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20220117:共通するもの(内村航平さん&オータニさん) [雑感]

 国内のみならずに海外からも体操界の "キング" とさえ称された内村氏が引退を表明された(1月11日)。
 体操選手は怪我との闘いを避けられない。 さすがの内村氏も・・・とはスポーツライター’小林信也氏の言だったが、残念な事だ。

ところで・・・:
 海外メディアが伝えるのは彼の高い "華麗+技術" 力だけでは無く、
   "謙虚さ/礼儀正しさ"
だと言う。
 そう言えばMLBで大活躍中のオータニさんについても、ずば抜けた二刀流を貫く技術力に加えてやはり "謙虚さ/礼儀正しさ" が、要するに昔の日本人が尊いとした、そして今は殆どの日本人が半ば置き去っている様な "" が賞賛されていた・・・って言えるのかもしれない。
 "オレが*2"/"わたしが*2" が当然(?)の世界にあって、高い技術力と併せ持つ・・・それが尊ばれるのは洋の東西を問わない様だ。
 超トップの人に徳が備わったら、こりゃぁ誰も敵わない。
 因みに、全豪オープンに出場して4連覇を狙っていたテニスプロ・男子世界ランキングトップのジョコビッチ選手には持ち合わせていないものだった様だ。

 内村氏は
   美しさを伴わない技術は曲芸
とさえ捉えて、美しい体操を完成させたとの評価が歴史に刻まれるとも言う。
 正に
   お疲れ様
って言いたい。

因みに:
 彼は1989年1月3日生まれだそうだ。
 1989年は和暦では昭和64年にして平成元年。
 その昭和64年は1月1日から僅か7日間しかなかった。
 極めて "希な存在" は、極めて "希なお生まれ" だった訳だ。

ついでに:
 この7日間は、モノの本によれば "ロクヨン" とも呼ばれるそうだ(横山秀夫’警察小説:”64”)・・・小説&映画共にお勧めデス。

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