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20230511:昭和10年(1935)代後期生まれは・・・ [自分の事]

 今の後期高齢者(≧75歳)の多くが昭和10年代後期から20年代前期に生を受けている訳だが、年少時代を栄養不良で、虚弱体質持ちで送ったのではなかろうか。
 確かに自分がそうだったし、寝込んだ時に往診に来られた医師が
   この子は18歳迄もつかどうか・・・

って言った事があったらしい(おふくろ様から聴いた事があった)。

実は・・・:
 同様の "見立て" を受けた方がおられた様だ:
   池辺晋一郎:私の履歴書-第2回:病弱な幼少期
   (日経紙:2023年5月2日付け朝刊文化紙面)

 何事にも浅学な自分は知らなかったが、筆者は著名な作曲家との事で、1943(=昭和18)年9月15日生まれで、病弱な幼少期を過ごし、まさかの小学校入学が一年遅れだったそうだ。
 ある時、肋膜炎で寝込んでいた時の往診の医師から
   このお子さんは、二十歳までは無理ですな

と母親に言った事を横聴きしたそうだ。
 以後この宣告が忘れられずに高校生時代は
   あと数年か

との想いが頭から離れなかったとある。
 それが、世の中の医療環境とか衛生状況が格段と良くなったせいか、それともあの医師がヤブだったのか、今もお元気との事だ。

 この時期に生を受けた人の75歳以上生存率がどの程度なのか、知る由も無いが、同じ様な "宣告" を受けた人がいた事に驚いた次第です。
 それにしても今は "栄養過多" の時代ですかなぁ? 恰幅の良い方が多いと見受ける次第デス。

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