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20231128:シスコ大変 [雑感]

 最初はCNN、3ヶ月程前にはNHK、以降いろんな媒体で報じられているが、最近のサンフランシスコ市では先端情報企業や金融企業が多く集まっているにもかかわらず
   - 急激な物価高騰
   - それによるホームレスの増加
   - 薬物依存や精神疾患の蔓延
   - 空洞化に向かう下町界隈

等々で、急速な荒廃が懸念されている・・・ってらしい(当初のCNN報道はこの6月に)。
 同市のホームレス・精神疾患・薬物問題は、開発途上国よりも悲惨で、犯罪数の増加に警察の対応が追いつかず、治安も悪化の一途とはネットニュースによる言だ。
 老生はあの風光明媚な観光スポットしか知らないが、毎日営まれている生活場面の裏側では全く別の様相を示しているとすればチコッとの驚きだ。

ところで:
 同市を舞台とした映画及びTVドラマは数知れない程だが、老生の想うところでは、
   めまい:
    -監督:A.ヒッチコック
    -主演:J.ステュアート&K.ノヴァク
    -公開:1958年

が最高の出来の作品ではなかろうか。 衝撃的な最期の場面・・・全てのヒッチものの中でも秀逸だと想う。 既に半世紀を超えて65年余も前の映画なのに、その筋書きは未だに色褪せない・・・って気がしている。

勿論:
 C.イーストウッドの "ダーティハリー"、R.ハドソンの "署長マクミラン" 、R.バーの "鬼警部アイアンサイド"、D.ジョンソンの "刑事ナッシュ・ブリッジス" 等々の映画&TVドラマもこぞって面白い同市を舞台とした刑事ものだった(多分・・・)。 何と、刑事ナッシュ・ブリッジスのシリーズでは、父親の "介護問題" さえもサイド・ストーリーとして含まれていましたよ。
 彼等名刑事を以てしても今の同市は救えないか。

ついでに:
 折角でしたので、T.ベネットの持ち歌で、かつ数多くのカバー版がある中からお気に入りのB.リーによる
   サンフランシスコの想い出
   (普通は、"想い出のサンフランシスコ" ですが・・・)

を久しぶりに聴きました。
 こんな時こそ YouTube が手軽でとても便利ですねぇ。 ツクヅクそう想いました。

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