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20201212:ついに ”医療崩壊” か・・・?(コロナ禍) [雑感]

 感染拡大が急速に拡がった旭川市(北海道)や大阪府が自衛隊医療部隊の支援を要請し、その活動が始まっている。
 何とか持ち堪えて欲しい・・・遠いここ横浜の地からそう願っているのだが、政府もその分科会も "医療崩壊" とは言っておらず、"医療が逼迫している" としか言わない。

しかし・・・:
 よく考えて見よう。
 自衛隊の医療部隊は自衛官を主対象とした医療を旨とするものであって、民間医療を主目的とした組織では無い。
 ましてや自治体にとって使い回しの良い "便利屋" 組織である筈も無い。

 と言う事は、既に派遣要請をした自治体は民間医療分野では設備にしろ、人材にしろ、部材にしろ、最早や対処出来なくなった事を意味している訳で、これを "医療崩壊" と言わずに "医療逼迫" とするのは単なる "言い逃れ" で、政治屋がお得意とする責任逃れにしか見えない。
 どう見ても
  "その地域に於いては医療崩壊が始まっている"
としか理解のしようが無い。

 仮に医療部隊の多くが自治体の多くへ派遣される様になったところへ、近隣の強権国家から我が国が攻撃を受けたら自衛隊の専守防衛体制は正常に機能するだろうか。
 "ヒッパク" ・・・ なんて言ってたら、国民は "未だ大丈夫" ・・・ なんて想っちゃう。
 こんな国家危機/危険予知をせずに "医療逼迫" なんぞとの "誤魔化し" は止めて貰いたい・・・と老生は想う。


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