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20180514:イチロー選手の事 [ただの私見]

 "シアトル・マリナーズ会長付特別スタッフに就任・今季選手としての出場無し" ・・・ 5月5日付けの全国紙朝刊が大見出しで報じているし、何名かの方が既に惜しむブログをされているのだが・・・

 ついに "その時" が来たか・・・ファンの方へは申し訳ないが、そもそもマリナーズからNY.ヤンキースへの移籍前後から最盛期は過ぎていて、あの輝きは・・・

 今季は行き先もなかなか決まらず、古巣のマリナーズに復帰する形だったが、往時の活躍再現は無かった。
 復帰に際しては地元ファンの歓迎一色かの様な報道ばかりが伝えられてきたが、在シアトルの遠い親戚からのメールでは、有望な若手外野手の放出もあって、一部には過ぎないにしろ必ずしも "ウェルカムだけではなかった" 様だ。

 しかし、イチロー選手はメジャー・リーグ最年長ではあっても、競争の上で試合に出場する事を願っていた筈で、今や出番が無い程に力が落ちてきている・・・そう自覚した結果なのだろうと自分は想うのです。
 若手の活躍の場を奪って迄出場する・・・という事は彼の "哲学" ではない筈で、僅かではあっても実力でメジャーリーガーとしての現役復帰可能性を含む今回の立場を受け入れたのでは・・・。
 彼なりの "価値感"、即ち、メジャーリーグ( ⇔ "Top of the World" )に居続けるとの気持ちを持ち続けている証左と想うところであり、とすれば彼が日本プロ野球界に復帰するとは・・・自分にはとても考えられないのです。

因みに:
 同じ様な(、但し同じでは無い)哲学を松井秀喜さんにも感じています。

ついでに:
 このブログ原稿は5月6日から書き始めていて、推敲を重ねて来たのですが、昨日(5月10日)付け日経紙朝刊スポーツ紙面に週一連載されている権藤博さんの囲み記事("悠々球論")には 「イチローは帰ってこない」 とありました(偶然ながら自分と同じ見方です)。

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