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20210916:”ブルシット・ブログ” で申し訳ない [雑感]

 昨年、最初の緊急事態宣言が終わってコロナ禍が一段落したかに見え、実はやがての夏季ピークを迎えつつあった7月末に岩波書店から刊行された
   ブルシット・ジョブ
    - クソどうでもいい仕事の理論
    (原題:"Bullshit Jobs, A Theory" )

が2021年8月30日付け日経紙朝刊に引用されていた:
   「どうでもいい仕事」 の放逐を
     記事署名:西條都夫氏(上級論説委員)

 当方のブログ・テーマが "どうでもいいけど" とある様に、この書籍に倣えば "Bullshit Blog" の類いなので一瞬 "ムッ” したけど。

因みに:
 この "クソ・・・仕事" として
   ① 偉そうに見せる為の "取り巻き業"
   ② 雇用主の為に他人を脅したり欺いたりする "脅し業"
   ③ 雇用主の欠陥を取り繕う "尻ぬぐい業"
   ④ 誰も真剣に読まないドキュメントを作り続ける "書籍穴埋め業"
   ⑤ 人に仕事を割り振るだけの "タスクマスター業"

があげられている。

実例としては・・・:
 ①は、ドアマンとか受付係:
   ← 自動化出来るし、ロボットで代行可能(老生解釈)
 ②は、ロビイストとか顧問弁護士
   ← 法律に詳しいから一番質(たち)が悪い(〃)
 ③バグだらけのアプリを修復するプログラマー
   ← 他人のつくったコードは難解(〃)
   ← 他に上級職の失敗責任を下位職がかぶる例があるぜい。
 ④パワーポイントを駆使し量産するコンサルタント
   ← パワポはコピペ簡単で版を重ねる事が極めて容易(〃)
   ← 使い手になると "見てくれ" ます*2アップ(〃)
   ← 自覚ありマスます
 ⑤中間管理職
   ← 実務は下位職の方が長けている(〃)

等があげられている。

 成る程・・・ねぇ。
 こんな仕事だと "意気" が上がらないだろうし、"やりがい" もある筈が無い。 当然ながら "達成感" も無かろうて。
 だが、②とか④は報酬が良いらしいから無くなるとは考え難い。
 年功序列人事が完全撤廃され、実力人事が罷り通れば⑤は絶滅かな?
 原書は米国でヒットした様だから、米国事情なんだろうけど、我が国にも当て嵌まる・・・ってことは、人間社会の実態は洋の東西無関係ってことか。
 えへっ。

それにしても・・・:
 この "どうでも良いけど" ブログをご訪問下さって、有り難う御座います。

ついでに:
 原書には無いが、
  ⑥ 公器を装い、傍若無人な態度&振舞い丸出しの報道機関&記者業
もあるんじゃないかえ?
 原作者へメールしたろか?

ついでに:
 TVドラマでは善意に描かれているけど、あの映画 "ロクヨン" で描かれている様に行政機関毎の所謂 "記者クラブ" の横柄さ/えげつ無さは誇張では無いと想っています。 だから⑥。

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