい最近の第一生命保険(株)の広報によれば、子供が大人になって “なりたい職業” の平成30年間ランキングは、少年では “サッカー選手” が第2位(第1位は野球選手)だったそうな。
 J-リーグ発足時(1993年)から4年連続してトップだったそうです。
 因みにラグビー選手は一回もトップをとれなかったらしい (>_<)
 

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20190313:即席麺の ”裏技”(美味しい食べ方) [食]

 “麺喰い” もいろいろで、想わずニンマリ・・・
 3月2日付け日経紙の土曜版に “即席麺を美味しくする裏技” についての読者アンケートの結果がまとめられていた:
  ① 一人用 “土鍋” で調理
  ② “豆乳” でスープ
  ③ “麺用とスープ用の鍋” に別けて調理
  ④ 味噌ラーメンに “ニンニク&ピーナッツバター” を加える
  ⑤ “電子レンジ” 加熱

 何処のご家庭でも “野菜をたっぷり” 加えていると想いますが、中には “ポテチ” とか “納豆” 投入派もいたそうです。
 変わり種としては、”麺を砕いて茹で、ご飯+生卵を投入、更にラー油を” ・・・ なんて強者もおられたそうな。

 自分は冷蔵庫の中を見て “残り少なくなった野菜類” をかき集め、”鉄鍋” を使う。 キノコ類があればシメシメもの。
 で、我がワイフ殿は自分のことを “冷蔵庫スイーパー” と呼んで、喜ん(?)でおります。
 が、ラーメンのこんな食べ方、東海林さだおさん等からは “メッ!” とお叱りを受けるに違いありません?(*1)
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(*1):おそらく “絶版” でしょうが、楽しい蘊蓄本です:
 東海林さだお編:”ラーメン大好き!!”(新潮文庫:初版第五刷;1988年8月10日発行)

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20190312:森山加代子さん行く(歌手) [故人を悼む]

 3月6日に逝去。 享年78歳。

 1960年代は海外と言っても殆どが米国、次いでごく僅かに英国のヒット曲を日本語&英語織り交ぜてカバーする唄が “伝統的な歌謡曲” に代わって若者に歓迎された時代だ。
 実に多くの、今で言う “オールディーズ” が流行ったが、この方はイタリアのヒット曲 “月影のナポリ” をカバーしてデビュー、大ヒットした。
 ザ・ピーナッツも同時にカバーしていましたが、この方の方が個性豊か、人気だった記憶があります。

 当時、”カンツォーネ” と言われても何なのか訳も解らなかったが、この唄はアメリカン・ポップスとは趣を異にして斬新でした。
 第一、当時(いまも多くの方がそうだと想いますが)イタリア語の歌詞を理解出来る人はそう多くは無い。
 “ルナ” が “月” だとは当時でも理解出来ていましたが、”ティンタレッラ” ・・・ の意味(”日焼け”)が解ったのはネットで簡単に辞書検索出来る時代になってから(つまりはそんなに昔では無い)。
 その時、意味不明ながらも何て “粋な” 邦題だったんだっ!と感心した程です。
 映画の邦題もそうですが、今はそのままカタカナ表示で済ませる時代で、年寄りには味気ない限りです(つまり、それが歳取った証拠かも (>_<) )。 

 しばらくしてTVでは観なくなりましたが1970年に突如 “白い蝶のサンバ” でカンバック。
 早口の唄で最初は訳が解らんかったです。
 どういう訳か故・坂本九さんと並んだ姿が想い出されます。
 黙礼。

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