SSブログ

20230810:学業第一/スポーツ第二 [雑感]

 大学のスポーツ部所属学生の不祥事が繰り返される。
 今回の日大アメフト部寮生による大麻&覚醒剤所持事件は直ぐさま5年程前の "悪質タックル事件" を想い起こさせるに十二分な出来事だ・・・またかよ。
 だが、これでは真面な日大生にはえらい迷惑以外の何物でも無く、彼等彼女等は堪らない気持ちだろう。

 理事長脱税犯罪確定を受けて理事長&学長以下刷新された筈だが、情報の透明性/風通しは実現せずに、加えてスポーツ部の改革は外部招聘識者3年間で済ませ、旧組織側人間に運営が戻っていて、実態は "元の木阿弥" 状態だとは某スポーツ・ジャーナリストの指摘だった。

 併せて同氏の指摘では、最近は特に "スポーツに秀でている" と言うだけで名ばかりの手続きで入学させ、活躍させて大学名を知らしめる・・・そんな風潮が強過ぎて、学生として本文である筈の学業そのものが疎かって言うよりも無視されている傾向が強いとの事だ。 その結果、本来の学生としての自覚に乏しい選手が多く観られる様だ。

 推薦入学制度も結構だが、それには最低限の学識常識教養を持ち合わせた受験資格者に限って欲しいもんだ。
 容易な政策では改善され得ない人口減を背景として我が国には大学が多過ぎるとの指摘がある程だからして、スポーツだけで名を売る大学なんてまっぴらだ。
 そんな中、"スポーツの日大" を売りにしていたが、そうまでしなくともやっていける筈だが・・・と想いたい。

因みに:
 老生には日体大卒の義兄がいるし、複数の知人もいるけど、例外無しに豊かな学識を併せ持っていますよ。 そこでの学業は体育学だけでは無い証左と想う。

共通テーマ:日記・雑感