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20190208:大変だっ!? Y-染色体 ”消滅”(500万年後) [雑感]

 遺伝子が2重螺旋DNAのコピーに基づいて受け継がれている・・・と仕組みが解った時、何の根拠も無かったけど何時かはこうなる可能性、否定出来ないんじゃぁ・・・なんて、学生時代に駄弁っていた事、ありました:
  日経紙:2019年1月20日付け朝刊サイエンス紙面:
    “男性500万年後に消滅?

 哺乳類の性別を決める染色体。 この中で ♂ を決める “Y-染色体” は哺乳類誕生から “退化” を続けているらしく、このままの退化速度で進むとすれば “500万年後には消滅” するらしい。

 大変だっ!
 人類と類人猿の分化が凡そ500万年前と聴いた事があるから、とすれば人類の種としての寿命は “1千万年” だったのか!

 と想ったら、記事では哺乳類の中ではY-染色体無しでも ♂ が誕生している例が見つかっている事から、即、人類子孫が亡くなってしまう事を決定づけている訳では無さそうだとも言う。
 どんな機構なんだろうって関心ありますが、とりあえずは “少しだけ安心” ?

そんな事よりも:
 今の人類、即ち "ホモ・サピエンス" は限り無く(?)発展する遺伝子工学の恩恵(?)を受ける選ばれた "ホモ・デウス" と "選ばれない" のに二分されるらしいから、人類の種としてのこれからの歴史は単純じゃぁなさそうです。



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20190207:”イザっ” て時に役立たない(”誤解” しないでっ! ”乾電池” の事です!) [自分の事]

 ついこの間の事。
 “耳毛” や “鼻毛” の電動カッターを使おうとしたら “ウン” とも “スン” とも言わずに全く動かない。 二三日前はOKだったのにぃ?

 寿命か? それとも “電池切れ” か?
 単III-乾電池2本で動くんだが・・・って、乾電池類保管ボックスから “未使用品” を取り出してセット。 これでOKっと想ったら、”ウゥ~ン” ・・・と少し動いただけで、またしても停止のまま。

 ? と想いながら再度 “未封切り” の電池を差し込んでも動かない。

 ついにその時の耳毛鼻毛カットは諦め、翌日の買い物のついでに “新品” 乾電池を買い求め、再びセットしたところ、今度は見事に “ブンブン” 動く。

 今更ながら “未使用品と新品は同じならず” ・・・ “乾電池は買い置きしておくモノじゃぁ無い” ・・・ つくづく思い知らされた次第です。

 そうだっ! 部屋ごとに置いてある “懐中電灯”( 古風きわまる用語で m(_ _)m ) も確かめておこうっと!

 ・・・ そうしたら結構 “電池切れ” って、ありました (>_<)
 皆様もご注意の程を!


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20190206:”統計不正@厚生労働省” のニュースを観て&聴いて [ただの私見]

 “毎月勤労統計調査” に端を発した厚生労働省の各種統計調査の不正・不適切問題が連日国会で審議され、ほぼあらゆる媒体で報道されている。

 確かに不正・不適切の指摘・糾弾はもっともで、早急に法に基づいた再調査を進め、また厳しい責任を取らせるべきだと想うが、自分には “それだけではこの問題は解決しない” 感じが拭えない。
 つまり、不正・不適切な厚労省側、指摘・糾弾する側、更には報道側もあまりに “統計学を知らなさ過ぎる” 点だ。

確かに:
 法律を含む調査要綱で大規模企業 “全件調査” である事が定められていたにも関わらず “抽出調査” で済ませていた事が明るみに出て、果たして我が国の賃金動向が何処迄正しいのか、過去15年間程のデーターが怪しくなっている。
 “アベノミクスの成果” は確かなのか?・・・なんて事になったら天地がひっくり返る事もあり得るのだ。

情けない事に:
 この問題を調査した “外部有識者” と称される方々の “特別監査委員会調査報告が実にいい加減で、実態は厚労省役人へのヒアリングは同省幹部列席の “監視下” で実施された上、同省役人が記した、要するにお膳立てしたモノだった事が暴露され、再調査に追い込まれている始末だ(本原稿執筆1月31日時点)。

 特別監査委員会代表なる方の記者会見を観て&聴いたが、
  「この方、”五輪パラリン担当大臣と同じ” だ」

とすぐ感じとった。 つまり “お偉くなってからは” 報告書等を含めて凡そ作文なぞ一切せずに全て部下任せで済ませているなっと。
 そんな調査を基に “組織的隠蔽はなかった” と言っていたが、その根拠を示す事は出来ないでいた。
 要するに “その程度の外部有識者” だった訳だ。 だからこそ “そこを見込んで” 厚労省側も選んだのだろうて。

 その上悲しい事に、厚労省ではちょこっと前に “働き方改革” に絡んだ “労働時間調査” でも不正確さが糾弾されたばかりだったのだ。

でも:
 どうしてこうも疎かな統計調査ばかりなのか。
 報道では “担当する役人が足りない” との指摘もあった。
 事実だろうが、その前に “統計学の専門家” が不在なのではないか。 いても “その重要性が認められていない” のではなかろうか。

 自分は、厚労省に限らず中央省庁を始め日本全国各自治体の(統計)調査部門が正当な人事評価を受けているとは想えず、”傍流扱い” だったのだろうと睨んでいる。 若しくは民間へ丸投げしているのでは?
 何処でも “主流” は政策・施策の企画実行部門で、その縁の下部門は冷遇されているのではなかろうか。

“統計学” を学んだ経験があれば:
 これは “実学ではあっても、決して易しい学問では無い” 事が解っている筈だし、実際の社会現象へ適用する際の留意事項が数限りないと言って良い程ある事も承知している筈だ。

 調査対象を全件として工数をかければ得られる結果を、経費も含めた “効率化モデル” を立てて “母集団から標本を抽出” させる手立てはそう “簡単な作業では無い”。
 多数のデーターから平均値を求める事だけが統計調査の本質では無い。 モデルの限界を見極めながら求値の精度を十二分に考慮した考察こそが必要だ。
 決して “素人に出来る作業では無い”。

 総務省には “統計局” があるのだが、省庁自治体の枠を越えてどれ程の権限を持っているのだろうか。
 あろう事か、3日(日)朝刊各紙には、この統計局自体が担当した統計調査の多くも不適切・乱暴な取り扱いで済ませていた事が暴露されている始末だ。

 自分は、統計調査の不正・不適さは、今回の厚労省に限らずに調査部門を “軽視” し、”冷遇” してきたツケが一挙に吹き出た結果に過ぎない・・・と想わざるを得ないのです。

 時間はかかっても統計学専門家を揃え、権威・権限を与えて優遇し、彼等の手腕を “忖度等無し” に思う存分奮わせる事が唯一の解決策だ・・・と自分は考えます。

ついでに:
 それでも我が国の諸々の統計調査結果は、これ迄アジア地区で最も信頼されて来た筈だ。
 お隣大陸国家のGDP(国内総生産)値等は、”海外向け公表値” と “内部向け実態値” があって、その信頼性があやふやな事は周知とされている(参照:日経紙2019年1月10日付朝刊オピニオン:”建国70年迎える中国の憂鬱”:署名記者=飯野克彦上級論説委員)程だ。

 今回の厚労省の不正・不適切統計調査事件によって、我が国の統計調査信頼性が怪しくなり、国家の “品格” にも繋がりそうなのがとても残念です。


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20190205:”八ツ場(やんば)ダム” は今・・・ [雑感]

 正直驚きました。
 “首都圏唯一の建設中ダム” ・・・ これが “キャッチ・コピー” となって今や見学ツアーが大盛況。 何と16万人/年程の観光客が訪れていると言う(出自:日経紙2019年1月13日)。
 
 水量調節の為の放水とかが “インスタ映え” するのかどうか自分の理解の外にあるが、大分前から “ダム見学ツアー” が人気を呼んでいる事は知っていた。
 この “八ツ場ダム@群馬県” は前の民主党政権時、前原国交大臣(当時)が一方的に “建設中止宣言” を下した(*1) 事から地元の強い反発を招いたとして一躍名が知られたダムだ。

 それから10年。
 今では様変わりになっている。
 国交省と地元が連携して八ツ場ダム建設をキーとして完成後の地域振興へ活かす企画が素になっての盛況な観光ツアーとの事だ。

 何せ首都圏、広く解釈して関東一都六県(神奈川・埼玉・千葉・栃木・群馬・茨城)の中で、申し訳ない事に北関東三県は日光以外は余り話題に登場しないので八ッ場ダムは一矢報いた感じです(当該三県お住まいの方々へ:勝手な言い様、お許し下さい m(_ _)m )。

ところで:
 今世紀に入ってから、想定外では済まない自然災害が毎年の様に際立って発生しており、 “治水” は私たち “国民の生存圏を維持” する為の行政の要だ。
 治水、更に加えて利水に関わる公共事業は単なる “景気対策” とか “土木族・建設族へのバラマキ” だけとは言い切れない要素が多分にある事も認めるべきと自分は考えます。

 なのに、そこに視線が至らなかった旧・民主党の責任は極めて重い筈なのだが、今の後継政党にその “反省” の欠片は自分には見えません。

 かくして、異論・多論ある事重々承知ながらも、生存圏を維持する上からは “好き・嫌い” とか “支持・不支持” とは関係なく、今の政権が続かざるを得ない・・・のかも?
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(*1):前原氏は就任直後、
 「”マニフェスト” に書いてあるから中止します」
と公言した(参照:日経紙2019年1月21日付け朝刊・地域総合紙面)事、よく覚えています。
 環境破壊とかの理由付けも無かったし、なんてまぁ勝手な・・・ってニュース見た瞬間想った事も覚えています。
 この方は “偽メール事件” とかでもそうだったが、とかく “失言”・”早とちり” が多い。
 これがなきゃ、そこそこ良い線いけるんだが・・・と想うのは自分だけではないでしょうに。


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20190204:”旧庁舎解体”@大槌町(岩手県)のニュースを観て聴いて・・・ [ただの私見]

 先月19日、ついに大槌町@岩手県の旧庁舎が解体された。
 東日本大震災(2011年3月11日)による津波で、当時の町長と職員の方々計28名の尊い生命が犠牲になった旧役場庁舎だ。

 “本体解体” は僅か5時間程で大方終わり、今月中に “がれき処理” を、来月中、即ち本年度中には “跡地整地” を済ませるスケジュールとの事だ。

 町民の方々は、
   “津波の記憶が蘇るので見たくない” 派
と、
  ”震災遺構として残すべき” 派

に別れていて一枚岩では無い。
 但し、庁舎で使用していた “掛け時計” 等については保存した上で活用法を今後検討するらしい。

 東日本大震災を被った地域では過去何回も大きな津波に襲われた事があったという。 が、その経験は必ずしも受け継がれてはいない地域が多かったとの報道を覚えている。

 自分は大槌町には何の縁も無いので軽々に言うのは気が引けるが、今後20年・30年先には “代替わり” もあろうから、時計程度では何時しか “震災の事は記憶の片隅” に追いやられ、やがては忘れ去られるのではなかろうか(そうでなくとも私たち日本人は世界に類を見ない程に特異的な “健忘症民族” だ。 ∵ “辛い事は忘れ去る事でこそ奮い立つ” ・・・ 悲しい事にこれも経験から得られている事実なのだが・・・)。

 遺構として未来への橋渡しにするには “建築物” との考えから、広島市には所謂 “原爆ドーム”(”広島平和記念碑”) が保存されているし、ベルリンには “鐘楼”@カイザー・ヴィルヘルム教会が被災ままの姿で保存されている。
 これ等の遺構は、見る度に ”戦争の悲惨さ”、次いで “人間の愚かさ” を想い起こさせるし、”二度と起こしてはならぬ” との決意を促す・・・何方もご経験されているのでは。

 津波を経験された方々には辛い記憶を呼び覚ます遺構なのでしょうが、子々孫々への “自然災害を忘れてはならぬ” との “警鐘” として残されなかった事が残念です。

 津波に襲われる懸念の無い横浜市北部丘陵地域に住んでいるからこその “勝手な言い草” だ・・・との “お叱り” が聞こえる想いではあります。
 大槌町の皆様、ホントに勝手な事、申し上げてしまいました。
 m(_ _)m


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20190203:米沢富美子先生(物理学者)逝く [故人を悼む]

 1月17日逝去(慶応義塾大学名誉教授)。 享年80歳。

 物理学を囓った方であれば何方もご存じの筈のお人だ。
 自分は既に退会しているが、日本物理学会の会長(就任:1996年)を務められている。

 非結晶性物質(;非晶性物質、アモルファス)について優れた業績を残されていて、何時だったか、学会の年会会場で遠くからご尊顔をお見かけした事があったが、圧倒的な存在感の持ち主でした。

 女性会長初代で、立派にお勤めになられた(持って生まれた才能は性別とは無関係な事を証明されたとも言えましょう・・・当時は物理学会程のところでも多少の “偏見” が残っていました)。

 直接のご指導を仰いだ事は無いが、その計算科学、更にはシミュレーション研究は企業の研究開発分野から観ても極めて興味深く、参考にさせて戴いたものでした。
 黙祷。

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20190202:タバコいろいろ(雑感) [自分の事]

 所謂 “愛煙家” ・・・ 国内喫煙者総数は減少傾向が続き、今や1880万人程で10年前に比べて30%程も減ったらしい。 喫煙率は18%とかで、つまりは大人10人集まって2人程が喫煙と言う事だ:
  日経紙:2018年1月19日朝刊第一面トップ記事
   ”健康経営 消えるたばこ

 今や企業では勤務時間内での “仕事の効率↑” とか、人手不足の中で “健康な人材を確保” する考え方が浸透し、”社内全面禁煙” が進んでいると言う。

 驚いた事に、”喫煙者は採用しない” 企業も増え始めているそうだ。
 今更ながら世の中変わった。
 愛煙家にとっては “大変な” 時代だ。 つまり、”存在自体が否定” されている様なもんだ。

 自分は多くの喫煙者の方々同様に学生時代にタバコを覚えた。
 が、30歳手前で止め、以後今に至る迄続いている(もう数年で半世紀になる訳だ・・・今更ながらの “驚き”)。
 止めたのは息子が怪我をした時、直ぐ治るようにと “タバコ断ち” した事がきっかけで、自らの健康とかを考えての事では無かった。
 誠に勝手なのだが、今では愛煙家の “吐く息” の臭い事と言ったら・・・堪らなく苦手。

ところで:
 BS放送等、昔のドラマ再放ではタバコ類が出て来る場面がやたら多い(⇔今ではやたらめったら主人公にケータイ/スマホがかかってくるのと同じ)。

 自分は今では一切観る事は無い(*1) が、あの “相棒” の “杉下右京警部” 殿も初期のシリーズでは愛煙家だった。
 視聴率至上主義の世界では、時代の流れがドラマ主人公の嗜好迄左右してしまう。

 “キセル” の扱いが上手な役者が演ずる時代劇ものは今やBS等の専門チャネルでしかなかなかお目にかからなくなったのも久しい。
 故・大川橋蔵さん演ずる銭形平次なんかで観られたんだが・・・

 そう言えば英国ミステリでは “パイプ” 扱いの見事な刑事さんがよく出て来る。
 刑事モース(原題:”エンデバー”)の上司サーズデイ警部がやっているのを観ていると格好良くて “ついつい誘われそうだ” ・・・ なんて(用心用心)。
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(*1):昔の投稿ブログです。お時間あれば・・・
    ”20170830:”相棒” 考

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20190201:”おでん” よもやま [食]

 冬は “おでんで熱燗” ・・・ “呑兵衛(のんべい)の冬の楽しみ” と頷いて戴ける方は大変多い・・・でしょう (^^;)
 例の吉田類さん’酒場放浪記(BSTBS系)でも “おでん屋さん” はお馴染みだ。

 つい先日、行きつけの居酒屋さんで、こいつをやってきた訳でして・・・
 自分は関東風に味付けした大根・はんぺん・がんも・ちくわが好みだが、今では殆どの方がご存じ無いであろうあの “チビ太” のおでん(@おそ松くん by 故・赤塚不二夫さん)は
   “三角形こんにゃく” + “がんも” + “ちくわ”(or ナルト)
を串で刺した奴でした。
 今は昔、串刺しおでんは子供のおやつでもあった事、想い出します(一本¥10-程だったかな?)。

 ちょっと前の昔、冬場にコンビニ店に入ると、おでんの煮過ぎた臭いが “きつ過ぎて” 辟易したものだが、今はさすがにそういうお店は無くなった。

 最近は、おでんの素と称した “出汁パック” とか、ちょっとした具一式が “汁付きトレイ詰め” で手に入るので超便利だ。
 これに自分の好みを加えれば豪華(!)に・・・お好きな方はでも夏場でも味わうようだ(だって夏にも置いてあるお店あります)。
 
 今は昔、一度だけだがJR東京駅八重洲口側にそれなりに有名な “おでん専門店” があって、仲間と連れだって伺った事があったが、噂通りに美味しかったなぁ・・・勿論高かったが満足でした。
 あれが本筋の “関東煮” って言うのかしらん。
 今となっては解らないが、味わい深かったです。

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